チャットから……【実話】続き7

139: 名前:まりあ☆2011/06/03(金) 17:19:45 
時間はあと少し。気づけば約束の時間まで後10分。
短いって思うけど1ッぷん1っぷん待ってたら結構長いもの。

私はすっかりと準備をし、神埼桃子が来るのを待った。
「ピンポーン」

キチガイで寂しい電子音がなる。
「あのぉ…先生?神埼です。」

「はいはいはーい イラッシャイ!」
私が笑顔で答え。
「ちょ…ちょっとなんであんたがここにいるの?」
「なに……って?フフ…あんたを殺すためよ」
「なっ…そんな馬鹿げた…こ…と…」

私はフッとハンカチについた薬品をしみこませ神埼桃子に近づけた。

あーあ…10秒で意識なくなっちゃうとは。

私は台所まで神埼桃子をひぱって行った。

30分後あいつはうなり声を上げながら目を覚ました。
「う…ここ…? せん…せ…い?」
「やぁやぁ。桃子ちゃん。今から勉強しましょうね~」
「なっ…ふざけないで!私はあんたみたいな低脳は違うんだからさっさと家に帰してよ!
あんた…頭狂ってるわ。死んじゃえばいいのに」

私は一瞬頭が真っ白になった。
そして、制御が利かなくなる・

「はぁ?私のいうこと聞かないわけ?
 ぶっ殺すわよ」
「じゃあ殺してみなさい?」

私はナイフを神崎桃子のクビ元に近づけて軽く切った

「っ…痛…本気でする馬鹿が…「まだヤッテ欲しい?」

「いーえ…けっこう…で…す」

「そうよね。じゃあ勉強しようか?」

「何の勉強?」

「理科と家庭科の勉強だよ」

「フフン。私の得意科目だわ」

そう…じゃあ…この勉強は解けるのかな?

じゃあ…はじめよう。

リタイアは……



      禁止だよ。
最後までやり遂げてね。

141: 名前:まりあ☆2011/06/03(金) 22:55:10 
「で?なにすんの?テスト?過去問?」
フフ…そんなわけないじゃない。

「うーんと…しいて言うなら実技、かな?」
「実技は私、得意中の得意よ!」
「そう。ならまず理科…しようか。
 範囲は…生物の体の仕組み、について」

「うっ…まぁぁいいわ!かかってらっしゃい」

言ったよね? リタイアは…できないよって。

私はカエルの死体を取り出して見せ付けた。
「じゃあ、ココはどこでしょう?」
私は腐って黒くなったカエルの腹部分を突き刺していった。

「気持ち悪い…ごめ…ちょっと…トイレ」

だめだよ。何回言わせるの?リタイアはだめなんだって。

「だめ…殺しちゃうよ?いいの…?」
「ひっ…すいません、すいません」

「わかったらいいの。ココはどこ?」
「し…しんぞうで…す」
「あっ!正解!すごいねェ」

「まっこんなもんよ」
フフンと鼻息を鳴らしているものの体は震えている。

「じゃあ、食べてくれる?」

「えっ?」
桃子の顔が一気に曇った。
「私がこの心臓をおいしく料理するから、さ」

「えっ…ちょっと…こんなのもう死んでるし…食べれっこないよ…」

「殺されたい?」

「いえ…めっそうもっ…」

「じゃぁ、今からは私の特別授業の…



  家庭科   だよ。

家庭科はちょっとしたことでも命にかかわることが多いから
気をつけてね。

せいぜい…





     死なないようにね

143: 名前:まりあ☆2011/06/04(土) 12:10:32 
「あの…さ、私、帰っていい?」

たぶん今から本当の家庭科をするとは思っていないだろう。

私のキチガイがおかしいと思ったんだろう。

「だめ…。大丈夫。あと1時間ぐらいで…終わるから、ね」

   終わるよ? あなたの命が、ね

「だっ…だったらはや…くっ…してよぉ…」
「じゃあ今から料理するからちょっと待っててね

 逃げたら…許さないよ」

「は…はい。待っときます」

私はカエルの心臓と腐った肉をゴム手袋でつかんでボウルへ入れた。
そして、賞味期限が2ヶ月も切れている牛乳と絵里を殺したときのまだ生き残っていたネズミを殺したのを混ぜ
ミキサーにかけた。

