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「私達はこの殺し合いから抜け出す方法を探してるの、貴方にも協力して貰おうと思って近付いた」
りりあがそう言うと、水素は鼻で笑った。
「脱出か、馬鹿馬鹿しい。なら諦めろ。ここは無人島で、船もない。脱出は不可能だ。それと、俺はお前達を完全に信じる事も不可能だ」
水素はそう言うと構えてた刀を降ろした。
「そう…でもきっとなんとかなる。貴方、腕を負傷してるわね」
りりあが水素の左腕を見て言う。
「それがどうした」
水素はきつく睨み付ける。

「その腕、ちょっと貸して」
りりあはそう言って水素の左手を握った。
「何をする気だ、変な事をするようならこの場で叩き切る」
水素は右手の刀を振り上げる。
「違うわ、治療するの」
そう言ってりりあは何やら詠唱を始めた。
「完全に壊死してるわね…でも、大丈夫」
りりあの詠唱が終わった時、水素の左腕は完全に復活していた。

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最終更新:2014年03月13日 16:49