ルドミラ「続く、続かない……続く……続かない。」
主人公「なにをしてるんですか?」
ルドミラ「この町での幸せな生活が続くのか続かないのかを占ってたの。」
ルドミラ「サキュバスってほら、追い出されがちだから。」
主人公「
ルドミラさん……。」
ルドミラ「ウフフ、そんな顔しないで。この町は大丈夫、って信じてるわ。」
ルドミラ「それより、アレス(アリス)もなにか占ってほしいことがあったら言ってね?」
ルドミラ「と言っても、アタシの占いは50%しか当たらないんだけど。」
主人公「2回に1回当たるってすごくないですか?」
ルドミラ「ううん、アタシなんてまだまだ。」
ルドミラ「ひいおばあちゃんはいつもバッチリ当ててたらしいわ。」
ルドミラ「もっとも、はずれたら事実をねじ曲げてでも当たったことにしていたそうだけど。」
主人公「な、なるほど……。」
ルドミラ「あ! アタシの占いがはずれたときはアタシのことをねじ曲げちゃってね♪」
ルドミラ「できるだけ力いっぱいやってくれるとうれしいわ♪」
主人公「はは……あらかじめお断りしておきます。」
主人公「ところで、さっきの占いの結果はどう出たんですか?」
ルドミラ「それは――」
ルドミラ「ヒ・ミ・ツ♪」
最終更新:2021年12月29日 18:27