   ギュウゥゥゥゥゥゥン
   ギュウゥゥゥゥゥゥゥン

出来上がったのは灰みたいな色をしたドリンク。
はっきり言ってまずそう。

「さ、できたよ。飲んでよ。特製ドリンクよ?」
「な…何がはいっているの?」
露骨に嫌な顔をしている桃子ちゃん

「カエルと牛乳と…チョコだよ」
さすがにネズミというと気絶しそうな感じだったのでそれはいわなかった。

「飲んでね?」

ズズズズズズズッ

早く飲みたかったのだろう。
一気に飲んでいる。

でも

「うぉええェェェェ……ゴホッ…うっ」
あーあ…吐いちゃった。汚いなぁ。

「吐いた分もきちんと…飲みなさいね」

「あんたっ…ゴホッ…本当に…何いれたっの?」

「秘密

  あはハハハハハハハハハ」
笑が止まらないよー。
だって、あんなツンツンしているクラスメイトが恐怖におびえしかもゲロってんだよ?

「あはハハハハハハハ……


「あんたなんか死んじゃえばいいのに」


思いがけない言葉に私は…

145: 名前:まりあ☆2011/06/06(月) 15:15:38 

なんで?なんで?何で…?

あんたは殺されるかもしれない恐怖におびえているはず…

なのにこんな状況で…何言ってんのぉぉぉぉぉ?

「何で…そんなこと言うの?あんたは殺されてもおかしくない状況なんだよ?」

すると桃子は笑ってこういった。


「だってさ、どっちみち殺されるんだよ?
 だったらあんたにいいたいこというほうがマシじゃん


  あんたなんて消えろ。」

「やめて…」
「お前は人間のクズ」
「やめろ…」
「お前は人間のクズより…ゴキブリ以下だな」
甲高く笑い私を見下した目でみる…桃子


「うるせェ! 黙れよ!」
「うるせェ! 黙れよ!……だってー思えのほうがうるさいし」

クソ…揚げ足とってんじゃねーよー。

もう許さない。 絶対殺してやる!

「あんたなんか…「だからなぁに?」
私はもう、反抗するのはやめて平常心でいようと思った。

喧嘩したときに一番相手が嫌がるのは平常心なんだって。

どこかの本で読んだ。

「お前はきえ…「あっそう」

すると

「何なのよ!!なんであんたもシカトするのよ!!」
       ・
ん……あんた…も?
まぁいい。  殺したらすべてが無になるのどから。

146: 名前:まりあ☆2011/06/06(月) 15:23:43 
私は市販のよりは少し大き目なミキサーを持ってきて
ハアハア言ってる桃子の下へと突き出した。

「…何すんのよ」
「ねェ?本当の血の色…ってどんなのか知ってる?」
「??赤でしょ」
「見たい?」
「見たくない」
「私は、見たいの」
「一人で見てたら?」

「ワカッタ。あなたの血の色を見るわ」
「え…ちょ…」
桃子が言っている間にミキサーの電源を入れた。

グウイイイイイイインン

耳障りな鉄の音がする。

クルクル回転している刃に桃子の手をかざした

ギュシュュュュュュュュ

鈍い音がしたのと同時にミキサーは少しだけ赤く…

桃子は目を見開いていた。

そうして沈黙の30秒後、桃子の悲痛な叫び声が台所に響いた。


「さぁ…次は足だよ?」

笑いながらこんなことを言っている私はくるっているのかもしれない。

149: 名前:まりあ☆2011/06/18(土) 10:36:45 
「っ…あ…え…」

もう声を出すのが限界なんだろう。

下手に体力消耗したら死もんね

「足は…ミキサーにかけないで…もっと違うことにしてあげる…」

私は腕がなくなった桃子を見ながら…笑っていた

だってさ、腕がサ剥けたトマトみたいなんだもん!

