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この戦い、神裂にとってかなり分が悪い。
なにせ相手は超電磁砲をもっているのだ。普通に考えて原子崩しで勝つのは難しい。
せめて刀があればかなり優勢になるはずだが、そんなものは手に入れていない。
どうにかこの能力だけで勝つしかないのだ。
お互いもう一度攻撃を打ち合おうとしたところへ。
「必然。参加者は我が皆殺しにする!」
第三者が入り込む。アウレオルス=イザード、『未元物質』の使い手だった。
奇しくもここに学園都市第4位から1位までの能力が集結したのだ。
尤も、『一方通行』の使い手は既に死んでしまっているが。
その三人の戦いを一方通行は近くに隠れながら眺めていた。
一方通行、といっても能力の方ではない。
元々『一方通行』の能力を使っていた本人だ。
学園都市第1位だった彼も能力無しでは勝ち抜くことは難しい。
だからこうして身を潜め、自分の能力を再び手に入れる機会を待っていたのだ。
彼は早い段階でキョンが『一方通行』を所持していることに気付き、後をつけていたのだ。
「今がチャンスだ」
ここぞとばかりに一方通行は走り出す。キョンの亡骸へと!
だが彼は焦りすぎた。
まさか他にも身を潜めていた参加者がいるとは夢にも思っていなかった。
一方通行(武器:ひのきのぼう)死亡 残り14名
長門は『身体強化』によって刃物並の鋭さを増した腕を一方通行から引き抜く。
そして『一方通行』のディスクへ触れ、
その瞬間そこへ未元物質による殺人光線が降り注いだ。
長門有希(武器:身体強化レベル4)死亡 残り13名
最終更新:2014年03月12日 19:41