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 青年――刹那・F・セイエイは、幾何学模様が空で蠢いているアンバランスな空間の中にいた。
 どうして彼はこんな奇妙な所で寝そべっているのか――。
 彼は、これより以前の事を、手繰り寄せるように思い返す。


(――俺は)


 そう。
 ある時、ある戦争の現場から――刹那は、唐突に、≪別の場所≫に呼ばれたのだった。
 そして、そこで行われていたのも、また戦争であるらしかった。しかし、それ以上の事実は今考えてもまるでわからない。

 表向きにはごく普通の街を装っているが、それは刹那がこれまで過ごしていた街とは明らかに別物だった。
 まず、刹那は警戒心を抱きながら街を探検した。ここがどこなのか、何故こんな所に来てしまったのかはわからなかった。
 やがて、遂に街角で事情を知る者と出くわした。

 それが――敵兵であった。

 敵兵は、長い槍をどこからか取り出し、自在に操りながら刹那の命を狙った。
 必死に応戦したものの、その敵対者は人外的な戦闘能力を有していた。
 不覚を取った瞬間、腹を一撃貫かれてしまった。
 倒れ伏し、刹那は余裕を保ちながら歩み去っていく槍兵の背中を見て――刹那はそのまま、意識を失った。

 まさしく、あれは怪物的な戦闘能力である。
 その怪物との戦い、までは――覚えている。

 問題は、それからである。
 それから先の記憶が――この幾何学模様の空間に呑まれていた。


(俺は、死んだのか……? クッ……こんなにも、唐突に……)


 明らかにここは、普通の人間がいるべき場所ではない。
 天国か、地獄か、あるいは宇宙の果てか、何かもわからない――無限の奥行がある奇妙な世界。
 そこで刹那は、寝そべりながら、「上」らしき場所を見上げている。

 奇妙ではあったが、この少し前まで自分が渦中にあった闘争と比べると、命の獲り合いとは大きく形の異なる安堵感がそこにはあった。
 さながら、母の胎内にいた時を思い返すような感覚である。
 そして、このままどこかへ……深い眠りに落ちていくのだろうかと思っていた、その時である。










『――――よう、お前が俺のマスターだな』










 気づけば、そこには自分を見下ろす銀色の巨人の顔があった。
 その大きさは、顔一つとっても明らかに刹那の身長の倍はある――そして、それは、人の形をとっていたが、あきらかに人間ではなかった。
 肌の色、それそのものが最初から青や銀を塗りこめられていて、頭の形などは妙に立体的に浮かび上がって遠くへ反り返している。
 感情を取り除いたような顔だちは、喩えるならば菩薩像のようだった。
 俯瞰で人間世界を見つめている神であっても、何らおかしくないような何かである。
 刹那は、臆する事なく、それが一体何なのかを考えた。




(ガンダム……? いや――)


 かつて、刹那の前には、『ガンダム』という救いの神が舞い降りた事もあったが、それとはまた異なっている。
 確かに人の顔に似せながらも表情のないその顔の堀はある種、ガンダムの横顔にもよく似ているかもしれない。
 しかし、それはガンダムと呼ぶにはあまりにも生物的で、ある意味でグロテスクでもあった。
 人型兵器のそれではない。

 そして、何より刹那にとってガンダムとは、戦争から遠い世界へ導く一つの偶像の意味も併せ持っている。
 戦争根絶の象徴としてのガンダム、救世主としてのガンダムなのだろうか。
 だが、果たして彼がガンダムであるのかは、今この時にはわからなかった。

 つまり、彼は人型兵器としてのガンダムでも、救世主としてのガンダムでもなさそうだと結論づけたのだった。
 ……では、そこにいるのは、何なのか。


(誰なんだ? ……お前は?)


