はじめに
プラグイン式PSエミュの元祖は
PSEmuProなのでPSEmuPro系プラグインとも呼ばれる。
PSEmuPro系プラグインはシステムファイル(dll)なので、エクスプローラのフォルダオプションで「すべてのファイルを表示」しないとエクスプローラからは見えない。(WindowsXPでは最初からdllは表示される)
プラグインの設定はレジストリの「HKEY_CURRENT_USER\Software\Vision Thing\PSEmu Pro」に記録される。
初期化、アンインストール、設定のバックアップをしたいときに使う。
ePSXe、
PCSXなどのプラグイン式エミュレータで使用できるプラグインにはGPU(グラフィック用)、SPU(音楽用)、CDR(CD読込用)、PAD(パッド用)がある。
いろいろなプラグインがあるので自分のPC環境にあったプラグインを選択するとよい。
プラグインは特別な理由(不具合等)がない限り基本的に最新版を使用するとよい。
GPUプラグイン
基本的にソフトウェアプラグインとハードウェア機能(D3D,OpenGL)を利用したプラグインに分かれる。おすすめはPete's又はP.E.Op.S.
各GPUプラグイン共通の注
- 動作速度が速すぎるときはGPUの設定メニューからFPS(一秒あたりの描画数)を制限する。
- ウィンドウモードよりフルスクリーンモードのほうが軽い。
- 解像度が高いほど重い。ちなみにPS実機の解像度は320x240が多く、軽い場面では最大640x480。
- ウィンドウモードとフルスクリーンを切り替える時はデスクトップの色数とGPUの色深度を一致させる。
- Intelの古い内蔵ビデオチップのようにデスクトップで24bitまでしか選べないときは、両方16bitにするか、デスクトップを24bitにしてGPUをフルスクリーンの16bitにする。
- フレームスキップを使うとPCの処理能力が足りないときでも速度を出せるが、互換性が落ちる。
Adrenaline's Software GPU Plugin(gpuAdrenalineSoft)
AmiDog's GPU Plugin (gpuadgpu)
DarkMan's D3D Driver(gpuDemoHard)
DarkMan's GPU Recorder(gpuRecorder)
DarkMan's Redirect & Log Plugin(gpuLog)
DarkMan's Speed Test Driver(gpuRaw)
D3D renderer(gpuImpactD3D)
OGL renderer(gpuImpactOGL)
Directx7 LinuzAppz Gpu Driver(gpuDx7)
Dr.Hell's Action Replay GPU Wrapper(gpuHellAR)
Dr.Hell's GDI Driver(gpuHellGDI)
Duddie's Soft Driver(gpuDudSoft)
edgbla's Software Rendering Plugin
E}I{'s soft Driver(gpuEZHsoft)
FAST D3D renderer(gpu_fast)
FoxFire OpenGL Renderer(gpuFoxOpenGL)
GSdx
Kazzuya OpenGL Driver(gpuKazOpenGL)
Kazzuya's Software Driver(gpuKazSoft)
Knack's Soft Driver(gpuNakSoft)
Kurimpa
Lewpy's 3dfx/Glide GPU(gpuLewGlide)
[NextGL](gpuNextGL)
[Next3D](gpuNext3D)
[NextSoft](gpuNextSoft)
Nik's Direct3D Renderer(gpuNikD3D)
Null Driver(gpuNull)
psx emulation cheater(gpupec)
Pete's OpenGL2 Driver(gpuPeteOpenGL2)
公式サイト:
http://www.pbernert.com/index.htm
Pete's GPUの苦手とするFramebufferをうまく処理ができ、再現性と美しさを両立している。
Geforce3以降またはRadeon8500以降で64MB以上のVRAMを搭載するローエンドでないビデオカードが必要。
(ただし、オンボードのビデオカードでも快適に動作した例あり。ミドルレンジのGeforce、Radeonでも64bit地雷と呼ばれる廉価品はおすすめできない。)
DirectX9に対応しているとなおよい。CPUやメモリもよいものが必要。
デフォルト設定のNICEでは2Dで重いのでNiceからFramebuffer effectsを2にするのがお勧め。
Pete OpenGL2 Tweak
P.E.Op.S. OpenGL Driver(gpuPeopsOpenGL)
Pete's GPU (OpenGL, D3D, DX6)
オープンソース化される前(v1.77まで)のもの。
D3D、OpenGLを使っているものは高解像度で美しいがビデオカードを選ぶ。細部の再現が弱いことがある。
※各プラグインは設定メニューの左下でデフォルト設定が選べるので、そこでNiceを選ぶとよい。
Pete's GPUに含まれるOpenGL、D3D、DX6は再現性はほとんど変わらない。
OpenGL版が、作者さんがメインとして開発しており開発期間が長く最適化も進んでいるため、一番軽く美しい。
Pete's OpenGL:Geforce,Radeon系用。
Pete's D3D:Geforce,Radeon以外ではこれ。オンボードのビデオカードでもCPUが高速ならそこそこ使えることが多い。VRAM最低8MB、推奨16MB以上。
Pete's DX6:D3Dで不具合が出るビデオカード用。(MatroxG400など)
Pete's GPUは「熱・水・空間のゆがみ」を表現するために画面に揺らぎを与えるエフェクトが苦手。(Framebufferを使用するエフェクト)
P.E.Op.S. Soft Driver(gpuPeopsSoft)
P.E.Op.S. Soft Driver Refresh
Segu Direct3D Driver(gpuSeguD3d)
Zen OpenGL Driver(gpuZenOpenGL)
SPUプラグイン
ePSXeであれば特に不具合なければ内蔵プラグインがよい。その他のエミュレータでは''Eternal SPU''又は ''P.E.Op.S. Sound Audio Driver''が互換性が高くおすすめ。
DarkMan's SPU Recorder(spuRecorder)
ePSXe内蔵プラグイン
軽い。ePSXe SPU Coreと表示される。ePSXeCutorではInternal ePSXe SPUと表示される。
Eternal SPU Plugin(spuEternal)
