陽「放射性廃棄物の処理方法は大きく分けると3つあるで。」
1 放置して減衰させる
2 濃縮減容して貯蔵
3 希釈して廃棄
陽「この中から適切な方法を選んで処理をするわけや。」
七海「放射性物質って希釈すれば捨ててもいいの?」
陽「せや。濃度限度っていうのが法律で定められてて、それ以下やったら捨ててもええんやで。」
陽「濃度限度で気をつけなあかんのは2つ以上の核種がまざっとる場合や。」
七海「それぞれ基準値以下だったらいいんじゃないの?」
陽「それでもし何十種類も核種入ってたら、それぞれの濃度は基準値以下でも総量で言ったらすごい放射能になるやろ?」
七海「あー。確かにそうだね。」
陽「ほんで、計算で基準値以下や!ってわかっても、捨てる前にはちゃんと測定機器で濃度を確認せなあかんで。」
気体
¹⁴CO₂ |
アルカリ性水溶液で吸収 |
⁴¹Ar |
貯蔵して減衰させる |
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液体
陽「まず除染係数(decontamination factor:DF)の説明からしとこか。」
陽「原液の放射能濃度を処理後の放射能濃度で割るだけや。」
七海「1Bq/Lの原液を処理して100Bq/LにしたらDFは100ってことだね。」
陽「そや。まあ、そんなんもあるんやなぐらいに思っといてくれたらええよ。」
陽「液体の処理方法も
陽「名前の通り、廃液を蒸発させて減容する方法や。塩濃度が高くても処理できるし、除染係数も高いのが特徴やな。」
陽「逆にデメリットは¹³¹Iみたいな揮発性のRIが入っといたら使われへんこと、あとはめっちゃエネルギー使うことやな。」
陽「排水基準は100Bq/Lやけど、200Bq/Lやから薄めて捨てたろ!っていうのが希釈法や。」
七海「すごい単純だね。」
陽「単純やからこそ楽やし、コストもかからへん!」
陽「...ただ、高レベルの廃液をこれで処理するのは無理やな。」
最終更新:2018年06月21日 12:55