住宅街からいくらか離れたところにある川原で十歳前後の少女と二十代後半の男性が向かい合っていた。
特に男性の方は白髪に褐色の肌、何よりも常人には有り得ぬ服装とオーラが異質さをありありと物語っている。
夜間ということもあり、昨今の物騒な世情からすれば警察に通報される可能性も考えられる絵面ではあったが、幸いにして通行人の気配は何もなかった。
つい先ほど起こった別の事件に誰もが関心を向けているのだろう、と男は考えた。
「…………」
「…すまない、そろそろ名前ぐらいは名乗ってくれないだろうか?」
少女は聖杯戦争のマスターに選ばれた者の一人であり、褐色の男性はサーヴァント・アーチャーだ。
窮地に陥った幼いマスターを救い人気のないところに移動したのだが、困ったことにマスターがこちらの質問に全く応じてくれない。
思い詰めたように俯き、固く唇を閉じたままだ。
(ようやく聖杯戦争のサーヴァントとして召喚されたかと思えば冬木どころか虚構のバーチャル空間が舞台とはな。
しかもマスターは魔術師の心得があるかすら怪しい少女…つくづく世界はオレに嫌がらせをするのが好きらしい)
召喚された瞬間にたった一つの宿願を果たす機会は絶対に存在しないのだとわかってしまった。
ならばせめてサーヴァントらしくマスターを勝利させようと思うのだが、そのマスターが幼い上に何か問題を抱えている様子。
一体何故こんなことになってしまったのか。
遡ること一時間ほど前。
少女、美遊は夕飯の材料が足りないことに気づき自宅である“武家屋敷”からほど近い商店街に買い物に来ていた。
スーパーで買うのもいいのだが、やはり専門店である八百屋、魚屋、精肉店で買った方が割安で質の良いものが買える。
今日は鶏肉の塩麹焼きに添える白ネギを買ってすぐに帰ろうと足早に目的地の八百屋へと急いでいた。
「あれ?美遊ちゃん、買い物?」
「こんにちは」
途中、酒屋から一人の女性が美遊に声を掛けてきた。
蛍塚音子。兄のバイト先の酒屋コペンハーゲンの店主の一人娘である。
他人に対して無愛想で没交渉気味な美遊だがさすがに兄が世話になっている人に対してはそういうわけにもいかない。
「今日の夕飯に使うネギを切らしてたので、買いに行くところです」
「偉いねえ、美遊ちゃんは。そこで手抜きしようとしないあたりが特に」
「いえ、別にそれほどでも」
「んー、相変わらず表情硬いなー。美遊ちゃん可愛いんだから笑えばもっと人気出そうなんだけどなー。
エミヤんもちっとも笑わないし、そういうところは本当兄妹そっくりよねー」
容姿が良く、気配りもできる美遊はクラスで最も親しい友人共々商店街のちょっとしたアイドルになっていた。
しかし滅多に笑わない表情筋の硬さを惜しむ声もそれなりに多かった。
「……ん、あれ?兄、妹………?
何で……え?エミヤんに妹……なんて……いやでも……」
「?」
何の前触れもなく音子の様子が変わり、顎に手を当てて何やら考え事を始めてしまった。
とりあえず放置しておいて八百屋に急ごうとした時、商店街の奥の方から怒号や悲鳴が聞こえてきた。
一体何が、と思考した時それは現れた。
空中から降りてきたのだろう、ズシンと凄まじい音を立てて地面に大男が降り立った。
凶相、という言葉が似合う大男は言葉にならない唸り声を上げ手にした斧を一閃した。
たったそれだけのことでコンクリートが無残に破砕され、飛散した破片がぶつかり慣れ親しんだ商店街の店舗のいくつかが破壊された。
「何……あれ?いや、違う。
わたしはあれを……ああいう存在を知っている……!」
強烈な頭痛が美遊を襲い、たまらず蹲ってしまう。
初めて見るはずなのに、肌に突き刺さる威圧感にどうしようもない既視感を覚える。
そう、あれこそは英霊。わたしはクラスカードに封じられた黒化英霊と戦ったことがある。
けれどあれはモノが違う。まさしく本物にして正当な英霊(サーヴァント)………!
