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その日、この街に悪魔は現われた……。

休日の昼下がり、普段なら元気な子供が走り回り、ベビーカーを押して歩く家族の姿等が見える歩道にはなぜか人の姿が見えなかった。

その理由は、この春から高校に入学する準備をする為にやって来た彼が、準備が一段落ついた処で、街の散策に出たことが原因だった。

「今日はいい天気だな~。ちょっと眩しいけど緑もいっぱいだし……。すがすがしいな~。」

喋っている言葉だけを聞けば街に越して来たばかりの学生さんがこれからの学生生活に思いを馳せ、穏やかな一時を過ごしているように聞こえるが、

周りからはそうは見えていなかった。


それはなぜか?

彼の体がおかしい?

否――――確かに彼の身長は高く細見であるがあくまで常識の範囲内だ。


彼の服装がおかしい?

否?―――彼の服装は上下ともに黒で統一され昼間の公園の中では異様であったがこれが理由ではない。


ではなぜ?


彼の歩く道の先に女性が一人歩いてきた。既に二桁に上る犠牲者?がまた一人増えるのであった。

彼女はで家へ帰っている所、周りの景色を眺め歩いていたため目の前にそれが来るまで気付かなかった。

突然、道の真ん中を歩いていたはずの自分が何かの影の中に入ったように暗くなったので、それを確かめようとして上を見上げ、彼女は悪魔に出会った……。

「おはようございます!今日もいい天気ですね」

「んっ……? きゃーーーーーー!! ごめんなさーーーい!!」

彼女が見たのは彼女が生まれてこれまで見た中で一番恐ろしいものだった。

鋭く細められた目、自分を覆い隠そうとする漆黒の体。

彼女は脇目も振らず元来た道を駆けて行った。


「あれ?どうしたんだろう、さっきもあった途端走り出した人がいたし……。」 


彼は散歩を始めてからこのような形で何人もの人間を恐怖に陥れてきた。

しかし彼には決して悪気はなかった。


鋭く細められた目、その理由は眩しかったので細めただけ。

漆黒の体、これは彼の服の趣味なので仕方ない。

つまり彼は決して悪くない筈である。……たぶん。


彼の名は北野誠一郎。
どこにでも居る健全で心優しい普通の高校生の少年だ。

ただ……彼の顔は、常識をはるかに超えて……


     怖かった……。



『マスター、…この時代の人たちはみんなこうなの?』

『違うと思うんだけどな~、何でみんな僕の顔を見るたび逃げ出すんだろう?』

そしてそんな彼のそばには、目には見えないが少女がいた。

左右非対称の髪形をした、黒髪の少女だった。

彼女は怪訝な顔をして、なぜさっきの女性が突然逃げ出したか考えているようだった。

彼女はアーチャーのサーヴァント。
青い目に若干露出の多い衣装をしている、少女である。

しかし彼女は、ある理由により人と触れ合うことが少なかったため…


_______自分のマスターの顔が怖いことに気づいていなかった。


そして彼らは散歩を続ける。

彼らに悪意は一切ないが、知らず知らずのうちに人々に恐怖をまき散らしながら…。



【クラス】アーチャー

【真名】ステラ

【出典作品】ブラック★ロックシューター the game

【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A

【属性】
 善/中立

【クラススキル】
単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。


【保有スキル】
戦闘続行:A
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、致命的な傷を受けない限り生き延びる。

心眼(偽):B
 直感・第六感による危険回避。

無知:C
 魅了・精神干渉系魔術を無効化する。

 彼女は他者と触れ合った経験に乏しく、そういった意味では人の感情などに対し
 無知であると言わざるを得ないが故のスキルである。

戦技百般:EX
 数多の戦闘スキルを持ちそれらを戦闘中に組み立て使用する。
 ありとあらゆる敵に対して対処可能にするために刻み込まれた業。

 彼女は、ある存在により滅亡の危機に瀕した人類の最終兵器として
 造られた存在であるが故のスキルである。


【宝具】
『変幻自在の魂の砲(ロックカノン)』
 ランク:A 種別:対人、対軍、対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1~50人

毎秒20発の岩石を発射するとも言われる片手持ちとしては異様に巨大な砲であり、アーチャーの名の由来でもある。
アーチャーは砲形態と日本刀形態を愛用するが、用途に応じて瞬時に形態を変化し、
特にガトリングガン、スナイパーライフル、ビームシャワー、誘導弾など多様な銃形態を持つ。

『貴方の知識が必要(ネブレイド)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1

生命を取り込めば取り込んだだけ幸運以外のステータスが上昇していく。
また、その生命の記憶、技術さえ己がモノにする
もしサーヴァントを取り込めば、保有スキルを一つだけ自身のモノにできる。
しかし、対象の宝具を取得することはできず、
またこの宝具を使用すればするほど、正純の英雄からは遠ざかる。

ただしアーチャーはこの宝具を好んでおらず、基本的には使おうとしない。
過去に使用したのは、種の再生を行うためオリジナルが蓄積した知識を必要最低限奪った、ただ一回のみである。


【weapon】
『ロックカノン』
彼女の宝具でもある、毎秒20発の岩石を発射できる大砲
真名解放をしない限りは、変形することのないただの大砲である。

『ブラックブレード』
黒い刀身をした、刀に似た兵器



【人物背景】
右側が短く左側が長い左右非対称のツインテールにしている黒髪の少女。

実は遥か彼方、遠く別の星系から飛来し人類を滅ぼしたエイリアンのクローンであり、
人類滅亡後も死闘の末にオリジナルを討ち果たし、地球上の種の再生を行った英雄であり、
そして地球上の生物の再生を行うためにその知識をオリジナルごと吸収した存在。

人と触れ合う機会が少なく、それ故に感情表現や一般常識に乏しい少女でもあり、
そんな彼女にとってこの聖杯戦争は人類が滅亡の危機に瀕していない時代のものであるため
この時代についてもっと知りたいと思っている。

【聖杯にかける願い】
未来における人類種の再生。




【マスター名】北野誠一郎
【出典作品】エンジェル伝説
【性別】男

【weapon】
なし。
しかし身体能力自体は高く、格闘技に精通した人すら倒したことがある。

…ある意味では彼の凄まじく怖い顔こそが最大の武器かもしれない。


【能力・技能】
悪人と勘違いされ危害を加えられ続けた経験に基づく、本能的な自衛行動

驚いたり感情が昂ぶると「きえええええええっ」と怪人のように叫ぶ。

更に感情が昂ぶると顔にできた古傷が浮き上がってしまい、ただでさえ怖い顔がもっと怖くなる。


【ロール】
ただの善良な高校生。

…ただし怖い顔のせいで不良と勘違いされていた。


【人物背景】
天使の如く純朴で澄み切った心と、悪魔の如く凶悪で恐ろしい顔を持つ少年。

その容姿故に当初から危険人物と誤解され、転校初日から意図せずして番長となり、学校を恐怖に陥れた。

基本的には公園の掃除などかなりまともなことをしているが、周囲の状況や偶然が重なって変な誤解を生み、
周りから勘違いされまくるというある意味かわいそうな人物。

余談だが、彼は自分の顔が凄まじく怖い顔であるという自覚があまりないため、それがこの誤解を加速させる要因にもなっている。


【聖杯にかける願い】
なし。
むしろこの殺し合いを止めたいと思っている。
最終更新:2016年06月22日 17:51