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フクナガ(このクロスボーンガンダムがこんなあっけなく負けてたまるかよ!うおおおおおおおっ!)
フクナガは力ずくでマガノイクタチから離れる。そして、アストレイゴールドフレーム天に向けてザンバスターを何発も撃つ。
すぱーく「何!?自力でこのマガノイクタチから脱出したというのか?糞っ!」
すぱーくは何発も撃ってくるザンバスターを全て避けると、トリケロス改と呼ばれるシールドに装備されているランサーダート3発をクロスボーンガンダムに目掛けて撃つ。
だが、フクナガはビームシールドでランサーダートを防ぐ。このガンダムの操作に大分慣れてきているフクナガ。
フクナガ「あんたが始めてだぜ・・・俺にクロスボーンのシールドを使わせたのは!」
フクナガはそう言うと、ザンバスターをまたもや連射する。
すぱーく「あのパイロット、ガンダムの操作に慣れてきたのか?・・・糞、こうなればっ!」
ミラージュコロイドで一瞬にして姿を消すと、一瞬にしてフクナガの前へと姿を現し、刃状となっているシールドを縦に切りつけようとする。
だが、フクナガはビームシールドでトリケロス改を防ぐと、右足の裏からナイフをあらわにし、そのまますぱーくを蹴りつける。
すぱーく「くっ・・・、接近戦はこちらが若干不利か?」
フクナガ(クロスボーンガンダムX1改は接近戦ようにチューニングされている。接近戦はこちらの方が有利だ!)
フクナガはビームザンバーを取り出し、そのまますぱーくに襲い掛かる。
すぱーく「己ぇ・・・!この俺が負けられるかああああああ!」
すぱーくもそのままフクナガに襲い掛かってくる。
フクナガ「うぉおおおおおおおお!」
供に襲い掛かる二人は、間近になるとお互い剣を振るいあった。そして・・・
すぱーく「俺が負けた?・・・俺が・・・」
アストレイゴールドフレーム天の左腕はクロスボーンガンダムのビームザンバーによって切断されていた。だが、クロスボーンガンダムには傷ひとつもなかった。
すぱーく「ありえない!最後に勝つのは俺だぁああああああああああ!」
奇跡的にも残っていた右腕に装備されているトリケロス改からビームライフルを放つ。
クロスボーンガンダムに直撃はするも、ABCマントを装備していたがために、ビームははじかれる。
フクナガ「この、この、バカヤロォオオオオオオオオオオオオオオ!」
フクナガはすぱーくに急接近し、ビームザンバーを乱暴に振るう。
すぱーく「はははははっ、こいつは傑作だぁw」
フクナガは乱暴にビームザンバーを振るい、アストレイゴールドフレーム天を切り刻む。そして、最終的にはアストレイゴールドフレーム天のコックピットまでも切り刻んだ。
切り刻まれたアストレイゴールドフレーム天はそのまま爆発し、スパークもその爆発に巻き込まれて死んだ。
フクナガ「俺は人殺しをしてしまったのか・・・誰かを、ポケガイ民の誰かを。」
フクナガはアストレイゴールドフレーム天の姿しか見えていなかった。コックピットに誰が乗っているのかわからず・・・ただ、自分に襲ってきたので戦っただけで。
元から人なんて殺す気は無かったフクナガ・・・心の中でアストレイゴールドフレーム天に乗っている人にごめんと言うしか無かったのだった。
殺し合いというゲームは残酷で儚いものだ・・・。
最終更新:2014年01月06日 14:42