定係数2階非同次線形微分方程式とは、以下のような式で表される微分方程式の事を指します。
ただし、a,bは定数とします。
まず、同次形(左辺=0)を解きます。
同次形の一般解を次の形とします。
u1(x)、u2(x)は定数項C₁,C₂以外の部分(余関数)とします。
この時、u1(x)、u2(x)は一次独立なので、次のことが成り立ちます。
これは、行列式を用いて次のようにもかけます。
このW(x)をロンスキアンと言います。
ここで、(2)のC1,C2をxの関数とみなして、以下の条件を追加する。(定数変化法)
(4)を、C1,C2について解くと、
これらを積分することで、C1およびC2が求まり、特殊解が求まる。
特殊解をysとすると、
一般解は(2)と(6)の和で表されるので、
最終更新:2009年05月31日 02:21