晩飯…モモジリは見た
29 :。:2006/11/19(日) 20:29:20 ID:???
モモジリX『(私の名はモモジリX…いや、名前について野暮なツッコミは無しだ。
私はマスターゲンに育てられ、今はスモモの秘蔵っ子だ)』
モモジリX『(私の兄弟達も、私と同様に自殺ものの名前をつけられ、全国各地へと散って行った…)』
モモジリX『(いや、マスターゲンを恨む気持ちなど皆無だ。そして今、私に無償の愛を
注いでくれるスモモに、私は命をも捧げる覚悟がある)』
モモジリX『(スモモと共に暮らし、私は今とても満ち足りている……
ただ一点の不満を除けば…)』
コウキ「こんちはー。スモモさんいますかー?」
モモジリX「(チッ…スモモなら今出掛けていますが…)」
コウキ「ブフーッ!!」
モモジリX「(!?)」
コウキ「よ、よう…モ、モモ、モモジ…ギャハハハハハハハ!言えねって!
恥ずかし過ぎて名前呼べねって!ヒャハハハハハハハハ!!」
モモジリX「(貴様…!)」
コウキ「いや~ん、怒らないでモモジリちゃ~ん♪フヒヒャハハハハハハハ!
お、俺だったら名付け親殺すっつーの!ヒー!ヒー!(過呼吸)」ビクンビクン…
モモジリX『(私の当面の目標は、速やかにこの超怒級に無礼な小僧を殺す事だ…
例え魂魄百万回生まれ変わろうとも、必ず恨み晴らしてやる!!)』
スモモ「ただいまー…て、コウキさん来てたんですか?」
コウキ「ヒ、ヒー…あ、スモモ…遊びに…来たぜ…」
スモモ「…またモモを笑ってたんですね?ダメだって言ってたじゃないですか!」
コウキ「あ…あー…」
スモモ「モモが許しても、私は許さないですよ!今度笑ったらもう絶交ですからね!?」
モモジリX「(ス、スモモ…まぁ私も許すつもりはないが…そんなに私の事を…)」
コウキ「そんなに怒んなよ…謝るから…」
スモモ「私にじゃなくて、モモに謝ってください!」
コウキ「解ってるよ……モモジリXさん!笑ってしまってゴメンナサイ!ユルシテクダサイ!」ペコペコ
モモジリX『(…全然反省してねぇ…肩も小刻みに震えている…謝りながら笑っているな貴様!)』
スモモ「…解れば良いんです。次から気をつけてくださいね?」
モモジリX『え!?』
しかし、この後…スモモとコウキの仲を引き裂くアクシデントが!?
後半へ続く。
31 :。:2006/11/19(日) 21:47:08 ID:???
◎トバリシティに夜が訪れる…
コウキ「こんばんみー。スモモ、まだ晩飯食べてないよな?
テイクアウトでフカマル丼買って来たぞ。親父さんとモモジの分も…」
スモモ「……」
コウキ「スモモ…?何でそんな隅っこで正座してんだ?」
スモモ「…コウキさん…最低です!」
コウキ「え?な、何が?」
スモモ「私…信じて…信じてたのにぃ~!うぇっ…ひっく…」
コウキ「ちょ、何で泣いてんだよ!?」
モモジリX「(スモモに近付くな下衆めが!)」
コウキ「モ、モモジ!?」
モモジリX「(私は見たぞ…今日の正午、公園で貴様とキッサキのジムリーダーが
親密に密談していたのを!)」
コウキ「な…何を馬鹿な事言ってやがんだテメェ!?」
モモジリX「(ちゃんと携帯のムービーで録画してあるわ!どうした?ん?正に予想外デスか?クックック…)」
コウキ「テ、テメェ…!余計な事を…」
モモジリX「(私の読唇術によると、貴様は『スモモには内緒だぞ』と言い、女は
『解ってるって。バレたら私もイヤだもん』と言っておる)」
コウキ「ぐ…畜生…!」
モモジリX「(さて少年、これは一体どういう事なのか…kwsk説明してくれないかね?ん?)」
コウキ「……」
スモモ「私…信じてました…これからも…コウキさんが…
ずっと一緒に…いてくれるって…ぇぅう…ぅあぁーんっ!!」
コウキ「いや、あの…スモモ…」
スモモ「ぐすっ…もう良いんです…そうですよね…だってスズナさんの方が可愛いし…
胸も大きいし…貧乏じゃないし…私なんか…ひぐぅ…」
コウキ「だから違うって!そんなんじゃねぇっての!」
モモジリX「(そんなんじゃなかったらどんなんなのかね?
適当な事をほざいたらその場ではっけいだよ?ん?)」
コウキ「……言えねぇ」
モモジリX「(ホワーイ?潔白を証明せずに、ただただ俺を信じろと?
それはちと女とポケモンを馬鹿にし過ぎではないのかね坊や?)」
コウキ「何と言われても、説明は出来ねぇ!」
スモモ「…もう良いです…帰ってください!もう2度とこの家には来ないでください!!ぅあぁ~んっ!!」
コウキ「スモモ…」
モモジリX『(我が謀、成れり!これでスモモはこの悪魔と縁を切る…
あとはこの小僧を煮るなり焼くなり私の自由…カカーカカカカカカカ!!)』
しまった、こりゃ中編だ…後半へ続く!
34 :。:2006/11/19(日) 22:17:02 ID:???
スズナ「あの~…お邪魔します…」
スモモ「ふぇ…?」
コウキ「げっ!?な、何で来てんだよ馬鹿野郎!」
スズナ「いや、ちょっと外で立ち聞きしてたんだけど…
さすがにこのままじゃマズいかな~って」
モモジリX『(む…何だこの展開は?)』
スズナ「スモモちゃん、落ち着いて聞いてね?コウキ君は浮気なんか絶対にしてないわよ?」
スモモ「え…?」
コウキ「チッ…」
スモモ「ほら、これ見て。今女の子の間ですごく人気のある
ポケモンボール型のシルバーネックレス。結構高いんだよ?」
スモモ「はい…?」
スズナ「はい、これはコウキ君からのクリスマスプレゼントだよ。
まだ1ヶ月以上早いけど…良いよね?」ジャラッ…
コウキ「…仕方無ぇだろ」
スモモ「え?え?ええ?」
スズナ「コウキ君に頼まれたんだよ。金に糸目はつけないから、
女の子が喜びそうなプレゼントを探してくれって…当然スモモちゃんには内緒でね」
スモモ「そ、そうだったんですか!?わ、私…てっきりスズナさんとコウキ君が…その…」
スズナ「やめてよぅ。私はもっと男らしい人が好きなんだからw
それに、コウキ君も私なんか相手にしないわよ」
コウキ「……」
スモモ「コウキ君…私…」
コウキ「…っつーか、そのプレゼント大事にしろよ?
こちとら一生お前を手離すつもりは無ぇんだからな!覚悟しとけよ!?」
スモモ「…ぅぁ…ふぅぅ…ぅあぁぁーん!!コウキく~ん!!あーんあーん!!」
コウキ「ったく…泣くんじゃねぇよ馬鹿」ナデナデ
スモモ「ひん…ひぐぅ…コウキ君…大好きですぅ…!」
コウキ「あぁ…知ってるよ…」ナデナデ
スズナ「うんうん。愛って素晴らしいわねぇ…君もそう思うでしょ?」
モモジリX「(゜◇゜)…………
( ゚д゚ ) 」
スズナ「こっち見んなwwwwww」
最終更新:2007年01月04日 22:39