 刹那は、心で問いかけた。
 心で問いかければ、彼が答えを返してくれるのがわかっているようで、それはまた妙な直感だった。
 覚醒しつつあった刹那の『イノベイター』としての資質が、これを可能としたのかもしれない。


『――へっ』


 会話を求めると、相手は不意に少しだけ人間らしい仕草を見せた。
 鼻の下を親指で弾いて拭うようなポーズで、顔を逸らすように横を向き、それからもう一度刹那の方を見やる。
 彼は、刹那よりも抑揚があり、人間めいた喋り方で言った。


『俺は、ゼロ……ウルトラマンゼロだ。
 ――いや、この聖杯戦争では、アーチャー……だったかな。そいつが、俺の名前だ!』


 大袈裟なように、カラテの型のようなポーズをとりながら彼は云った。
 しかし、刹那はそれを見て呆気に取られていた。


(ウルトラマン……ゼロ……)


 ウルトラマン、ゼロ。
 彼はそう名乗った。『O』を超越するもの――という意味だろうか?
 何故だか奇妙な因縁を感じずにはいられない。どことなく、自分を映し合わせたような声も気になった。
 あるいは、このゼロという男は、本来あるべきだった自分の光の姿だったのではないかという気さえした。

 そして、ゼロは、もう一つの名として、『アーチャー』とも名乗っている。
 これは弓使いを意味すると考えて良いだろう。
 彼が何を射込めるのかは知らないが、深い意味があるのか気がかりになった。
 アーチャーは、ゆっくりとポーズを崩した。


『……しかし、危なかったな、マスター。サーヴァントが俺じゃなけりゃ、死んでたかもしれないぜ』

(ゼロ……お前は、俺が今、どうなっているのか知っているのか……?)

『……そうだな。折角だから、今置かれている状況に手身近に説明しておくぜ。
 あんたは、聖杯戦争のマスターに選ばれちまったんだ』

(聖杯戦争……?)


 聖杯という言葉は、なんとなく聞き覚えがあった。神話上で登場する言葉としてだ。
 だが、その後に「戦争」という単語をくっ付けて見ると、それは途端に刹那の記憶を刺激し始めるのだった。



 そう――聖杯という宗教の産物に、戦争という言葉を繋げた瞬間、刹那が体感してきた宗教戦争の記憶が呼び戻されていく。
 あの貧しい国で、少年だった刹那が思想を植え付けられ、その為に人々を――両親さえもを殺してきた記憶を。
 それ故に、聖杯戦争という言葉を聞いた時、刹那にあったのは率直な不快感であった。
 聖杯戦争とは何か……考えるほどに嫌な予感がした。
 アーチャーは続けた。


『――ああ、この地球で、ある魔術師たちが作り出した「なんでも願いを叶えてくれる器」ってやつさ。
 セイバー、アーチャー、ランサー、キャスター、バーサーカー、アサシン、ライダー……あらゆる宇宙に存在した英霊を、アンタみたいなマスターが呼び出して、その聖杯の為に戦わせる。
 そう、さっきマスターを襲ったのは、槍兵のランサーだな。
 バトルステージは電脳空間……他の人間も本物の人間じゃないらしいが、マスターたちは全部人間だ。
 ここで消滅しちまったら、もう戻らない。つまり――死んじまう。
 ……それが一応、この聖杯戦争のルールになってるって感じだな』

(――俺とお前は、その為の兵士なのか? 俺は、その為に奴に殺されかけたのか……?)

『……まあな。だが、俺を呼べたっていうのは、不幸中の幸いだぜ。
 戦争ってのは、俺にとっても不本意なんだが、まっ、呼ばれちまったモンは仕方ねえ。
 マスターを活かす為にここにやって来たって事かもな。だから、俺はお前を守るつもりだぜッ!』


 アーチャーは後ろ髪(尤もそんな物はないのだが)を掻くような仕草を取った。
 睨むようにして刹那はアーチャーを観察した。
 少し調子を変えて、アーチャーは言う。


『あ、そうだ。ただし、一応、アンタにも一つだけ忠告しとくぜ。
 俺は、自分を兵士だなんて思ってない。強い奴と戦いたいって思いは、ワリとあるけどな。
 それでも、弱い奴や、何の罪もない奴を傷つけるっていうのは、俺も絶対に許さねえぜッ!』


 刹那は、再び、ぐっと顔を顰めた。
 アーチャーの云う事に、共感に近い感情が過ったのである。

 アーチャー――怪しいが、どうやら悪い奴では、ないらしい。
 いや……むしろ、良い奴ではないか?

