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  • 決起前夜
    最近、足繁く通うようになった店から出たところで、成歩堂に会った。 「あれ、御剣?どうしたんだよ、こんな所で」 今、一番会いたくない人物だ。 「別に……。夕食を済ませたところだ」 「へぇ。ここってさ、よく雑誌とかに載るレストランだよね。お前も来るのかぁ」 「何だ?」 「いや、高そうだな、と思って」 そう言って、へらり、と笑う。御剣は、その笑顔から目を逸らした。 いつでも真っ直ぐに投げかけられる視線。今まで彼が扱った事件の真相と同じように自分の心も暴かれてしまいそうで、御剣は居たたまれなくなる。 「御剣?顔色悪いけど大丈夫か?」 「あ、ああ……。平気だ」 努めて平静に。そんな余裕など、無いのに。 「この後、用事があるので……失礼する」 「うん……?あんまり無理するなよ」 「巨大なお世話だ」 捨てるように言って踵を返す。 ここから駅まで歩いて五分強。それから電車で...
  • Past→Future4
    夕暮れの街を、成歩堂は最近いつもそうしているように真宵と共に駅に向かって歩いていた。 寄り道の学生、買い物の主婦、習い事帰りの子供。通りは賑やかだ。 「ナルホドくん、お腹空いたね」 「そうだね」 「ナルホドくん、ラー・・・」 「嫌だよ」 真宵が言い切る前に否定する。 「何で!?」 「昨日も食べただろ!?」 彼女が言いたいことは分かっている。「ラーメンが食べたい」。 「違うよ。今日はいつものお店じゃなくて駅前にできた新しい・・・」 「ダメ。そんなにラーメンばっかり食べてたら血圧上がっちゃうだろ」 「もー!ナルホドくんの年寄り」 「はいはい」 何と言われようと二日続けてラーメンは精神的にきつい。 そんなやり取りをしているうちに、二人は裁判所の前を通りかかった。 成歩堂は横目で通い慣れた建物を見上げる。 数日前に御剣を見かけて以来、裁判所へは行っていない。ただ、...
  • Past→Future6
    「ウェッジ・ウッド・・・」 成歩堂は今聞いたばかりの単語を口の中で繰り返した。 そして千尋の言葉を思い出す。 「自分のものはシンプルに。お客様には良いものを」 この事務所にあるものはほとんどが千尋が集めたものだ。当然、来客用のカップも。 ブランドに疎い成歩堂でも「ウェッジ・ウッド」くらいは知っている。 「そうだよぉ。あの御剣検事が手を滑らせるなんて・・・。ナルホドくん、いじめたんじゃないの?」 「そんな事するかよ」 否定はしたが、いたずらっぽい真宵の視線が良心に刺さる。 御剣が訪れた翌日、カップが一脚消失しているのに気づいた助手に説明を求められ、「御剣が手を滑らせて割ってしまった」とだけ言った。 何だか責任転嫁してしまったような気持ちもしたが、詳しく話す気にはなれなかった。 そして割れてしまったカップの正体を知った。 (いじめたわけじゃないけど・・・) 自...
  • PAST→FUTURE3
    数日後の午後の「成歩堂法律事務所」。 所長室から成歩堂が出てきた。手には書類が入っているらしい茶封筒を持っている。 「ちょっと裁判所行って来るね」 「うん?書類ならあたしが……」 「いや、ついでに調べたい資料があるから」 「そっか。行ってらっしゃい」 留守番頼んだよ、と言い残して事務所の主は外に出る。 春の日差しがデスクワーク漬けの目に眩しい。並木の桜は大方散ってしまっていて、それが少し寂しかった。 「あ。ついでに買い物も頼めばよかったよ」 真宵が一人ごちたのは、それから数分後のことだった。 裁判所の地下にある資料室を出たのは、成歩堂がそこを訪れてから二時間が経とうという頃だった。 (すっかり入り浸っちゃったな。早く帰らないと……) 自然と急ぎ足になる彼の歩みは、しかし、ロビーへと続く階段を上がりきる前に止まった。 (げっ……、あの遠目にも派手な赤いスーツ...
  • 未必の恋(弁護士ver)
    背後の温もりが離れていく気配に目が覚めたが、敢えて気づかずに寝ているふりをした。 恐らく御剣はこのまま帰るつもりだろう。起きて見送れば引き止めてしまいそうだ。 昨夜を思い出す。 何度名前を呼んでも、何度名前を呼ばれても、そのあとに続くはずのたった一言が言えない所為で満たされた気がしなかった。 さすがに御剣が気を失ってしまった時には反省したが。 多分、正しい判断だった。 障害の多い関係は御剣を傷つけるだけだ。だから想いは決して口にしないと決めていた。 玄関のドアが開いて、閉まる音がした。 成歩堂は寝返りを打って、虚しく空いているスペースに手を伸ばした。 シーツはまだ御剣の気配を残している。 「ずるいよね。・・・ぼくもお前も」 昨日、メールで誘った時には本当に飲むだけのつもりだった。 求められたような気もするし、求めたような気もする。 けれど、無かったことにしてしまえ...
