一番捨てるべきものを
びりびりと音を立てて破いて インクの色さえ見えなくした
カスタマイズされた生を レールのとおり辿った
チキンレースに出られるほど 心はいつも満たされていなかった
ごめんなさいと謝る夢を 何度も何度も、見た。
「すべての嘘にサヨナラを」
必要なものなんてこの体一つだけ
眠っているように 君の耳元で
「もう楽になっていいんだよ」と 呟いたなら
君は僕を手放してくれるかな
それともぎゅっと捕まえて
ここへおいで、と言うのかな
まだある何かを捨てなくちゃ
眠ったふりを見ないようになんてしないよ、もう。
2006/11/11 自由詩【すべての嘘にサヨナラを】words=Ree.
最終更新:2006年11月11日 00:32