 弱者を蹂躙する事は、刹那自身も戦争を通して解した最たる不快であった。
 弱く未成熟な人間が利用され、戦争の道具として扱われ続けたあの遠い砂漠。
 刹那自身も、かつては利用された一人であった。


(――)


 刹那が聖杯に願うとすれば――それは、そんな悲劇の繰り返される『戦争』の根絶なのだが、こんな忠告を受けるという事は、聖杯戦争もまた同等の性質を持っている筈だ。
 刹那の望む戦争の根絶も、やり方を一歩間違えれば、当然ながらただのテロリズムに変わる。
 ソレスタルビーイングとして、それと紙一重の事を繰り返した刹那は、この聖杯戦争という在り方にもまた疑問を呈した。

 そして、すぐに現れた結論は、この戦争は――ガンダムではないという事であった。
 目指すところは、戦争の終結であって、戦争の参加ではない。


(――そうか。ウルトラマンゼロ、こいつも……ガンダム!)


 戦争を根絶する為に聖杯を獲る、その為に戦争をする……というような矛盾を来すつもりは、刹那にはなかった。
 本当に弱者や無辜の人間が狙われるリスクがあるのなら、この聖杯戦争もまた、根絶すべき戦争の一つなのだ。

 それが、刹那にとってのガンダムである。
 刹那は、アーチャーに、毅然とした面持ちで答えた。


(ゼロ、いや、アーチャー。聞いてくれ……俺の名は、刹那・F・セイエイだ。
 ……俺はお前の云う事を、ひとまず信頼する)

『おっ、どうやら、俺の条件を飲んでくれるらしいな』

(ああ。だが、どうすれば、俺たちはこの聖杯戦争を終えられるのか……それはまだわからない。
 全部、お前が助言をくれ)

『うっしゃあ! それじゃあ、一緒に……………………って、あっ!!
 すっかり忘れてたけど、ただ、一つだけ問題があるんだよな……どうしようかな……』


 今更ながら、アーチャーはバツが悪そうに小声になった。
 髪を掻き上げるように頭を触るアーチャー。




『ん? いや、他のマスターは、普通にサーヴァントを呼び出して戦わせるんだが……。
 俺はどうやら、人間と同化して戦った伝説のせいで、お前の体を使わないと戦えないらしいんだ』

(どういう事だ?)

『だから、普段はお前と同化して、意識を同居させる。普段はブレスレットの中にいる事になっちまうな。
 いざって時には、アンタの意思で変身して貰わないと、俺は戦えないんだ』


 つまり――どうやら、身を護る為にも刹那自身がある程度、戦闘意思を持つ必要があるという事らしい。
 参加者としては、二人で戦闘を展開できる他の組と違い、刹那とアーチャーは「二人の意識」を刹那の体の中で同居させなければならないのだ。
 そして、いざという、時は刹那自身が戦わなければならない。
 刹那はそれを受けて答えた。


(……そんな事か。普段の生活くらいは何とかなる。心配はいらない。
 今のように状況がわかれば、あんな不覚は取らない筈だ)

『おっ、結構自信があるみたいじゃねえか。……じゃあ、言う通り、余計な心配はしない事にするぜ。
 普段から俺とは会話が出来るから、何か聞きたい事があったら、全部聞いてくれよ』

(ああ)

『――っと、まあ、そういうワケだから、続きは現実に戻ってからにするぜ』


 アーチャーの一言とともに、刹那は目を覚ました。
 その後で、起き上がった刹那の体には傷はすっかり消えていた。
 濁流のようになっていたはずの血だまりも全て元通りだ。


 唯一、新しく表れたものと言えば――それは、左腕に現れた奇妙なブレスレットだけである。





◆





 夕方ごろ。
 刹那は、丘の上から街を見下ろしていた。

 既にアーチャー――ウルトラマンゼロからある程度の情報を受けた刹那は、この街の中で特に見晴らしのよさそうな場所を探していた。
 それは、実際に戦争を経験した人間の一人としての行動であった。
 確実に身を守れる戦闘区域を探し、乱戦時に誘い込むなど、地の利を取っておけば可能性は広がる。
 たとえ、聖杯を得る為に殺し合うつもりがないとしても。

