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「あありんさん、此方がそのバンドの方々です」
あありんのマネージャーが紹介したのは、いかにも!な感じのヴィジュアル系な人たちだった。
派手髪派手メイクに派手衣装、この人たちと一緒にライブをするのかと思うと、あありんは少し不安になった。
その時、メンバーの一人が何か言いたげだったのをあありんは見落とさなかった。

「あの・・・」
ベース担当の『KuLe(クーレ)』に声をかけられる。
たった一言だが、見た目とは裏腹に誠実そうなその声にあありんは何か強い思いを感じた。
「えっと、何かなーっ?」
あありんはKuLeに返事をする。
「個人的に話がしたいです、連絡先を交換しませんか?」
KuLeの目は真剣だった。
「おいおいナンパするなよw」という周りの声をKuLeは全く気にしなかった。
「いいよーっ」
そしてあありんはKuLeとメールアドレスを交換した。

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最終更新:2014年03月13日 17:04