まあ…それはおいとくとして…

私には別面白方があるもんね。

私はふらふらになった桃子の腕を引っ張りながら
誰もいないバッティングセンターへ向った。

「あぁ…こんなことでお金が少なくなっちゃうなんて…」

「あ、あんたは球打たないよ。打たれるほうだから」

私は持ってきた縄とガムテープで玉があたりそうなところに桃子を縛りつけた。

もちろん、口にはガムテープ…


「時速は…一番早くていいよね

 んで、2時間コースでいいっか」

私はおかねを入れてスイッチを押した

153: 名前:まりあ (LDyAzSF1Ww)☆2011/07/05(火) 17:46:46 
ゥィィィィィィィン…

機械の音が次第に大きくなってゆく。
そして、一瞬止まったと思った瞬間に勢いよく茶色っぽいボールが目で追いかけていくのがやっとの速さで桃子にぶつかった。

バシィィィィィィィ…………ン

ポト……ン

落ちたボールは赤くこすれていて、桃子の腕は黄色くなったり赤くなったりしていた。

「っつ…う…ぁ…」
苦しみに耐えて泣き声をこらえている様子。
でも、コレはまだ序の口。

 まだまだ……続くよ・・・。

パシィィィィィィィィーーーーーーーーーン

スパぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーン

ボコッ…ボカンッ…

玉があたるたびに小さく喘ぐ。

切り落とされた腕は紅に近い色で、小バエが寄り添うくらい悪臭が漂っていた。

だんだん壊死していってる…。










でも、







私は悪くない。





悪いのは私じゃなくて






ミンナなんだから。





裏切り者には当然の報いでしょう?

155: 名前:まりあ☆2011/07/27(水) 23:30:21 
「ぐすっ……ひっく…おね、がい、謝るから、もーやめ…て」
「許すわけないでしょう?」
「お願いします…っ」

私は聞かなかった。

もうーいいかい?

やっっちゃっていいかーい?

私は桃子を引っ張りながら人目のつかないように貸し出しボックスへと連れて行った。

私はひょいと投げ入れてそこからの記憶はない。

あぁ、2週間ぐらい7放置したっけ?


学校はいま、しばらくの閉鎖中。
先生がね新しい子を連れてくるんだって。

ごめんね。先生。私が消しちゃったんだよね。

でも、私は悪くは悪くないんだよ。

私は「正義」なの。

悪い人を消す。

でね、その消すのが私の役目。

すばらしいと思わない?


あ、そういえば今日のお空、曇っているわ…

萌、元気にやっているかしら?

156: 名前:まりあ☆2011/07/27(水) 23:51:20
~萌目線~

あの後パパとママに会ってから私は寝ていた…んだよね?

でも、パパとママいないし…。

ここ、どこ?



一応ここは天国。
何か生前の行いがよかったらしくって天国なんだってーっ

すると天国の偉い人の声がした。

「峻(パパの名前)実夏(ママの名前)顔を上げなさい」

「……はい」

「二人は萌の償いをする気か?」

「……はい」

私の償い…?

あぁ私本当は天国から出ちゃだめなのに出たからかな?
罰金するの?

「萌 柊は
 1 天国から世間への無許可外出
 2 人の心を動かし行動させるとり憑き
 3 自分の都合の殺人


  罪は大きいぞ?」

「覚悟はしているおつもりですが」

「たいしたものじゃ」

「どのような刑罰で?」

「……………。」

「なぜいわないのです?」

「本当に覚悟はできているんじゃな?今ならやめておくことができる…「いえ、いいんです」

「そうか…終身刑じゃ」

「……も、「萌には会えないがな」



嘘…パパ、ママ…私のために…っ

「そこでこっそりいる萌、これが答えじゃ」

「パパ!ママ!やめて!」

「いいのよ。全部今まで私たちが悪かったんだから」

「でも、もうパパ ママに会えないのはーーーーーーーー」

「心はつながっているわ。」

そういい残すと消えていった。

何日も何日もずっとないていた。

ごめんなさい。

そんなこといっても何も起こらないけど1%でも期待している自分が愚か。

 そう思った

158: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 03:18:30 
優奈目線

萌…?
珍しいなぁ、私が友人の心配をするなんて。

ま、友達は萌しかいなかったんだけど。

「………来たわよ…」
「嫌ぁ~ね……」
「…あっちいってほしいわ……」

私を見ながらこそこそ陰口を言うおばさん。

あ、あれ薫の母親の友達ジャン。
変なの。昔クッキーご馳走してくれたから仲いいと思ったんだけど薫と喧嘩したら急に冷たい態度になって。


なんで?なんで?

