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風は一方通行へ吸い寄せられるように吹き、そして彼の頭上に集まっていく。
それは思いつきの技であったが、彼の能力を以ってすればマリオ達どころか地球そのものすら破壊してしまえるかのようなものだった。
ベクトル操作により集められた風が一箇所に集められて、大量の空気が圧縮されていく。
その結果作り上げられるのは摂氏一万℃を超える高電離気体、プラズマ。
それはみるみる内に大きくなっていき、遂には十数人を軽く飲み込んでしまえるほどになった。
それが落とされれば、どうなるかは見当すらつかない。
「マリオォゥ~…………」
ルイージが不安げにマリオを見る。その足は震えていた。
マリオは黙ってプラズマの塊を見つめていたが、やがてルイージへと顔を向け、
そして微笑んだ。
「レッツゴーゥ!!」
「……オーキドーキ!!」
最終更新:2014年03月13日 10:42