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 その一言にコラッタの背筋は凍らされた。
 あの状況からコラッタの一撃を回避するのはほぼ不可能だったはずだ。
 しかしアチャモは回避し、それどころかコラッタの背後に回り込んでいる。

ゴロウ「避けられてしまいました」

ユウキ「まだ戦いは始まったばかりです」

 すぐさま振り向き、背後のアチャモへと噛み付こうとする。
 だが、もう既にそこにアチャモの姿はなかった。

「上だ」

 頭上からの言葉にコラッタは顔を向ける。
 そこには摂氏1000度の炎と共にこちらへ落下するアチャモの姿があった。

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最終更新:2014年03月11日 23:38