「あ」
遥か前方に立つサーヴァントが大斧で地面を抉り砕き、巨大な破片を飛ばした。
その様がひどくスローモーションに見える。これが走馬灯、と呼ばれるものなのだろうか、などと思考する自分がいる。
足。動かない。動いたとしても、今からでは避けられるはずがない。
「美遊ちゃん!!」
衝撃。誰かに突き飛ばされたのか、身体がゴロゴロと地面を転がった。
聞き覚えのある声に嫌な風切り音と肉が潰れたような音。
慌てて起き上がり、目の前に映ったのはコンクリート破片に上半身を文字通り“消し飛ばされた”女性の残された下半身だった。
果たしてそれが誰のものなのか、火を見るより明らかではあった。
「あ………」
あまりにも呆気ない、見知った人の死。
美遊を庇ったがために彼女は死んだ。
「い、嫌……」
大男が美遊の姿を認め、じりじりと歩み寄ってくる。
まさしくバーサーカーであるそのサーヴァントは理性を奪われども本能で美遊をマスター候補と見抜いていたのかもしれない。
真なる英霊が放つ無言の威圧感・存在感・暴力的な魔力が少女の身体を竦ませる。
逃げようとする意思は鮮明なのに思うように身体が動かないのだ。
今まで出会った人たちの顔が脳裏を過ぎっていく。
ルヴィアさん、イリヤ、リンさん、サファイア、ルビー、よくイリヤと一緒にいる同じクラスの人たち。
そして辛い目に遭ってまで美遊の幸せを願ってくれた、誰よりも大切な――――
「……お兄ちゃん」
言葉は引き金となり、近くに流れた血を媒介として英霊召喚の魔法陣(サークル)が出現した。
瓦礫を吹き飛ばしながら現れたそれは、今まさに美遊へ大斧を振り下ろさんとしたバーサーカーの懐に潜り込み、目にも写らぬ斬撃を見舞った。
無論それらはバーサーカーにとって反応しきれぬものではなく、全てが大斧で防がれ一時的に後退させる程度の効果に留まった。
「まったく、不測の事態というやつには慣れていたつもりだったのだが。
さすがにこの状況はイレギュラーにも程がある」
美遊を救ったのは、白髪に褐色の肌、赤い外套が印象的な男性だった。
その姿はあまりにも見覚えがありすぎる。もう一人の友達の戦装束とほとんど同じ。
つまり彼女の核となっているアーチャーのクラスカードの基となった英霊に違いない。
「…アーチャー」
「確認している時間が惜しいが、君が私のマスターだな?
無理なら返事はしなくていい、動けるようならどこか物陰に身を潜めていてくれ」
そう言ってアーチャーは常人には視認も不可能な速さでバーサーカーへ肉薄していった。
バーサーカーの圧倒的な膂力を、磨き上げられた人の技で以っていなし、受け流す様は美遊たちが行ってきた戦いとはまるでレベルの違う技量を感じる。
あれの前ではクロエの使っていた投影魔術による戦闘技法ですら文字通り子供のままごと同然、いやそのものだろう。
実際、ステータス自体はバーサーカーが遥かに上だがアーチャーは手にした双剣で性能の不利を感じさせない戦いぶりを見せている。
とはいえそれも防戦における話であって、攻めとなれば話は変わらざるを得ないのだが。
アーチャーを攻めあぐねていたバーサーカーだったが、突如光に包まれたかと思うとその場から姿を消した。
あれほど大っぴらに放っていたプレッシャーも消えた以上、完全に立ち去ったということだろうか。
アーチャーも得物を消し、得心したように頷いた。
「令呪による撤退か、どうやらあちら側のマスターにとっても想定外の事態だったらしいな。
あるいはマスターの方に危機が迫ったのかもしれないが」
未だへたり込んだままの美遊に近づき、無言で手を差し伸べるアーチャー。
美遊も手を伸ばし、アーチャーの手を取って何とか立ち上がった。
友人と似たような装束でありながら、まるで違う筋骨隆々の肉体。
目に見えるパラメーターはDと低いが小柄な美遊からすれば外見の強靭さはかなりのものだ。
逆立った白髪に褐色の肌もまっとうな日本人からすれば異端に映り、敬遠の対象となるであろう。
しかし、美遊の感想は違った。
(この人は怖くない)
論理的根拠など全く無い、けれど何故かこのサーヴァントからは警戒しなくても大丈夫という安心感を覚えるのだ。
「サーヴァント・アーチャー、召喚に応じ参上した。
重ねて問うが、君が私のマスターで間違いないかな?」
「…はい。わたしが貴方のマスターです」
