*このページには重大なネタバレを含んでいます。自己責任でお願いします。
イト
事前準備
- [(5つある転移の残滓>]]を集め、スキルツリー・書庫から、隠し通路を通ることで戦える。
- 勝つためには、〜〜を解放しておくといい。
ストーリー
01
道端で息絶えていた少女を見つけた。
埋葬しようとすると、彼女は莫大な魔力を
体に宿していることに気が付いた。
道端で息絶えていた少女を見つけた。
埋葬しようとすると、彼女は莫大な魔力を
体に宿していることに気が付いた。
世界は魔の手に包まれかけている。
この魔力はどうにか利用できないだろうか?
この魔力はどうにか利用できないだろうか?
02
地下を経由し、その亡骸をアルストラに持って行った。
しばらく、その魔力の根源を調査するために。
地下を経由し、その亡骸をアルストラに持って行った。
しばらく、その魔力の根源を調査するために。
結果はあまりよろしくなかった。
そもそも亡骸を使うだなんて非人道的な行為、
初めから私自身に受け入れられるわけがなかった。
そもそも亡骸を使うだなんて非人道的な行為、
初めから私自身に受け入れられるわけがなかった。
03
08
魔力はあまりにも膨大だった。
我々には想像できなかった。
魔力はあまりにも膨大だった。
我々には想像できなかった。
その魔力の微量な動きで、
自分の屍を動かしているのではないか?
自分の屍を動かしているのではないか?
09
生命を復活させる神器。
ミメティスはそう言っていた。
生命を復活させる神器。
ミメティスはそう言っていた。
しかし、それは本当だったのか?
血液検査は中止された。
血液検査は中止された。
10
「コープス」と名付けた。
「コープス」と名付けた。
11
死体に残る魔力が、
彼女の体内組織のすべてを動かしている。
死体に残る魔力が、
彼女の体内組織のすべてを動かしている。
この結論に至るまで、何年要求しただろうか。
とはいえ少なくとも、私は未だに信じられないことだが。
とはいえ少なくとも、私は未だに信じられないことだが。
12
生き返ったのではない。
全ての魔力のごく微量な調整で再現しているのだ。
生き返ったのではない。
全ての魔力のごく微量な調整で再現しているのだ。
……それでは一体。
あの神器はなんなんだ?
あの神器はなんなんだ?
13
彼女を「イト」と呼ぶことにした。
コープス呼びは気が引ける。
彼女を「イト」と呼ぶことにした。
コープス呼びは気が引ける。
イトは成長しない。
ただ微かに、魔力が蓄積され続けている。
ただ微かに、魔力が蓄積され続けている。
14
イトは老化しない。病にもかからない。
既に死体であるからだろうか?
イトは老化しない。病にもかからない。
既に死体であるからだろうか?
しかし、死体と呼ぶにはあまりにも……立派だ。
私の語彙では表せない。
誰が想像できただろうか?
私の語彙では表せない。
誰が想像できただろうか?
イトは数々の村、町を魔物の手から救い続けた。
そして彼女は「英雄の魔術師」として
語られるにまで至っていたのだ。
そして彼女は「英雄の魔術師」として
語られるにまで至っていたのだ。