 この場所に来ると、ビルが林立する、町並みは、一日の終わりを告げるようにどこか切なくオレンジ色に光っていた――。
 この目に移っている市街が、今回の戦場なのだ。

 聖杯戦争を行う本来の時間は――夜は、どうやら、これから始まるらしい。


「……」


 刹那・F・セイエイは、左腕のブレスレット――ウルティメイトブレスレットを見た。
 アーチャーの意思は、どうやらそこに込められているらしい。
 刹那のパートナーたる戦士は、本当に刹那と意識を同居しているらしく、姿を現さず、刹那にしか聞こえない声で言う。


『マスター……どうやら、近くに別のサーヴァントがいるらしいぜ。
 それも――』


 そう落ち着いた声で言いかけたアーチャーの言葉が全て終わる前に、刹那は警戒態勢を示した。
 銃でも持っていればまた別だが、今のところそうした装備を調達できていない為、丸腰である。

 それでも、今度は、先ほどのように容易く致命傷を受けるつもりはない。
 第一、次に死んだとすれば――その時は、ただ脱落を果たすのみである。
 刹那は、平面的に周囲を眺めた。
 どこから来るのか探り出そうとしたが――敵は、思ったよりも堂々と現れた。




「ほう、こいつは驚いた。どうやら死に損なっていたらしいな……」


 長い槍を肩に乗せながら、向かってくる男が一人いた。
 昼間、刹那の腹を貫き殺した槍兵――それは、ランサーである。

 どうやら、彼もまた、見晴らしの良い場所を探り出したらしい。
 猥雑な笑みを含みながら、彼はそっと近づいてきた。
 刹那は、昼間の恨みもあって、その男を睨みつけた。


「昼間のお前かッ……。
 何故だ……お前は、そんなにまでして、聖杯が欲しいのか――」

「ん? まあな。
 尤も、俺の願いはまだ決まっちゃいないが、これもすべてマスターの命令ってやつなんでね。
 気の毒だが、敵は殺し尽くして勝ち残らなきゃならないワケさ。次はもっと念入りに殺さなきゃならねえがな」

「なるほど……そうして、お前は何人殺してきた?」


 問われて、飄々とした風に、ランサーは指先で数え始めた。
 しかし、数えきる事が出来ず、諦めて――下ひた笑いを見せた。
 それは、ただの挑発の為のポーズだったらしい。
 願いはないが――殺戮の方は、楽しいという事だと思えた。


「……ッ!」

『サイテーの野郎だぜッ!』


 彼にとって、殺人とはその程度の事なのだ。
 それは、ひどく戦場的な価値観でもあり、決してそのままであってはならない在り方だった。

 アリー・アル・サーシェスという男の姿が、ふと刹那の中で思い出された。
 このランサーは、あの男によく似ていた。


「……行くぞ、アーチャー。目標を駆逐する」

『ああッ!』


 その不愉快な気持ちを発条にして飛び上がるように、刹那は左腕のブレスレットを構えた。
 そこから、派手なメガネ――ウルトラゼロアイが取り出される。
 彼は、ウルトラゼロアイを空中で掴みあげると、そのままそれを目元に装着した。





「――――――俺たちが…………ガンダムだッ!!!! ウルトラマンッ!!!!」





 次の瞬間、刹那の姿はウルトラマンゼロへと変身していた。
 これが、刹那とアーチャーとの最初の戦闘であり――彼らの『ガンダム』の始まりであった。





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【CLASS】

アーチャー

【真名】

ウルトラマンゼロ@ウルトラシリーズ

【属性】

中立・善

【ステータス】

筋力A 耐久B+ 敏捷A+ 魔力C 幸運B 宝具A+

【クラス別スキル】

対魔力:B
 光の力により邪悪な力から守られている。

単独行動:-
 アーチャーが現界に際して、マスターの肉体を借りる必要がある。
 その為、現在はマスターと一体となっており、ゼロは意識のみを「ウルトラゼロアイ」に封じられる。
 これはマスターの肉体や意識を上書きする行為ではなく、マスターを宿主とした両者の同居である。