聖杯戦争。美遊が知るそれとは全く形を異にするものであるが、既に概要は咀嚼できていた。
元の世界で最後に記憶しているのは並行世界からやって来たエインズワースの二人に力づくで連れ戻されたこと。
恐らく世界を越える際に何らかの不具合が起こってこちらに飛ばされたのだろう。
「ふむ、思ったよりは状況を飲み込めているようだ。
情報交換をしたいところだが、ここは少々場所が悪いな」
「えっ!?」
言うが早いかアーチャーは美遊を抱き上げて一瞬で家屋の屋根まで跳躍した。
端的に言って、お姫様抱っこと呼ばれる態勢だった。しかも明らかにこういった抱き方や力加減に慣れている。
顔を赤らめる美遊だったが、商店街から離れる寸前、自分を庇って死んだ女性の遺体が視界の端に入った。
彼女は記憶を取り戻しかけていた。だとすれば、彼女は生きた人間だったということになる。
「………ごめんなさい」
こうして人気のない場所へ移動してきた二人だが、そこで沈黙が生まれてしまった。
アーチャーとしてもマスターが何か考えているが故にこちらの質問に応じかねていることはわかるためあまり強く出られない。
もっともアーチャーの場合相手が女性という時点で手荒な真似をする可能性は低いのであるが。
とはいえこうしていても埒が明かない、気になっていたことを確かめるべきか。
「マスター、君は元から聖杯戦争に関わりのあった人間ではないのか?」
ビクッという擬音が出そうなほどわかりやすく美遊が肩を震わせた。
幼い顔には何故、と太字で書かれているかのようだった。
「何、簡単なことだよ。君はあまりにも状況を受け入れるのが早すぎる。
無論魔術師ならある程度冷静でいられることにも説明はつくし、君が見た目通りの年齢でないという可能性もないではない。
しかし魔術師の間でもさほど著名ではない聖杯戦争という儀式に対して理解が良すぎる。
あらかじめ知識なり経験なりを得ていたと考えるのが道理というものだろう」
とはいえ熟達した魔術師ではないようだがね、と付け加えた。
彼女からは全く血の匂いや魔術師らしさを感じられないことから少なくとも典型的な魔術師という線だけは有り得ない、とアーチャーは判断した。
さらにアーチャーにとってより見過ごし難い発言があった。
「そしてもう一つ、君は最初に私を指してアーチャーと呼んだな。
あの時私はクラス名さえ名乗っていなかったし、弓ではなく剣を持っていた。
であればクラスを断定できたのは武装の問題ではなく私という個人のパーソナリティを知っていたからだ。
君はどこかの聖杯戦争で私と面識があったのではないのか?」
美遊は表情筋が硬いだけでポーカーフェイスが得意なわけではない。
彼女の表情は「しまった」と顔に書いてあるような状態になっており、嘘をつくのが下手な人柄がアーチャーにもわかるほどだった。
能力のほどは未知数ながら、とてもではないがバトルロイヤルに向いた性格ではなさそうだ。
「……貴方に会うのは初めてです。真名も知りません。
ただ、その服装と能力(ちから)は見たことがあります。
英霊の力を封じたクラスカード、アーチャーのカードに封じられた英雄が貴方だから」
「クラスカード、だと?」
アーチャーの追及からは逃れられないことを悟った美遊は話せる限りのことを話すことにした。
クラスカードの存在と性質、カードを用いた聖杯戦争の存在。
無論、美遊自身が聖杯戦争の賞品、すなわち聖杯であることだけは話さなかったが。
「…なるほど、英霊の魂をカードに落とし込むことによって魔術師が直接サーヴァントと同等の力を振るえるようにした、というわけか。
様々な平行世界からマスターやサーヴァントを召喚しているのだとすれば、こういった事も起こり得るのだろう」
幼いわりには理路整然とした美遊の説明を受けたアーチャーは彼女の話に一応の理解を示した。
英霊ほどの魂をどのような魔術理論でカードに収めたのか、気になる点は多々ある。
しかしわざわざこんな突拍子もない嘘をつく理由があるとも思えない。
故に信じること自体にはさほどの抵抗はない。
(だがこの話が真実だとすれば、クラスカードを作り上げた者はオレを弓の英霊としてカードに封じたことになるが…解せんな。
オレ以上の弓兵など伝承にはいくらでも存在するはず……そもそもどうやって英霊の座からオレを特定した?)
