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Kato kaj drako@6


このタイトルは何語なのか未だに他の皆様は知らないと思われ。英語じゃありませんよ。念のため。



「お、なんか落ちてんな」

ベースキャンプのある”のうむのもり”入り口。アミルが赤い何かを拾った。

「あったけーな、これ。カイロ代わりに持っとくか」
「え、勝手に持ってっていいのぉ゛っ!?」
「俺は何も聞いてはいない」

ぐえ……ダンジョンに入る前から、(精神的な意味で)死にそう……
近頃、アミルがひどく強くなってるような……

 **

「そして色々ありながらも無事にのうむのもりを抜けましたとさ、ってかァ? いいご身分だなァ」
「ケケケ、だがこの先のお宝の手柄は俺らのモンだ」
「親分は圧倒的に強いんだぜィ。ちーとおねんねしといてくれよォ」

のうぬのもりをやっとこ抜けた僕たちの目の前に立ちはだかるのは、やっぱりドクローズだ。もう何というか、見事なまでに悪役を演じてらっしゃる。
ズバットとドガースだけならなんとか僕だけでも倒せる自信はあるけれど、実力が未知数のスカタンクは危険だ。

「チッ……面倒臭えな」

アミルが舌打ちをして、一触即発の空気になる。
と、そこへ。

「奇遇ではないか、何をしておる我が盟友らよ」
「お、親方!?」

プクリン親方、登場。

「ふむふむ……、この石像がカギみたいだな」
「じゃ、じゃあ、その石像の謎を解けば、宝が手に入るのかァ?」

おもむろに近くにあった石像を調べ、あっと言う間に結論を出す親方と、それを聞いて張り切るスカタンク。

「胸部の穴からして、何かをはめる必要があるようだな」
「うォい、野郎共、さっさと探しに行くぜィ!」
「「おォーーッ!」」

一致団結、ドクローズ。

「アミル、早く僕たちも探しに行かないと!」
「慌てんな、まずはコレを試す」

そう言ってアミルが取り出したのは、のうむのもり突入時に拾った赤い何か。
そして、穴にはめる。意外なことに大きさがピッタリだ。

「さっきから暑くてな。もうカイロいらねーや」

カチリ。そういう音がして、穴が埋まる。
刹那、霧が晴れて、上に台地が見えた。

「ほう、お手柄だなジェノサイズ。先に進んでおくがよい。ギルドに招集をかけてくる」

そう言って立ち去っていくプクリン親方。一瞬目が輝いていたというのに、やっぱり親方って凄いな。

 **

「グオオォォォォォ!」

”グラードン”、とか言ったかな。伝説のポケモンの一種だそうだ。
そんなグラードンがですね、意外や意外、僕たちの目の前に雄叫びをあげながら立ちふさがっているワケで。

「伝説か、相手にとって不足ねぇっ!」
「ちょっ、まだ心の準備がぁ!」

正直言って、油断してた。
さっきの石像の先にある”ねっすいのどうくつ”のポケモン達はどうも戦いの経験が薄いらしく、僕のみてくれとアミルの覇気で完全にビビってしまって戦いにならなかった。
今考えれば当然なんだ。だってグラードンが守っているんだから。

「食らえぇぇぇ! コンビ技”ロックマシンガン”!」

打ち上げたストーンエッジをアミルが尻尾で叩きつけていく。
いくつかの岩は弾かれたけれども、残りはしっかりとグラードンに命中していた。

「グガアァァァァァァ!」

決まった、そう思ったのは油断の所為かグラードンの演技か。
声を上げた直後に放たれた、グラードンの反撃に反応できなかった。

「やべっ!」

地面が揺れて、天井の岩盤の脆い部分が崩れてきた。
”じしん”から”いわなだれ”のコンボだと思った時には、地面に倒れてた。

「ぐぅっ……!」

体が岩盤の瓦礫に埋まって動かない。アミルも同じみたいだ。
ここで負けるのかな……と思ってたら、

「よォ、何岩風呂楽しんでんだァ?」

to be next。





最終更新:2007年12月11日 00:50