【固有スキル】

勇猛:A
 強力な闘志により精神攻撃への耐性を高め、格闘攻撃力を向上させる。

光の力:A
 プラズマスパークと呼ばれる強大なエネルギーを体内に蓄え、強力な超能力を発揮できる。
 念動能力、加速能力、破壊光線、テレパシー、生命体の浄化、回復、バリアなどの超能力を使用可能。

カラータイマー:B
 魔力残量減少の危険を教えてくれる胸部のタイマー。
 アーチャーがマスターと融合している間は活動時間制限はないが、ウルトラマンとして現界すると魔力消費があまりに大きく、活動に支障が出てしまう。
 その為、彼が戦闘できるのは三分程度が限界である。
 ただし、外部から魔力供給を受けるか、光のエネルギーをカラータイマーに授かれば戦闘を続行する事も出来なくはない。

対怪獣:B
 相手のスケールに合わせて自身の身体を巨大化、あるいは縮小化するスキル。
 あくまで相手のスケールを基準とする為、このスキルは英霊としての現界時は同スケールの相手と対峙した場合にしか発動できない(そして、英霊としての現界時、少なくともその相手は同じ英霊である必要がある)。
 また、アーチャーの巨大化しうる限界のスケールは49メートルであり、それ以上の相手と戦う場合も49メートルまでしか巨大化できない。
 逆に縮小化の場合はミクロサイズまで自らの肉体を縮小できる。

同化:A
 マスターの肉体に意識を同化させる事により、魔力消費を抑え、サーヴァントとしての気配も軽減するスキル。
 彼もまたウルトラマンとして地球人と同化して戦った逸話を持つ為、このスキルを常時発動する事を条件に英霊として顕現している。
 同化時の彼は、ウルトラゼロアイを介してマスターと会話する事が可能となっている。
 一応、マスターの体力・魔力の微増という恩恵もあり、魔力供給もスムーズに行われるようになる。



【宝具】

『神を守りしバラージの盾(ウルティメイトイージス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~? 最大捕捉:1~?

 神とも言われる伝説の戦士・ウルトラマンノアより授かった白銀の盾。
 盾であると同時に、鎧(ウルティメイトゼロモード)にもなり、また剣(ウルティメイトゼロソード)や弓(ファイナルウルティメイトゼロモード)にも形状を変える。
 このように、かなり万能で多機能な使用方法を持っており、ゼロはこれによってセイバーとアーチャーの二つのクラス資格を有している。
 普段はゼロの左腕のウルティメイトブレスレットに格納されており、必要時に顕現させる事が出来るが、この宝具は魔力消費が大きい為、長時間発動する事は不可能であり、いきなり出現させるのは極力避けた方が無難。
 この宝具を用いた必殺技として、『ソードレイ・ウルティメイトゼロ』や『ファイナルウルティメイトゼロ 』などが存在する。
 これを使用する際には、ウルトラマンゼロとして顕現して戦う為の残存魔力をゼロにする必要があり、正真正銘、最後の場面でしか使用が出来なくなっているという弱点がある。
 特に、弓としての特性を活かしたファイナルウルティメイトゼロを使用する場合は、その照準を合わせるのに時間がかかる為、タイミングを見極めなければ使用は難しい。
 その代わり、それぞれの必殺技は大抵のサーヴァントを撃破できるほどの威力がある為、いくつもの条件をクリアできればかなり有効な宝具である。