気にかかることはあれど、これについてはマスターを問いただしたところでわかるとは思えない。
これから先、謎が解ける時が来れば僥倖と考える他ない。
「さて、幼い少女に対して酷な質問だとは思うが、サーヴァントとしてこれからの方針について問わねばならない。
簡潔に言って、マスターとして聖杯を獲るのか、あるいは聖杯を放棄して元いた世界に帰る何らかの手段を模索するかの二択だ。
前者ならば他者の命を踏み越える覚悟が必要だ。後者であっても聖杯を求めるであろう多くのマスターと敵対しなお挫けぬ精神が求められる。
私は元より聖杯に託す願いなどは持たない身でね、君の選択に委ねるさ」
方針。それならば美遊の中ではもう決まっていた。
もしアーチャーの言う脱出の手段があったと仮定しよう。
けれどそれで美遊が脱出できたとしても、結局は再びエインズワースに囚われるだけだ。
イリヤたちの住む世界に戻れたところで彼らは決して諦めはしない。
生きている限りずっとエインズワースの影に怯えることになるし、最悪イリヤたちが命を落とす羽目になるかもしれない。
だが此処には一つの希望が存在する。
聖杯。この月にあるという願望機ならば滅びの運命にある世界を、皆を救うことができる。
最高の親友との日常を守れ、最愛の兄も助かり、何より自分自身を犠牲にしなくても良い。
他の誰かを犠牲にするのだとしても、自然と譲れぬ願いとして形になる、たった一つの我が儘(ねがい)。
「…今のわたしには戦う力はありません。できるのはお願いすることだけ。
だから……お願いします。聖杯を、手に入れて下さい」
出来る限り深々と頭を下げてアーチャーに懇願する。
面食らった様子のアーチャーの表情は美遊には見えない。
知らず、美遊の口は普段ならば余計と判断するようなことさえ話し始めていた。
「わたしは、本当は道具で、皆のために死ななければいけなかった。
でも、お兄ちゃんが世界中を敵に回してわたしを助けて、逃がしてくれた。
優しい人たちや、友達に巡り会えた。だから、わたしは生きたい。皆と一緒にいたい……!
だからお願いします。わたしを助けてください。お兄ちゃんを、皆を助けて下さい………!」
何時しか嗚咽を漏らしていた美遊の姿に、アーチャーはかつて取り零した生命の影を見た。
彼女はきっと、善性悪性に関わらず人々のために切り捨てられる側の人間なのだろう。
アーチャーがかつて人であった頃、救おうと足掻き、それでも大勢のために殺すしかなかった者たちの代表格。
(そうか。今頃になって、オレは)
今度こそ救えるというのか。
守護者となり、かつての自分の抹殺を願うようになった今になって。
全てを救う、正義の味方で在ることを許されるというのか。
(まったく、つくづく世界というやつは)
あまりの皮肉に笑い出したくなる。
けれど、嗚呼。これはきっと、己にとって願ってすらいなかった戦場であり報酬に違いない。
「残念だがその願いを聞き届けることはできないな。
我々には決定的なものが欠けている」
「えっ!?」
つい口をついて出た意地悪に涙を目に浮かべたまま、少女が驚きで顔を上げた。
やはり素直な少女だな、などと少々場違いなことを思う。
瞬時に投影したハンカチを手渡し、彼女が涙を拭ったことを確認してから切り出した。
「私はまだ君の名前すら聞いていないのだぞ。
マスターとサーヴァントにとって最も重要な通過儀礼を済ませていないのだ。
そら、これでは戦いどころではないだろう?」
「あっ……」
指摘されて初めて、自己紹介という当たり前のことすらしていなかったことに気づいた。
そしてしばし迷う。本当の名前を言っていいのかどうか。
「…美遊です。美遊・エーデルフェルト、それがわたしの名前です」
「ん…エーデルフェルト……?いや、了解した。
美遊、君が呼び出したサーヴァントは正しく最強だ。結果で以ってそれを証明してみせよう」
迷った末に、エーデルフェルトの名を使うことにした。
ごめんなさいと、心中でのみ誠実な弓兵に詫びる。
けれどここにはNPCであっても兄や、友達がいる。
彼らが音子のように、自分のせいで聖杯戦争に巻き込まれ死んでしまえば、きっと自分は耐えられない。
だからこそ、巻き込む要素は極力減らさなければ。
「さて、マスターとして戦う意思を決めたのは良いが子供は家に帰る時間だ。
マスターに役割(ロール)が与えられている聖杯戦争の性質からしても目立つ真似はすべきでないと進言する」
