告白-プリシラ

プリシラ

失敗

「あ、うん……。そういうのは、大切な人に言ったほうがいいよ。」

成功

プリシラ「え…………っと。」
プリシラ「冗談、だよね？」

冗談じゃないよ・ばれちゃった？

▼冗談じゃないよ
プリシラ「本気……なんだね。」
主人公「うん。」
プリシラ「………………。」
主人公「プリシラ？」
プリシラ「ご、ごめん。びっくりしちゃって……。」
プリシラ「そ、その…お返事は」
プリシラ「明日、10時にきぼうの池でしてもいい？」
主人公「うん……わかった。」
プリシラ「そ、それじゃあ、明日……。」

• 再会話

プリシラ「明日……10時に、きぼうの池でお返事させてね。」
プリシラ「そ、それじゃあ、明日……。」

▼ばれちゃった？
プリシラ「そ、そうだよね。」
プリシラ「うん、もちろんわかってたよ。あはは……。」

翌日

• 10時前

プリシラ「今日……10時に、きぼうの池でお返事させてね。」
プリシラ「そ、それじゃあ、明日……。」

• きぼうの池

プリシラ「アレスくん（アリスちゃん）……。」
主人公「昨日の返事、聞かせてもらえるかな。」
プリシラ「は、はい。」
プリシラ「これを……読んでください。」
プリシラ「ず、ずっと前に書いたきり勇気が出なくて渡せなかったお手紙なの。」
主人公「そうなんだ…えっと。」
主人公「『親愛なるアレス（アリス）へ』」
プリシラ「こ、声に出さないで……！」
主人公「そうだね、ごめん。」
主人公（『親愛なるアレス（アリス）へ。突然のお手紙でごめんなさい。』）
主人公（『どうしても伝えたいことがあって、でも面と向かって言うのは恥ずかしくて』）
主人公（『こんな形になりました。わたしは…………』）
プリシラ「ま、待って！」
主人公「え？」
プリシラ「や、やっぱり自分の口から言わせて。」
プリシラ「アレスくん（アリスちゃん）が勇気を出して言ってくれたみたいに」
プリシラ「わたしも自分の口から伝えたい。」
主人公「それじゃあ……聞かせて。」
プリシラ「う、うん。」
プリシラ「わ、わたしは……ううん、わたしも…………」
プリシラ「アレスくん（アリスちゃん）が好きです。」
プリシラ「物語の王子さまみたいに強くて、やさしくて、あったかくて……」
プリシラ「わたしに勇気をくれる人。」
プリシラ「そんなアレスくん（アリスちゃん）のことがずっとずっと好きでした。」
プリシラ「だから……わたしと付き合ってください。」

はい・……ごめん

▼はい
プリシラ「ふ、ふあぁぁぁ……よかった……。」
プリシラ「イヤって言われたらどうしようかと思った。」
主人公「僕（私）から告白したのにそんなこと言わないよ。」
プリシラ「あはは……そうだよね。でも不安で……ふむむ……っ。」
主人公「昨夜、眠れなかった？」
プリシラ「えへへ…うん。」
プリシラ「でもね、不安だけじゃなかったんだよ。」
プリシラ「恋人になったらあんなことやこんなことをしたいな、って考えるとドキドキもしたの♪」
主人公「たとえばどんなこと？」
プリシラ「うーんとね……恋人っぽい呼びあい方をする…とか。」
主人公「なるほど。」
プリシラ「アレスくん（アリスちゃん）はどんなふうに呼ばれたい？」

今までとおり・彼氏さん・マスター・王子様・ピッピ・相方さん・彼氏・本官さん

プリシラ「うん、わかった。」
プリシラ「それで、その……わたしのことはどんなふうに呼んでくれる？」
主人公「そうだな……。」

今までとおり・プリシラさん・プリシラちゃん・プリさん・プリちゃん・プリティ・シラティ・ハニー

プリシラ「えへへ……それもいいね。」
プリシラ「それじゃあ、アレスくん（アリスちゃん）（選んだ呼び方）。これからよろしくお願いします。」
主人公「こちらこそ。よろしくお願いします。」

▼……ごめん
プリシラ「え………………。」
プリシラ「そっか…………。」
→告白失敗