写真提供 刑事長:撮影 2020/10/10
最新の情報提供 刑事長:情報更新 2020/10/23
現在の状況 |
動態保存 体験乗車列車に使用 (撮影時は客車代用で使用) 元検修庫だった建物に収蔵されており、公開日以外の見学は不可 |
管理者 | NPO法人くびきのお宝のこす会、頸城自動車 |
協力募集 | 毎年数回、一般公開され、動態車両の乗車体験や、保線作業の公開・体験などを行っている。 また、管理者である、くびきのお宝のこす会では、会員募集を行っている。 |
備考:動態保存されているものの、古い車両であることから客車代用として使用されることもある。
1914年、特別客車ホトク1(畳敷きで完成しており、「日本最古のお座敷列車」だったともされる、日本車輛製造製)として製造。特別車であったことからあまり出番がなく、また1926年~27年にに導入した気動車の輸送力が足りなくなったことから、ガソリン動車改造されることになり、1931年に自社工場で改造。(なお、鉄道省に改造許可を申請した書類に大量の不備があり、苦言を呈された記録が残っている。許可は1932年、許可前に実車があった状態になる)当初は両端デッキの内側(客室部)に運転台を設置していた。1951年にディーゼルエンジンに換装し、翌52年にデッキ部まで車体を延長し運転台移設。1971年の廃線まで使用され、その後兵庫県の愛好家に引き取られるが、諸事情あって行方不明扱いに。2004年、愛好家の子息から頸城鉄道の車両群が六甲山中の倉庫に保管されていることが明かされ、頸城鉄道資料館へ搬出・設置し、2012年に動態復元化。