「邪推/コペ(SC66年~SC132年)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

邪推/コペ(SC66年~SC132年) - (2015/05/28 (木) 17:41:30) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**&this_page() &image(http://www23.atpages.jp/~raizin/ResearchArtisanLite/ra/track.php, width=1, height=1) コペ(SC66年~SC132年) 所属勢力:在野→ツキリ→ルーキ→アキ→ラー→在野→ガルア→在野→ショーン・プロベット連合 惑星ゼファー出身。飲んだくれの父と夜鷹の母から生まれ、 生まれながら「負け犬」と評される当に貧民であった。 飲んだくれとは言え、曲がりなりにも日雇いで働いていた父と 貧しさから止む無く夜鷹になった母親と、貧しいながらもそれなりに暮らしていたが、 ある日、母親が夜鷹の取り締まりで捕まり、抗議に向かった父親が 偶々、視察を行ったいたツウガイに「目が気に入らない」と因縁を付けられ殺害されてしまう。 しかも、母親は他の夜鷹と共に害獣の如く「殺処分」され、天涯孤独の身となる。 当然学校へは行けず、就職先もなく、生きていくには窃盗や暴行に手を染めざるを得ず ゼファーのスラムで喧嘩に明け暮れたチンピラであった。 そんなコペの人生を一転させたのはゼファー覇王ツキリの重鎮を務めていたルーキとの出会いで会った。 ある日、偶々スリを働いた相手がルーキで、取り押さえようとした護衛数人をぶちのめした事から、 「護衛として働かないか」とルーキに誘われ、2つ返事でこれを了承。 護衛担当として覇王庁に上がる事となる。 彼の身の上に同情したルーキは彼を実の弟の様に可愛がり、コペも恩義に報いるべくルーキの側近として働いた。 そして、ルーキの王位簒奪クーデターの際もこれに協力し、ルーキの近衛として活躍 ルーキが抵抗軍のテロに会った時は、自ら銃弾を食らいながらも身を挺して主君を守り、 勲3等を授かるなどの功績を上げた これだけ聞けば、ルーキの忠実なる忠臣だが、彼が後世語られる武将となったのは その忠誠心ではなかった。 では、いったい何だったのか?それは世渡りの上手さであった。 ルーキの即位後も特命担当として彼の右腕を務めていたが、 ルーキが四方から挟撃を受け敗戦濃厚となると、あっさりとルーキを裏切り ゼファー攻略を画策していたアキ軍へと亡命した。 覇王ルーキもまさかコペが裏切るとは夢にも思っておらず驚きを隠せなかったと言う。 アキから同盟した経緯を聞かれた際は 「老い先短い国に何時までも居る者は、唯のバカである」と返答。 コペの堂々とした態度をアキは気に入り、ルーキの時と同じく分7位で召し抱えた。 アキに気に入られ仕官したコペだが、バーセムやアントン、ラーと言った重鎮たちからは その仕官経緯から眉を顰められ仲が悪かった。 コペ自身もアキに個人的に好かれているから仕官できていることを知っていた為、 アキが病に倒れると「お暇を頂きます」と言い出し、 慌てたアキが態々重鎮たちを呼び出し、コペを冷遇しないように言い聞かせたと言う。 そして、コペにも「もし、冷遇されてると感じたらこの国を出よ。そうなったらこの国も長く無い」 と言い間もなく亡くなったと言う。 アキが死に婿のラーが即位すると、コペを嫌っていたラーは遺言に背きコペを冷遇。 近衛として刺客や諜報員の取り締まりで功績を上げたにも拘らず、 昇進は見送られ続け分7位留まりであった。 自らが冷遇されている事を感じ取ったコペは仕事を疎かにする様になり、 すると、今度は何かに付けて責任を追及するラーに愛想を尽かし、 脱走し野に下った。 野に下ったコペは酒場で用心棒をしたり、警備員をしながら生計を立てていたが、 ラーが死に、各派閥が分裂すると人材不足から各派閥から仕官の誘いを受けるも 何の出世の約束もしなかったバーセムの誘いは蹴り、 「分3位」で召し抱えると言ったラーの息子の誘いも「身分不相応だ」と蹴ったが、 旧アイタペ派の支援を受け独立したガルアから仕官を進められた際「分7位」を提示されると これを受諾し仕官に応じた。 だが、ガルアが追い詰められるとあっさりとこれを裏切り、再度在野に下った。 優遇していたと思っていたガルアもまさか裏切るとは思っていなかった為、言葉を無くし ガルアに協力していたアントンも青白い顔が真っ赤になるほど激昂したと言う。 再度、野に下ったコペは再度酒場の用心棒で生計を立てていたが、 酒場で乱闘騒ぎを起こした際、取り締まったバッカスの目に留まり召し抱えられる。 そこでコペは「分7位」を要求。プロベットはコペの経歴と態度に眉を顰めるも バッカスが説得した事で分7位で召し抱えられる。 その後、プロベットの元にはアキ・ラーの王族や残党が仕官してきたのだが、 皆、コペが何食わぬ顔でプロベットの元にいる事に驚きを隠せず ある者は「先見の目がある」と褒め、ある者は「世渡りが上手い」と呆れ また、ある者は「図々しい男だ」と嫌悪感を露わにしたと言う。 ある時、ラブがバッカスに 「何故、コペを召し抱えたのですか?プロベット陛下も嫌な顔をしているように思えたのだが」 と問うと、バッカスは「陛下にも同じ事を聞かれた」と笑いながら 「私が嘗て陛下に将軍位を要求したのは、それが自分にとって妥当な身分だからであり、  彼が分7位を要求するのは、それが本人にとって妥当な位だと理解しているからだ。  私が同じ国に長年お仕えしているのは、歴代の覇王が私の能力を正当に評価し  見合った身分を授けてくれ、国を変える必要が無かったに過ぎない。  私が放浪の身となった陛下の為に官位を投げ捨て、抵抗軍に身を落としたのは  陛下が復帰の際に身分を約束し、再起の見込みがあったからだ。  彼が国を捨てたのは、身分を得られる保障がなく、再起の見込みが無いからであり、  事実、彼の去った国は全て地図から消えている。  老い先長く無い国に何時までも居る忠臣面した者は、先の見る目のない大馬鹿者である。  その点、彼は先の見る目があり、自らの力量をしっかりと理解した優秀な人間でだ。  だから、私は彼を召し抱えた」と返答している プロベットがショーンと和解した際もコペはショーンに「分7位」を要求。 バッカスに続き図々しい態度を取るコペにショーン側の関係者も呆気に取られるが、 ショーン本人は「プロベット殿の家臣達はしっかりしている」と笑いながらこれに応じた。 その後もショーンの下で特命の近衛士官を務めていたが、 ある日、勤務中に胸の痛みを訴え倒れ病院に運ばれるが、治療の甲斐無く息を引き取った 享年66歳 死因はルーキを守った際に追った銃弾の取り切れなかった破片が 心臓に達した事による外傷性ショック死で、病院に担ぎ込まれた時には 既に手遅れの状態であった。 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
目安箱バナー