私は「正義」なのよ!?

間違っていないのよ!?

--------------------------
優奈は気がついていなかった。

「正義」ではなくてただの殺人だということを。

そして信頼されているとは裏腹に

彼女の見方は誰一人いなかった

 ということを

---------------------------

「あ…そうだ久しぶりにあのチャット行こうかなー?」
私は小走りで家までかけて行った。

自分の部屋までハァハァいいながらも着きパソコンの電源を入れる。

起動する時間が待ちどうしい。

あー皆私のことなんていってくれるかなー?

楽しくお話したいなァ…。

お気に入りのリストからチャットのところをクリックする。

相変わらず背景は真っ黒で文字色は赤色だった。

この殺風景な感じが私は大好きだ。

入る前にどれくらいの人がいるのかチェックする

~○○チャット~

ロゼット:やっぱあいつむかつくんだよなー
甚平  :俺も!俺も!
ミゾレ :なんでなんで?詳しく教えて!
倉敷  :勉強めんど
モモチ ;乙。

はァァこんな感じが大好きなんだよねーーーー

私は入室ボタンをクリックした。

優奈 が入室したよ☆

さァ皆話しかけて!

モモチ :だよねーーーー
倉敷  :俺は理科が嫌い

………えっ?

無視??

159: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 03:29:54 
えっ?普通「こん」とか「やっほ」とかいうじゃない?

私から離しかけてみよう

優奈:こん☆
パイン: キモ
ロゼット:なんか変なやつきたんですけどーっ

は?なにこれ?

優奈 ;何いってるんですかァ?
ミゾレ:お前のことじゃね?うけるー
パイン:空気汚れるんで退室してくれません?

は?これ最近のチャットいじめ?ってやつ?

私はいったん退室して名前を変えて入室してみた。
「狐」という名前に

狐 が入室したよ☆

狐:こん
ミゾレ:プッ
倉敷:受けるんですけどー
狐:なにが?

ロゼット;狐 ホスト優奈ってやつと一緒ww
     自演自作乙。

ーーーーーー何これ?
私なにかした?

なんで?今すぐナイフを突き立てたいけど…
だってあれってチャットいじめをしている

  「悪」

じゃない?

あ、
テト が入室したよ☆

テトさんだ~♪

狐:テトさんおひさです!
  優奈です!あの時はお世話になりました!


 返ってきたのは信じられない言葉だった

テト:あァこの前の殺人女か。
   お前とはもうかかわりもちたくねェわww
ロゼット:狐!テト様に向かってなんて失礼な!
パイン:なれなれしいにもほどがあると思います。

倉敷:帰れ!殺人女!

なんで?なんで私が人を殺したって知っているの?

狐:>秘密メッセージ ミゾレ いったん出て255へきて

ミゾレからこんなメッセージが来た。

とにかくいったん出るしかない。

160: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 03:37:26 
255

ミゾレ:ロックをかけた。
優奈 :で、話って何?
ミゾレ:皆が言っているとうり、テト様は皆から慕われている。
優奈 ;だからってなんで私がヒトコロしたことしってんの?

ミゾレ:学習しないやつ。、もう世界的にしてわたっているよ。







      え?





ミゾレ;お前のホストナンバー 11・336485・06
   テト様はどんなやつでもハッキングできる。
優奈 ;そんなのパソコン変えたらいい話じゃん

ミゾレ:いや、世界の大手メーカはお前を重要視しておる。
    無駄なだけだ。
優奈 :ぞんな

ミゾレ:警察も動いている。お前はきっと死刑。

優奈 :そう。
ミゾレ:落ち着いているな。なぜだ?
優奈 ;テトって何者?

