名前:ジェマ・シナーグラ(Gemma Sinagra)
年齢:10歳
身長:136cm
出身:イタリア?
クラス:4年3組
みぅ…み きあーも じぇま、ま ぺるでぃれ らべりーた ののぅんのーめ、えろぅなびーた けのね でしでらーと。
(Mi chiamo Gemma. Ma, per dire la verita, non ho un nome.
Ero una vita che non e desiderato.
―わたしの名前はジェマです。だけど本当は、わたしは名前を持っていません。
わたしは望まれない命だったのです。)
…お空、ふわふわ、きれいね。たくさんのいのちが、ねむって、泳いでる。
わたしの家は、動物園なの。わたしは笑わない王女。わたしをここへ呼んだ人は、いないわ。どこかへ行ってしまった。覚えてないけど、たぶんそう。でも、さみしくないわ。ママがいるもの。
わたしは…、いのちをつくるの。このせかいを描くの。それがね…、ここにいる理由。
…よろしくね。
独特の感性を持ち、芸術面に驚異的な才能を見せる。
国内外のコンテストで多数受賞しており、その方面の人々からは一目置かれた存在。
しかし何らかの障害を負っているのか脈絡のない言葉を発し、また支離滅裂な部分が多いため意思の疎通が困難。
虚空に向かって「ママ」と呼び会話している姿が度々見受けられる。それが本当に何か霊的なものなのか、彼が想像上で作り出したものかは不明。
そんなこともあって周りからは奇異の目を向けられることが多く、友人と呼べる人間は殆どいない。現在は児童養護施設におり、そこの子供達は彼のことを受け入れている。
本当の出身はギリシャ。しかし孤児院の前に捨てられていたところをイタリア人の老夫婦に拾われ、国に連れて帰られた。
だが間もなく障害が発覚し、手に負えないと判断されて、結局は孤児院に預けられる。
その後障害の治療のため、そして個性成長に力を入れる国立らぬき小学校の噂を聞いた職員によって、同じ機関の日本支部に移されて現在に至る。
ジェマという名前は女の子が欲しかったイタリア人老夫婦に付けられたもの。喋り方は「ママ」を真似している。女物の服を着たり女の子の格好をしているのは彼の感性によるものらしいが…?
ので、本名を言うとしたら「Gemma Argyros/Γεμμα Ἀργυρός」…になるかな。伊の名前に希の名字になっちゃうけど。名付けられる前に捨てられたし今はたぶん別に名字がある(考えてない)。
メタでいう名前の由来は
ペトロス[石]+
フォティーニ[光]=ジェマ[宝石]。
シナーグラの意味は「strange honour」…奇妙な名誉?(めったゃ直訳)イタリアの名字だけど語源はギリシャ語らしい。
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他者の呼び方は、基本的には(独自のあだ名)+さん。教師には(独自のあだ名)+せんせい。
ちゃんとした名前を呼ぶなら、男性にはくん付け、女性にはちゃん付け。
最終更新:2021年07月10日 22:16