天神さんの細道

ここはどこの細道じゃ 天神さんの細道じゃ ご用のないのに通らせん、 この子の七つのお祝いに 天神さんへ願かける 通らんせ、通らんせて

日本で一番多いお宮が、八幡さんで、次が菅公-菅原道真をお祀りした天神さんだという。

天神信仰は、菅公の死後間もなく始まったが、もっとも盛んだったのは徳川時代であろう。最初は落雷鎮除、文学諸芸保護の神様だったが後には病気・災難・豊作・日照り・入学就職、交通安全等、その他何ごとでも願いごとがあれば、、お聞き下さる神様として、広く崇敬せられるようになった。ことに讃岐は、公が国司として来讃中善政を施され、仁和四年日照りで困ったときには、農民のために命をかけて城山に登られ雨乞いをして、農民を救った話は有名である。

本町には、池戸の錦野神社を始め四条・高木・天満・出水・川原・宮尾・小蓑等に天神社がある。何れも菅公を崇敬する人々がお祀りしたものであろう。池戸八幡宮(恵徳院)えは、たびたび立ち寄られ、男井間池を改修せられた事実があり、大川郡白鳥神社え参拝の祈りには、いつも池戸で休息せられ、時の郡司を召して、親しく民情や地方の状況等を尋ねられたという。錦野神社はもと公がその際休息されたところだったが、周囲が田んぼで不じょうだったので、現在地に移転したと伝えられる。

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最終更新:2011年03月28日 15:50