無人機

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此処に来て、無人機の開発は大幅な進歩を遂げた。
それには当然理由がある。



先ず第一にマクロの開発の成功である。
マクロ、とは、予めプログラムして置いた行動をボタン一つ(比喩的表現である、念のため)で行う事であるのは周知の事実であるが、
今までとは比較にならない、正確さ、そして汎用性のあるマクロが完成したのである。
これにより、母艦からの命令により、攻撃フォーメーション、防御フォーメーション、攻撃指示、防御指示、様々な事が瞬時に行われる。
また、母艦だけでなく、命令を与える対象を編隊の隊長にしておく事により、現場レベルでの判断が可能となった。



次に、低コストでの生産だ。
従来の有人機は、生命維持装置、対G装備、緊急脱出装置、操縦スペース、操縦桿、レーダーパネル、コックピット等各種装備が必要不可欠である。
また、パイロット自身にもパラシュート、パイロットスーツ等各種装備が必須。
しかしながら無人機になればこう言った問題は全て解決する。
先ず、パイロットが乗るコックピット自体必要が無くなる。加えてパイロットの装備も必要無い。
この全てを排除する事で大幅なコストダウンを実現した。



もう一つは簡易AIの開発である。
簡易AIとは、名前こそ、AIとついているものの、自我等の類は持たず、あくまで演算処理をスマートに行うための所謂ブースト装置だ。
当然従来のAIである人工知能とは全く異なり、受け答え等は行わず、そのスペックを全て演算処理に回している。
これにより、膨大な処理を瞬時に行う。
これを無人機に搭載する事により、瞬時に無人機が状況を判断、その場で最適な行動を取る事が可能になった。
とはいえ、当然の事ながら母艦、隊長機からの命令は絶対であるため、独自の判断で勝手な行動を取る事は無い。
あくまで、最適解を提示、提案。命令が無い場合のみそれを実行する。
しかしそれこそが真骨頂とも言えた。
戦争は数である、と語った者が居る通り、戦争に置いて数は重要なファクターである。
それにより、アバウトな指示を出すだけで、後は自動で戦闘を行ってくれる存在が産まれた。
従来の常識を覆す発明である。



最後にネットワークの構築だった。
これは無人機同士でのネットワーク構築の事である。
これにより、無人機同士が互いの状況を把握し、最良の処置を取る事が可能となる。
具体的なメリットとして、本来人間が行うチームワーク的行動が行えるのである。
つまり、一機が囮になっている間に他の機体が攻撃、等の行動を行う事が可能なのだ。
これにより、無人機の戦闘能力は跳ね上がった。
お互いがお互いを補い、敵機を撃墜する。また、この際、本来有人機ならGによってブラックアウトするような行動も可能である。
これは非常に大きなメリットであり、急旋回、急上昇、急降下と、全てが有人機に勝る。
そして何よりも大きいのが、命の有無である。
当然ながら無人機に命は無い。
つまりは道徳観点から見ても、特攻等を命令しても何ら問題無いのである。(無論攻撃される方はたまったものではないが)
武器を撃ち尽くした後は敵機に向かって特攻させる。
此方の無人機は低コストなので対して痛くも無い。加えて大量生産されているので数的にもそれ程の痛手にはならない。
こうした命の無さが何より無人機最大の武器とも言える。
本来人間独特のチームワーク、それに有人機には不可能な機動性、攻撃性、これが無人機の攻撃手段となったのである。



製作者は語る。

「従来の無人機はAIに頼りすぎた。その結果、出来るモノはワンオフで非常に高価なモノとなる。
 確かにそれらが必要ではないとは言えないが、あくまでそれは戦争に置いて、状況を覆す一度きりの切り札として、だ。
 本来必要なものは、低コストで誰でも使え、かつ大量生産が可能な兵器である」



こうして無人機の投入が決定した。
完全な無人での戦闘は不可能、と言う欠点は残ったが、何より低コストで大量生産が可能。
そして、誰でも使用でき、戦力と言う点では申し分の無い兵器である。


戦場は変わる。
これまで、1分隊に裂いていた人数が1分隊につき1人で良くなるからだ。
1人のリーダーと後は無人機。



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