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???「まだ三十分も経ってない間に三人も死んでしまったか。人って本当、死ぬのあっけねぇよな~管理人」

管理人「まぁな。人間は弱いからな・・・何もかもが。」

???「ポケガイ民は糞ばっかだから、ここで皆死んで貰うわ。特にちょくえはな。」


直江「いやあ、まさかここで隠密さんに会えるとは思っていなかったですね。」

隠密「俺もだ・・・まさか、直江さんに・・・。」

二人は偶然にも、林を歩いていると偶然にも遭遇してしまい、それからは一緒に行動している。

二人は周りに木が多い場所を黙々と歩いていた。歩いている途中、カサカサと物音がしたので、二人は音がする方を向くと、一人の女が二人の前に居た。

あありん「あー、二次元党のちょくえさんだー!あありん、こわーい!」

直江「三次元の女か・・・俺がここで捻り潰す!」

直江は、特殊能力で鎌を表す。まるで透明人間が姿を表すように・・・

あありん「なおえさん、そう怒らないでよ~」

???「あありん、ここは僕に任せてよ。」

あありんから、もう一人のあありん?が直江達の前に姿を現す。

直江「三次元女?が二人も出たか・・・奴は分身する能力を持っているのか?」

???「僕はあありんじゃない、零音さ。あありんのもう一人さ。あありんと僕は二人でひとつなんだ。
だけど、あありんの特殊能力によって、あありんの中で篭っていた僕もようやく外に出る事ができたようだね。まぁ、分身っつーのもあながち間違ってはいないね・・・。」

隠密「なるほどな。この女、元は二重人格者だったが、今回のこのゲームに与えられた特殊能力で分裂するようになったって訳か・・・。」

直江「せっかく、三次元の女をひねり潰せると思ったが、結構厄介な事になりそうだな・・・糞っ。」

零音「説明は終わりだよ!この僕を倒してみろ!ポケガイの代表さん!」

そう言うと、零音は炎をまとった剣を特殊能力で現し、そのまま直江を縦に切りつけてくる。

直江(やられるかよ、折角の舞台というのに!)

直江は縦に切りつけてくる剣を自分の持っている鎌を両手に持ち、抑える。

零音「ふんっ、やっぱちょくえさんはそう簡単に殺せはしないかっw」

隠密(直江が、零音を相手している間は俺はあありんをやっちまうかな。)

隠密は特殊能力で自分の姿を消し、あありんの背後に回る。その時、あありんは何もしておらず、ただ零音を見つめながら突っ立っているだけだった。

隠密(貰った・・・あありんには悪いがここで死なせて貰う!)

隠密は、ポケットにしまっていたナイフを取り出し、あありんを背後から刺そうとした時だった。

あありんの前にバリアが現れ、ナイフを弾いたのだ。

隠密(何!?・・・こいつ、まだ特殊能力が秘められているのか!?)

あありん「あありん、零音と分離する以外にも回復させる能力、バリアを張る能力も持っているんだよ。」

隠密「ちっ、マジかよ・・・!」

隠密は、姿を消す。

直江「糞、離れろ!」

剣を鎌で抑えながら、右足で零音を蹴る。零音は素早く後ろに避け、炎を纏った剣を横に振り回す。

振り回した剣から炎の刃が直江を襲いかかるが、直江は鎌を振り回し、炎の刃を弾き返す。弾き返した炎の刃は零音に向けて襲い掛かる。

零音は素早く避ける。零音は直江の姿が無い事に異変を感じる。

零音(あれ、あいつは何処へ消えたんだ・・・?)

零音はあたりを見回しても直江の姿を見かけない・・・その時だった。直江は、零音の後ろから姿を現す。

直江「残念だったな。俺は死神だからな・・・姿も消せるんだぜ?まぁ、ここでさよならだ!」

直江は、鎌を横に振り回し、零音の中間部を斬り付けた。零音は真っ二つに切られそのまま倒れる。

あありん「零音!・・・元気になーれっ!」

あありんは、手の平から謎のオーラらしきものを真っ二つに割れている零音にかける。

最終更新:2014年01月06日 14:32