ミゾレ:






   綺羅関 小生 (きらぜき しょうせい)




え?綺羅関?


----------------芽衣の祖父?




161: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 03:44:52 
なんで?

警察が動いている?

私はいい人善人なのよ?

この世の悪党を始末しているだけよ!

落ち着いている?

馬鹿じゃないの?

落ち着いているわけないじゃない!
しかもテトの正体が芽衣の祖父だなんて!

目をパソコンへと向けた

ミゾレ:そうだ。芽衣の死後テト…いや小生様は悔やみに悔やんだよ。

大切な孫だからね。

それで小生様は根から調べ上げ優奈 お前という結論にたどり着いた。

優奈:警察が来るのはいつ?
ミゾレ:逃げても無駄だぞ。

私はパソコンを床に投げつけた                                                                     がしゃああああああああああああああああああァん

いろんな音がする。

あ、壊しちゃった。

でね私わかったんだ。

私って正義になっていないんだ-------------------------------------------------------------------

って言うこと。


あァァァァァァァァ

疲れた。

162: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 03:53:13 
思い出したらいろいろあったなァ

中学最初の入学式。

芽衣と絵里と楽しく遊んだな

チャットだけど。

いじめもあったけど全部絆だったんだよね。

萌とも誤解解けたし、遊べたし。


 お金持ちになってやりたいこといっぱいできたし。

私はヒーローになったんだ。


でも、それは悪ヒーローだったんだね。

私は中学生にして何十人もの人を殺した。

自分にとって都合が悪い感情はすべて捨てた。

それってさ いいことなんじゃないの?

だって 悪いことして つかまって何年かして刑務所から出ても悪いことする人っているじゃん?

悪禁になった人だって解除されたら荒らす人っていっぱいいるんじゃないの?

それとおんなじで一回悪いことしたんだったら殺したほうがいいじゃない?






私のこのすばらしい考えは皆認めてくれないんだ。

皆の脳みそのレベルが低いのね。

私は自分の考えを突っ走る。

でも、ここで警察が来て私死刑になってしんじゃうんだろうな













            どうしてだろ?


      本当に 変なの。
163: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 03:56:46 
あーあ

  あんなチャットさえしなければ私はいつもどうり楽しい学校生活を送っていたんだ。

私はそこにあった教科書を開く

 Xとかyとかうようよしている

きっと皆もうわかったんだろう

あはは


ぜんぜんわかんない。











   つらいよ。









どうせ死ぬんだ。












自分で死んだほうがいいよね







164: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 04:01:12 
私は台所で大きな包丁を取り出し

遺書を書いた。

自分の手を薄く切って指でこう書いた。

『皆 皆 わかってないね。私の考え方を。

 なんておろかな人間たち。

 悪い人が絶対に善人に成るわけないでしょう

 だから私は殺すの、この手で。

 すばらしいでしょう?

 私はね









            ヒーローなの』



書いた後あたしはしばらく笑い続けた

そして


心臓にめがけて














      突き刺した。

165: 名前:まりあ☆2011/07/28(木) 04:08:37 
翌朝

大きなお屋敷で見つかったのは笑いながら冷たく赤くなっていた少女だった。


世界にこのニュースは報道された。

でも、優奈のすべてを反対したわけじゃなかった。

だってそのとうりだから

再逮捕

悪い人がまた繰り返すからこんな名前がつくんでしょ?


悪いことしたら絶対に善人になる?


そこが問題なの。


だからそんなことがおきないように私がこの手で止める。


優奈 13歳。  ここに死す。




「あの子も所詮変わらない悪人じゃ」

小生は熱いアールグレイを一口飲んでいった。

「殺しでどうにかなる問題じゃないんじゃ


 悪いやつは自分でわかっているんじゃ

 自分の心にうそはつけないからのー

 なァミゾレ?」

「そうですね、小生様」

優奈の事件で犯罪はなくなったという。

でも、完全ではないが------------

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最終更新:2011年11月12日 13:03
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