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「いくぞガブリアス! 逆鱗!」
ガブリアスは体から視覚化された真っ赤な熱気を放ちながら相手に突っ込む。
「ほぉ・・・なら此方は冷凍ビーム!」
「レイトウビームホウシャジュンビ」
バラバラになっていたポリゴンZの腕3つが胴の周りに集まりぐるぐる回る。
そして、暫くしてその胴に冷気が立ち込めてきた。
「氷タイプの技か・・・厄介だな。だが・・・!」
ガブリアスは暴走したような勢いでポリゴンZに襲い掛かった。
「ビームシュツリョク70...80...90...」
ポリゴンZは猛攻をかわしつつ冷凍ビームを発射しようとする。
しかし、その発射される直前のタイミングでガブリアスの攻撃が命中した。
巨大な足がポリゴンZの頭を吹き飛ばすと、胴の部分に溜まっていた冷気が徐々に消えていった。
どうやらこの一撃だけで力尽きたようだ。
「ほほぅ・・・一撃ですか。かなり厄介なものですね。戻りなさい、ポリゴンZ」
頭と胴の位置が離れてるポリゴンZは湯狩がモンスターボールを頭の方に向けると二つとも中に収納されていった。
「ホッホッホ・・・兄の仇は弟に討たせましょう。行きなさい、ポリゴン2」
「・・・・何故進化前のポリゴン2を? ・・・・なるほど、進化の輝石か」
「その通り。元々ポリゴンZより耐久のあるポリゴン2が更に耐久力を上げたらどうなるでしょうかねぇ・・・・ホホホ」
どちらにせよ、一度逆鱗を使ってしまった以上ガブリアスは止まらない。交代も出来ない。
俺は2匹のポケモンの結末を見守るしかなかった。
「では行きますよ。ポリゴン2、冷凍ビーム」
「ターゲットホソク。レイトウビームチャージカイシ」
ポリゴン2は嘴らしき部位の先に冷気を溜め始めた。
ポリゴンZの様に体がバラバラになることはないようだ。
ガブリアスはそれを阻止するべく再び一撃で倒そうと逆鱗をするが、ポリゴン2は吹っ飛ぶどころか微動だにしない。
むしろ弾かれてガブリアスの方がよろめいた。
「シュツリョク80・・・90・・・100・・・」
出力が100%に到達した途端、ポリゴン2の嘴から一直線に冷凍ビームが発射された。
当然ガブリアスは耐えられず、一撃で倒れる。
俺はフィールドのど真ん中で転倒しているガブリアスにモンスターボールを向けた。
「戻れ、ガブリアス」
最終更新:2014年02月27日 22:35