アットウィキロゴ

第三回放送





「もうこんなに減ったか………早いものだな」

すべての黒幕・タブーが画面を眺め、そう言った。
中でも咲夜と呂布の行動には感心していた。
このような世界にこようとも、言われたことを忠実にしてくれている。
今は両者とも攻撃を受け、気絶というカタチになっているが、目覚める時―――。
それを期待出来るような人材だった。

「………マリオ、か」

タブーが見つめる赤い帽子の男。
誰よりも高い正義感を持ち、我々に対抗する存在。
………あの時も一度は敗北した奴が、もう一度来た時に我をうちやぶるとは思わなかった。
今回こそは、全滅させてやるしかない。
油断をすれば私はまた、彼に倒されるであろう。
マリオだけではない。
他に、ヨッシーにゼルダ ピカチュウにアイクといった存在が残っている。
彼と同行し、共に私を倒した勇気ある正義達だ。
同じく油断出来ん。
………そして我々の方へと入って来たマスターハンド。
一度、コイツも反抗をしてきた奴だ。
また反抗される訳にはいかない。
今回は左手の方もいるみたいだからな。
こっちが片づけてくれるだろう。
仲良くないことも私は知っているのだ………。

「こんなものか………禁止エリア指定はマスターハンドよ。
 任せたぞ」

「任された」

タブーは禁止エリア指定をマスターハンドに頼むと部屋を出て行った。
その後を追う者もいず、またどこに行ったかも誰も知らないのであった。
すべてタブー自身のみが知る秘密である。




「今回が第三回放送………か。
 禁止エリア指定は4つ………決めるのは機械だ。
 さっさとやってしまうか」

マスターハンドがスイッチを押す。
するとモニターにはしばらくお待ちくださいの文字が現れる。
その文字通りにしばらくお待ちになると、完了の文字が出る。
現れた禁止エリアの名前が4つ。
そして現時刻は、午後2時だ。
もしくは、14時というところである。
マスターハンドは、時刻の所に14時の1時間後の15時を入力。
これにより、15時より禁止エリア発動。
そして次の放送時刻は5時間後の19時となる。
19時は日が落ちた頃。
今に夜になろうとする時間。
つまり、この明るい今を耐えれば少し安心出来る時間になれる訳だ。

(ここを耐えてくれ………頼むぞ)

マスターハンドはそう声に出さず思い、放送のマイクを入れるスイッチに手をのばし………
いや、自身が近づく時点でのばしていて、スイッチをONにした。
第三回放送の開始である。


「さて、殺し合いは進んでいるのか?
 乗る奴、乗らない奴もここを乗り越えることを考えてみよ。
 次の放送は夕方な為に耐えれば暗い場所で隠れ通すこともあるだろう。
 ………さて、それをされたくないだろう?
 殺し合いをさらにエスカレートさせ、夜に隠れさせることを阻止すれば良い。
 だが焦って禁止エリアに入ったり、首輪を外そうとは思うな。
 爆破の餌食になるだろうな。
 ………では禁止エリアの発表をしよう。今回は4エリアだ。
 メモの用意をしてくれ。………では、言うぞ?
 G-6 E-7 B-5 E-4 以上4つだ。
 このエリアに入る者はすみやかに退避してほしい。
 首輪が爆破されてしまうぞ?
 されたくないなら離れるんだ。
 では、死亡者発表するぞ。
 今回の死者の数に私はびっくりしたよ。
 期待して聞くがいい。

 泉こなた。
 ブンブン。
 狩野英考。
 渋井丸拓男。
 ロゼッタ。
 ソリッド・スネーク。
 そら。
 あいざん。
 ルイージ。
 北条沙都子。
 園崎魅音。
 ルカリオ。
 腹黒店員。
 竜宮レナ。
 富竹ジロウ。
 スパーク。

 以上の16名となるぞ。
 では次の放送にて会おう。」


それまで言って放送は終了した。
実はリンクも死んだのだが、既に死者扱いな為に呼ばれない。
マスターハンドは死者リストに生存者の顔を見て悲しんだ。
今回の放送でルイージとルカリオという強力なメンバーが消えた。
忘れてはならないが、スネークも消えてしまった。
さらに一回放送から聞く限り、もうほとんどのスマッシュブラザーズは消えている。
残ったのはマリオにヨッシー、ゼルダやピカチュウにプリンとアイク。
たったそれだけとなった。
不安だが、他にも有力な参加者もいる。
もう少しタブーに逆らえる戦力を温存してくれ………!
頼んだぞ………スマッシュブラザーズよ!!
………いや、他の参加者も混ぜるならばだ、


『真・スマッシュブラザーズ!そう、お前達なら出来る!まかせるぞ………!』



「今度こそリンクは死んだか………フハハハハ。
 トライフォースの力があれば主催者など我が下に置けるも同然よ………」

モニターには映らないホテルの場所。
だが、リンクという勇気のトライフォースを持つ奴の気はない。
死亡………それ以外考えるつもりなどないわ。
ゼルダよ………貴様はしぶといな。
だが、俺がいる限り………このゲームに勝てると思わないことだな


「ハーーッハッハッハッハッ!ハァーーッハッハッハッハッハッ」


ガノンドロフの笑い声は数メートルは響いたという………。


【第三回放送 突破】

【残り人数 25人】

バトルロワイアルはまだ………終わらない。


タブー sm118:滅亡前には、焦りを感じるもの
マスターハンド sm118:滅亡前には、焦りを感じるもの
sm094:第二回放送 ガノンドロフ sm118:滅亡前には、焦りを感じるもの


最終更新:2011年07月29日 00:36