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全員が目を丸くした。
誰も知らない、まさに根暗な人間がいきなり「予言者だろ」と言われたせいだ。
「なぁ、そうだろ?君なんだろ?もう分かっているよ。IPを解析した結果、君に繋がった。
もう一度言う。君が予言者だね?」
男性が薄ら笑いを浮かべながら答えると、ステハンああは、
「はい・・・・・」と静かに答えた。
辺りも静かになった。
さっきまで殴りたいだとか思ってた水素もそんな感情を捨て去り、今は興味だけが湧いていた。
湧いていたのは水素だけでない。此処にいるすべての人間だろう。
「どうして君が、あんな事を言えたのかい?」
男性は薄ら笑いをやめ、静かに言う。
「それを言わなきゃいけない事ですか?あなたのような見ず知らずの、どんな人間なのか分からないあなたに。」とやや反抗的にステハンああは答える。
こう見えて、彼は内心ビクビクしているのだ。
男性はふっと笑うと
「いやぁ、これは失礼した。いきなりですまなかったね。それじゃ私がどんな人間なのか皆にお教えしよう。」
ステハンああから離れ、みんなの机から少し離れたところにビジョンがある。
彼はビジョンの前に立つ。
「私は、人類存続機関の議長だ。」
最終更新:2014年03月13日 18:19