ここはある孤児院、そしてそこで働いている少女がいた。
「今日も一日、すっっっごくがんばるよー!」
とても元気いっぱいな少女だった。
その少女の名前はトウ。両親がいないため、同じ境遇の子供たちのために愛情を注ぐ少女である。
「トウお姉ちゃん、おはよー」
「おはよう!みんな元気でお姉ちゃんうれしいよ!」
そして子供たちも彼女のことが好きであった。
そしてもう一人、そんな子供のために働いている男がいた。
「ヒゲのおじさんもおはよー」
「うぉはよぉーーーー!」
そう、凄まじく濃ゆい顔をしたおっさんであった。
「ちょっと待ったー!おれはおっさんじゃない!おれはたァけェすィ!リーダー的存在だ!」
「トウお姉ちゃん、たけしのおじさんが明後日の方向を見て何か言ってるよ?」
「どうしたんだろうね?私たちに見えないものでも見ているのかな?」
…失礼、とても濃ゆい顔をした男であった。
一見何の変哲もない、どこにでもいそうなこの二人、実は只者ではない存在である。
しかしそれについて話すのは、もう少し後になってからになる。
なぜなら…
「トウお姉ちゃん、たけしおじさん、お腹すいたよー」
「そうだね、じゃあご飯にしようか?」
まずは孤児院の子たちの世話をしなければならないからだ。
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そして夜になり、子供たちも寝静まった後、ある一室でトウとたけしは話し合っていた。
「何で私は聖杯戦争なんかに呼ばれたんだろうね…、聖杯に掛ける願い事なんてなかったのに…。」
「仕方ないことさ~、なぜ選ばれたかなんて気にしていたらきりないさ~。」
「でも、もっと相応しい人とかいたかも知れないんだよ!私より不幸せな人たちなんてこの世界にたくさんいるのに、
何でその人たちが選ばれなかったのか、考えずにいられないよ…」
彼女はずっと考えていたのだ、なぜ自分が聖杯戦争に呼ばれたのかを…。
なぜ幸せになりたいと思っているだろう人達でなく、幸せな自分が呼ばれたのかを…。
そして彼女の想いを聞いてたけしは少し考えた後、こう答えた。
「だったら、この聖杯を使ってみんなを幸せにしてあげたらいいさ~。
そうすれば、みんな笑顔になれるさ~。」
彼は自分のためでなく、他人のために聖杯を使うことを提案したのだ。
そしてその言葉で、彼女はハッと気が付いたように顔を上げた。
「そうか…そうだね!それならみんな幸せになれるかもしれないね!
せっかくなら、同じように思っている人たちも仲間にして、みんなで聖杯を使おうよ!」
彼女もたけしの考えた方法が最善の方法だと思ったのである。
そして彼女たちは聖杯戦争に参加することを決めた。
…しかし彼女たちは気づいていない、聖杯が本当にみんなの願いを叶えてくれるかを…。
それほど聖杯戦争は甘くないものであることを…。
…そんな彼女たちの行く末に、いったい何が待ち構えているだろうか?
【クラス】セイヴァー
【真名】たけし
【出典作品】世紀末リーダー伝たけし!