  • 星座づくり
    「ここだとさ、ちょっとは見やすいだろ?」 手を引かれて連れてこられたのは成歩堂のマンションの非常階段だった。 建物の陰になって街灯の光が届かないそこからは、確かにベランダからよりは星がよく見えた。 「さすがに天の川までは見えないけど」 「ああ……」 成歩堂の隣で御剣はぼんやりと相槌を打った。 星空を見上げるのは何年ぶりだろう。ましてや、その為だけに時間を取るのは子供の頃以来かもしれない。 人々が寝静まった深夜。音の無い闇の中で見る星には、吸い込まれるような感覚を覚える。 「あれとあれと、あれを繋げてさ……」 ふいに成歩堂の手が宙を泳ぐ。その先には一際大きな光の粒。 「ぼくと御剣の星座にしよう」 「何の形をしているのだ?」 「……愛の形……?」 あは、と笑う声に呆れ顔を返す。 「そんなことを本気でやるとはな……」 「いいじゃないか、形なんて何でもさ」 そっと右...
  • 甘くて、苦い。
    喧騒の中を電子音が響いて、別れの時が来た事を告げた。 「じゃあ、な。御剣・・・」 「ああ」 出発ロビーの入口の前で、残された僅かな時間を惜しむ。 成歩堂の左手が差し込まれたスーツのポケットが、物言いた気に小さな音をたてている。 「電話とかメールとかしろよ。お前すぐ忘れそうだけど」 「うム。・・・心がけよう」 御剣が海外へ行ってしまう。少なくとも一年は会えない。 「元気でやれよ」 「君も」 そう言った御剣の前に、先程までポケットの中にあった成歩堂の手が差し出された。飴の包みをのせて。薄いプラスチック製のそれは、彼の手の中で弄ばれていたらしく、既にヨレヨレになっている。 「何だそれは」 「餞別」 「子供じゃあるまいし・・・」 呆れ顔の御剣に強引に押し付けた。 「貰ってよ。食べてくれなくていいから」 小さな袋に、自分の心を託して。 「じゃあ、な・・・」 もう一...
  • 恋しい夜
    事務所を閉めたのは午後九時を過ぎてからだった。 外に出たとたん冷たい空気が身を包み、吐く息が白く暗闇に咲いた。 冬の寒さはじわりと体に染みる。自転車を漕ぎ出しながら、 (こんな日は鍋が良いな・・・・・・) と、成歩堂龍一は思った。 鍋といえば複数人数でやるものだ。 すぐに二人の人物が浮かんだが、一人は彼女と一緒だろうし、もう一人は仕事が忙しいのか、最近ろくに連絡も取れない。そもそも「これから一緒に食事でも」と誘うにはすでに遅い時間だ。 (御剣・・・・・・) 二人目の人物を思い浮かべる。 (ちゃんと食ってんのか、あいつ・・・・・・?) そういえば、二、三日メールも電話もしていない。 『仕事に目途がついたらこちらから連絡する』 確か、最後に送られてきたメールはそんな内容だった。 成歩堂の方も暇とはいえない状況だったから、今の今まで恋人から何の音沙汰もないことは気にも止...
  • 例えば、こんな日も
    開け放った窓から蝉の声が流れ込んでくる。 成歩堂は自宅のリビングの床に寝転がっていた。ぼんやりする頭の中に、微かに車のエンジン音とドアを開閉する音が届く。御剣が来たな、と思った。この状況を見れば彼は怒るだろう。冷房も入れず、いつも通り散らかった部屋の真ん中でだらしなく寝そべる自分。何事もきっちりさせたがる御剣の性格とは正反対の部屋だ。 彼は部屋に入って室内の状態を見るなり何事かイヤミを言って、冷房のスイッチを入れ窓を閉め、寝ている自分を無理矢理引っ張り起こしていつもの小言が始まるのだ。容易に想像できる。そこまで分かっているのなら事前に行動を起こせばいい。今からでも遅くは無い。しかし、成歩堂にそんな気力は無かった。 9月間近の晩夏の土曜日は真夏日らしい。 らしい、というのは成歩堂自身が気温を測って確かめたわけではないから。朝に見た天気予報で今日の予想最高気温は32度だと言っていた。 ...
  • 未必の恋
    触れ合った熱い指先が、これが現実だと告げている。 男の舌が歯列をなぞる。 少しだけ口を開けてそれを受け入れると、上顎を撫でられて体が跳ねた。 口角を変えて更に貪る間にも、性急に服を脱がしあう。 直に体温を感じたい。早く繋がって身も心も一つになりたい。 押し倒されたソファの上で、ただその欲求だけが脳を侵食していく。 唇が離れて、今度は首筋に息がかかる。それと同時に男の右手に脇腹を撫でられ、思わず小さく声が出た。 「御剣・・・」 男が呟く。 熱を孕んだ甘い声と雄の欲に潤んだ瞳。 そんな声で呼ばないでほしい。そんな目で見つめないでほしい。 欲情と、何故か切なさが体中に満ちて、堪らなくなって御剣は男の名を呼んだ。 「成・・・歩堂・・・」 夕方に届いた、今日これからの予定と明日の休日を確認するメール。 「二人でうちで飲もう」 誘ったのは成歩堂だった。その文面に期...
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