「…家には帰れません。NPCだとしても、兄は巻き込みたくないんです。
無理を言ってるのはわかってます。でも出来れば知っている人は死なせたくない」
「なるほど。開始早々に難題を吹っかけられたものだ。
仕方あるまい、我が儘なお姫様の要望を聞き届けるのもサーヴァントの役目だ」
やはりアーチャーは良い人だ。
だからこそ名前を正直に言えば心配して自分の見ていないところで家を探そうとしてしまうだろう。
いつか本当の名を必ず伝えよう。きっと信頼できるこのサーヴァントに。
【クラス】
アーチャー
【真名】
エミヤ@Fate/stay night
【パラメーター】
筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運E 宝具E~A++
【属性】
中立・中庸
【クラススキル】
対魔力:D
魔術への耐性。一工程の魔術なら無効化できる、魔力避けのアミュレット程度のもの。
単独行動:B
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターを失っても2日は現界可能。
【保有スキル】
千里眼:C
「鷹の目」とも呼ばれる視覚能力。ランクが高くなれば透視・未来視も可能となる。
魔術:C-
オーソドックスな魔術を修得している。ただし自然干渉系の魔術はからきしである。
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す。
【宝具】
『無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)』
ランク:E~A++ 種別:??? レンジ:??? 最大補足:???
錬鉄の固有結界。
本来は魔術であり宝具ではないが、アーチャーの象徴ということで宝具扱いになっている。
心象風景は、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する。
結界内には、あらゆる「剣を形成する要素」が満たされており、目視した刀剣を結界内に登録し複製、荒野に突き立つ無数の剣の一振りとして貯蔵する。
ただし、複製品の能力は本来のものよりランクが一つ落ちる。
刀剣に宿る「使い手の経験・記憶」ごと解析・複製しているため、初見の武器を複製してもオリジナルの英霊ほどではないがある程度扱いこなせる。
神造兵装の複製は不可能。
守護者として世界と契約しているため、固有結界にかかる負荷は非常に少ない。
【weapon】
各種投影武器
【人物背景】
本作の主人公、衛宮士郎が英霊に至った姿。
守護者として使われるうちに自分自身の抹消を願うようになるがこの聖杯戦争ではまた別の願いを見出したようだ。
【サーヴァントとしての願い】
美遊を勝者にする
【マスター】
美遊・エーデルフェルト(衛宮美遊)@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
【マスターとしての願い】
聖杯で自分の世界を救う
【weapon】
なし。カレイドステッキもクラスカードも手元にはない。
【能力・技能】
小学生としては高い運動能力を持つ。
聖杯であるが魔力量そのものはそこまで飛び抜けているわけではない。
【人物背景】
ある平行世界の冬木に存在した「朔月家」の「神稚児」と呼ばれる存在。朔月家では代々その身に神を宿し、願いを叶える存在となる子供が生まれるが、周囲の人間の強い願いを無差別に叶えてしまうため、七歳になって能力が消えてしまうまでは結界の中で暮らすことになる。彼女もそうなるはずであったが、災害をその力で食い止めたことから衛宮切嗣に目を付けられ、連れ去られた。
切嗣の死後は士郎の妹となるもエインズワースによって連れ去られ、その後士郎に救出されイリヤたちの住む平行世界に送られた。
ルヴィアに拾われエーデルフェルトの名やイリヤという友人を得たが八枚目のクラスカードを封印した時に現れたエインズワースのドールズによって元の世界に連れ戻された時から参戦。
アーチャーに対してエーデルフェルト姓を名乗っているがムーンセルでは「衛宮美遊」として登録されており、周囲の知り合いもそう認識している。
【方針】
基本的にはアーチャーに一任。ただし家には帰らず知り合いにも会わないようにする。
最終更新:2016年06月22日 18:25