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セリ「……ところで、その子って♂? ♀?」
マキナ『あー、うん、♂っぽい』
セリ「……そう。ラルトスのときは大丈夫かもしんないけど……」
セリ「まあこれは追って説明するわ」
セリ「きちんと誠意を持って接してあげてね」
セリ「ラルトスは人の感情に敏感だから」
マキナ『あー、うん』
マキナ『……なんかね、私が怖いみたい』
セリ「そんな鬼みたいな面してたっけ、貴方」
マキナ『違うっての』
マキナ『なんていうか……うーん、ずっとテーブルの柱の陰に隠れてるのよねぇ』
セリ「……まさか?」
セリ(サナのときはそんな反応しなかった……サナが人懐っこいだけ?)
マキナ『まぁあたしも手持ちが手持ちだし』
セリ「……貴方の手持ちって何だっけ?」
マキナ『ピカチュウとデルビルだけど?』
セリ「エスパー涙目だな……」
マキナ『お風呂入れてあげるのも一苦労でさー』
セリ「なんで? ねんりきでも飛んできた?」
マキナ『なんとマジカルリーフ』
セリ「よく無事だったね」
セリ(おかしい。マジカルリーフは結構なレベルにならないと覚えない筈……)
マキナ『ピカチュウいなかったらやばかったわー』
セリ「ピカチュウ盾にしたんか」
マキナ『うん、まあね』
セリ「哀れピカチュウ」
最終更新:2014年03月02日 14:46