Iori's Directound Driver(spuIori)
Andy's SPU Audio Driver(spuAndy)
Kazzuya DirectSound Audio Driver(spuKazDSound)
No Sound(spuNull)
Null2's Audio Driver(spuNull2Mixer)
Null Sound Driver(spuNull7)
P.E.Op.S. DSound Audio Driver(spuPeopsDSound)
Pete's DSound Audio SPU(spuPeteDSound)
P.E.Op.S. DSound Audio Driverの前身
Pete's MIDAS Audio SPU(spuPeteMidas)
Pete's DSound Audio SPUの前身
P.E.Op.S. Sound Audio Driver(spuPeopsSound_110b)
P.E.Op.S. Sound Audio Driver(spuPeopsSound_110b)
Prodigy sound driver(spuProdigy)
Seal Audio Driver(spuSeal)
CDRプラグイン
CDドライブの指定を間違えないように。
日本のプレステゲームにはサブチャンネルを使ったプロテクトはないのでどのプラグインでも大抵大丈夫。
Windows2000/XPで制限ユーザの場合はASPIを使用するプラグインを使う。
Windows2000/XPでASPI使用するプラグインを使うときはASPIレイヤーのインストールが必要。
ASPIのインストール方法はOSによって異なるのでダウンロード先の解説をよく読むこと。特にXPでは注意。
このASPIで動作がおかしいときはNeroのwnaspi32.dllをエミュ本体と同じフォルダかシステムフォルダ(XPだとc:\windows\system32)においてください。但し、NeroのASPIは制限ユーザでは使えない模様。
ePSXe1.6.0以前、PSXevenではISOファイルが直接起動するのが最も軽いが、CDDAを使ったBGMがでない(ePSXe 1.7.0からCUEシートに対応した)。この場合CDR Moobyを使うか、Daemon Toolsを使う。
SSSPSXではISO起動でもCDDAが鳴る。
CDから起動するよりISOから起動、またはDaemon toolsにISOをマウントしてCDRプラグインで仮想ドライブから読み込むのがおすすめ。CDドライブへのアクセスが遅いと(回転数が早くても最初の読み始めが遅いと問題あり)データの読込みが遅延することでゲームに差しさわりがある場合があるが、ISOにして高速なハードディスクから読み込めばそれを防ぐことができる。
ASPI Driver(cdrASPI)
Barrett-Kazzuya CDR Driver(cdrBarrett)
DAO Image Driver(cdrDAO)
|Zink88|'s Disk Image Driver(cdrDiskImage)
Duddie's ASPI Driver(cdrDudAspi)
edgbla's CDR Plugin
ePSXe内蔵プラグイン
Windows9xならePSXe CDR ASPI core。Windows2000,XPならePSXe CDR WNT/W2K core。
2000/XPでも制限ユーザならASPIのほうを使う。軽い。これでも特に問題ない。
ISO Image Driver(cdrISO)
Linuzappz Iso Cdr Driver(cdriso)
Mooby2 cd disk image driver(cdrmooby2)
Null Driver(cdrNull)
P.E.Op.S. CDR Driver(cdrPeops)
SaPu's CD-ROM Plugin(cdrsapu)
Segu ASPI32 Driver(cdrSeguASPI)
SSSPSX CDR Plugin [INTERNAL](内蔵プラグイン)
CD起動、ISO起動両対応。ISO起動でもCDDAが鳴る。SSSPSXではおすすめ。しかしWindows98/MEユーザ、2000/XPの制限ユーザでは使用不可。
Tratax ASPI Driver(cdrTrxASPI)
VirusCDR Image Driver(cdrVirus)
Xeven's Cdr Driver(cdrXeven)
PADプラグイン
ePSXeでは2.0より使用可、1.9.25以前は使用不可。
パッドと相性の悪いプラグインも存在するので自分のパッドにあったプラグインを選択する。
DInput Keys Driver(padDIKeys)
Duddie's DirectInput Mouse Driver(padDudDIMouse)
Dr.Hell's WinMM PAD Driver(padHellMM)
Harakiri Pad Plugin(padHarakiri)
Kazzuya GamePad DInput Driver(padKazDInput)
Keyboard Driver(padkey)
N-Rage Plugin(padNRagePlugin)
Null Driver(padNull)
nuvee psx pad(nuvee_psx_pad)
pad Gnneco [en, DI7](padGnneco)
Pokopom XInput Pad Plugin(padPokopom)
公式サイト:
https://github.com/KrossX
Emulates a DualShock and DualShock2 for PSX and PS2 emus respectively.
Extended analog range on edges, for games like Ape Escape.
Supports rumble with a nice custom curve.
Scroll Lock key as analog toggle and LED.
Pseudo "pressure" for a smooth transition between off and fully pressed.
Segu Direct Input Joystick(padSeguDIJoy)
Segu Direct Input Keyboard(padSeguDIKey)
Segu Direct Pad Pro Driver(padSeguDPP)
SSSPSX PAD Plugin(PadSSSPSX)
SSSPSX PAD Plugin Zeta(PadSSSPSX (Z))
SSSPSX PAD Plugin Pressure Mod(PadSSSPSX Pressure Mod)
TwinPad(padTwinPad)
NetPlayプラグイン
導入することで通信対戦が可能。
CyberPad(cpka)
netSock(netSock)
PS4NET
最終更新:2018年01月03日 11:19