【weapon】

『ゼロスラッガー』
 頭に載ってる二つのブーメラン。
 要するにウルトラセブンのアイスラッガーみたいなものだが、ゼロの場合二つあり、技も色々と多い。

『ウルティメイトブレスレット』
 左腕に装着されているブレスレット。 
 ここに『神を守りしバラージの盾(ウルティメイトイージス)』が装着されている。

【人物背景】

 M78星雲光の国の戦士であり、かつて地球を守ったウルトラセブンの息子。
 全盛期の姿として、5900歳当時のウルトラマンとしては若い姿で英霊化しており、精神もまた当時とほぼ同じ状態である。
 ウルトラ戦士としては不良っ気のある性格で、非常に饒舌であるが、反面で当初は力に対する強い欲求を持っており、光の国の禁忌に触れかけた事もある異端的な戦士である。
 とはいえ、性格的には非常に心優しく、弱者を放っておけない一面も持ち合わせており、若さと正義感を武器にした少年戦士でもある。
 めっちゃ強くなっていって、「こいつウルトラ戦士最強じゃね?」ってレベルにまでインフレしたが、この聖杯戦争ではアーチャーとして現界した為、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』当時くらいの強さである。
 そのため、ウルトラマンゼロ→ウルティメイトゼロくらいの変身しかできない。そもそも、それより強ければどんなに魔力が強いマスターでも即死しかねないのでヤバい。
 ちなみに、5900歳というのはだいたい地球人換算だと高校一年生くらい。

【サーヴァントとしての願い】

 地球の平和を守る、というのが基本方針。

【基本戦術、方針、運用法】

 サーヴァント自体がマスターに同化しなければならない特殊なサーヴァント。
 しかも、呼び出す(変身する)際にマスターの同意が必要となる為、マスターの気絶などの事態が発生しても「マスターの護衛」を行えないのがネックである。
 つまり、基本的にサーヴァントが能動的に戦闘を行う事が一切不可能であり、マスター自身が上手にピンチを切り抜けるしかないのである。
 更には、顕現時も戦闘は原則として三分程度しか行えないという問題があり、呼び出した際は短期決戦が重要。
 そんな諸々の問題点は、全てその高いパラメータから発揮できる戦闘能力と、マスターである刹那・F・セイエイ自身の素養にかかっている。








【マスター】

刹那・F・セイエイ@機動戦士ガンダムOO

【マスターとしての願い】

 聖杯の破壊。

【weapon】

『ウルティメイトブレスレット』
 アーチャーとの同化時に刹那の左腕に装着されたブレスレット。
 ウルトラゼロアイが収納されており、これを目に装着すると刹那はウルトラマンゼロに変身できる。

【能力・技能】

『戦闘能力』
 元々兵士であった事もあり、生身でも十二分に高い格闘能力を持つ。
 武器の扱いにも長け、本来的な「戦争」の現場でも戦いをこなした経験がある。

『操縦能力』
 ガンダムを操縦する操縦能力。
 他にもバイクみたいなやつを操縦している描写があったので、車やバイクくらいなら何とかなるだろう。

『イノベイター』
 高純度のGN粒子を浴び続けた刹那の固有能力。
 精神感応・戦闘能力向上などの効果があり、これにより老化のスピードが半減する。
 一応、魔術の類ではないが、スキルとして魔力回路の代替にはなる……はずだと思う。

【人物背景】

 戦争根絶を目的とする団体・ソレスタルビーイングに所属するガンダムマイスター。
 中東の国家・クルジス共和国の出身で、反政府ゲリラ組織「KPSA」の少年兵として洗脳され、「聖戦」に参加していた。
 その際に両親を殺害した事は彼のトラウマと化している。
 戦闘中、死に際に0ガンダムの武力介入によって偶然救われ、ガンダムマイスターとしてスカウトされた事から、『戦争を根絶する物』としてモビルスーツ・ガンダムを神聖視するようになる。
 それ以後、自らがガンダムとなる事を一つの目的としている。
 無口で不愛想に見えるが、本来は優しい性格で、それなりに人当たりの良い場面もたまに見せる。
 参戦時期は、少なくとも青年期である2ndシーズン以降。その為、イノベイターとしての素養があり、魔力が皆無というわけではない。

【方針】

 ガンダムとして、聖杯を破壊し、この戦争を根絶する。
 無論、戦争そのものを根絶する為に他のマスターを犠牲にするつもりはないが、敵対する可能性が高い相手は駆逐する。
最終更新:2016年06月11日 07:57