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 マリオが炎を出すのと一方通行が加速を始めたのはほとんど同時だった。
 炎がこちらへと向かう中、一方通行は回避行動を一切取らず一直線にマリオへと向かうがダメージを受けることはない。
 反射という絶対的能力を持つ彼には、攻撃から身を守る、回避するといった概念がまず浮かび上がらない。
 反射された炎をも抜く速度でマリオへと近づき、そして腕を突き出す。

「死ねッ! ヒャハハハハァ!」

 相手が如何なる能力を持っていたとしても、死んでしまえばそれは意味を為さなくなる。
 マリオの不可解な身体能力も、炎も、マントも。
 一方通行がマリオに触れさえすれば全て無に帰す。

 だが、マリオはそれを許さなかった。
 突然の風圧に一方通行は怯む。――風圧?

 彼の反射は風すらをも受け付けない。
 なら、自分がたった今感じているこの感覚は一体なんなのだろうか。

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最終更新:2014年03月13日 10:38