一階線形

与えられた微分方程式が以下の形で表されるとき、一階線形微分方程式と呼びます。

y'+P(x)y=Q(y)   (1)

この方程式は、定数変化法という手段を用いて解を求めます。

まず、(1)の左辺=0の方程式の解を求めます。

y'+P(x)y=0   (2)

(2)のの一般解は

y=Ae^{-\int P(x)dx}  (3)

ここでAをxの関数と考えると、

y=A(x)e^{-\int P(x)dx}  (3)'

これを(1)式に代入することで、xだけの関数となり、A(x)=の形を求めることができる。

ここでは途中過程は省略します。

A(x)=\int Q(x)e^{\int P(x)dx} +C  (4)


(4)(1)'から、一般解は次の式で与えられます。


y=e^{-\int P(x)dx} (\int Q(x)e^{\int P(x)dx} dx + C)
最終更新:2009年05月31日 02:19
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