【ステータス】筋力B 魔力D 耐久B 幸運B 敏捷B 宝具EX
【属性】
善/中立
【保有スキル】
信仰の加護(偽):C
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
このサーヴァントは神でなく自らの信念である『リーダー的存在』によりこのスキルを保有しているため、
ランクを大幅に落としている。
心眼(真):C
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
カリスマ:EX
軍団を指揮する天性の才能だが、セイヴァーのそれは他者を仲間にすることに特化している。
しかしセイヴァー自身に率いるという意思はなく、あくまで『リーダー的存在』を目指した結果である。
戦闘続行:B
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
このサーヴァントは常に誰かのために戦い続けてきた逸話を持つため、このスキルを保有している。
【宝具】
『強き信念の象徴(リーダーバッジ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
黄色地に黒で「リ」と書かれた単純なデザインのバッジで、最高のリーダーだという事を証明するもの。
単なるメダルやトロフィーのように「賞を表す」物ではなく、リーダーとしての過酷な運命を背負う者の証であり、
このサーヴァントが"セイヴァー(救済者)"として召喚された理由でもある。
心の持ちようによっては紙クズのように簡単に穴が空くが、強い心を持ち続ければたとえ銃弾や鋼鉄の刃、強酸でも壊れず、持ち主を常に守る。
また、持ち主の「魂」を高める効果も存在する。
自身の幸運と魔力以外のステータスを1段階向上させ、また彼が自分を信じている限りこの宝具は必ずその身を守る鎧となる。
『その力は総てを救うためにある(リーダーマスター)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大補足:1~100人
強さ・優しさ・人望など、リーダーとして必要な物全てを完璧に備えた正に「リーダーの中のリーダー」。
リーダーバッジに宿る「正義の力」を全て身体に取り込み、自由に操ることで奇跡のような能力を発揮する。
自身の幸運と魔力以外のステータスを2段階向上させるが、この宝具の真価は善悪の区別なくその力をもって人々の傷をいやすことにある。
またこの宝具はもう一つの宝具である『強き信念の象徴(リーダーバッジ)』の魔力を消費して発動するため、前述の宝具と同時に使用することはできず、
たとえ令呪を全て使ったとしても、2度と使うことができなくなる。
【weapon】
なし。
強いていうなればリーダーバッジと彼の強い信念である。
【人物背景】
小学1年生にしてすでに下の毛・胸毛・ヒゲが生え揃っており、「顔がセクハラ」とまで評された少年。
リーダー養成施設「リーダー保育園」で一番リーダー的だった者に贈呈される「リーダーバッジ」を肌身離さず付けている。
特技は早食い早グソと運動全般。特に運動能力は凄まじく、生後2日で二足で歩く、生後3日で開脚前転をマスターするなど、人間離れした天性の才能を持つ。
自己紹介をする際「俺はこういう感じだ!」と自らの肉体美を見せ付ける、野球の経験について聞かれた際に"8L(リットル)"と答えるなど、妙な言動や釣り合わない単位を使うことが多い。
また、語尾に「さ~」を付けて話すことが多い。
幼少時代に父・ヒロシを亡くし、その遺言「最も大切なのは人間の心だ」という言葉を受けて、「父ちゃんの夢を叶える」ため
リーダー的存在になることを志したという過去を持つ。
余談だが肌年齢は7歳、ち○こ年齢は30歳らしい。
【聖杯にかける願い】
世界中の皆が幸せであること。
【マスター名】トウ
【出典作品】ドラッグ・オン・ドラグーン3
【性別】女
【weapon】
大剣
【能力・技能】
どんなゲテ物でもおいしく料理することができるほどの料理の腕前
華奢な体にそぐわない怪力
【ロール】
孤児院で働く、明朗快活な女の子
【人物背景】
青い髪と瞳を持ち、額にⅡの痣があり左頭部に青い花が咲いている女性。
ウタウタイ姉妹(『ウタ』を歌うことで魔力を行使できる存在)の三女で砂の国を治めている。
明るく快活で誰ともすぐに打ち解けられるムードメーカーで、どんなゲテ物でもおいしく料理することができるほどの料理上手でもある。
また華奢な体系にも関わらず筋力が発達しており、何かに触れるとき細心の注意を払っている。
本編においては、魔物と化した自国の兵士達と、自分の孤児院の孤児達が一体の魔物と化した姿を見て発狂してしまったが、
どうやら彼女はそれ以前の、魔物退治のために自国を空けていた時期にこの聖杯戦争に招かれたらしい。
【聖杯にかける願い】
この世界中のみんなが笑顔でいてくれること。
最終更新:2016年06月22日 17:49