リグバース(探偵事務所開設)


  • 署長室
ひな「アレスくん(アリスちゃん)♪」
主人公「ひなちゃん。お母さん、元気になったんだね。」
ひな「うふふ、アレスくん(アリスちゃん)のおかげ。ありがと~。」

美しい女「ひなの母、みささぎです。」
みささぎ「弟とひなから、あなたさまのことを聞きました。」
みささぎ「ひなを見つけて町へ送り届けてくれたうえに私のことも助けていただいたとか。」
みささぎ「あなたさまは命の恩人です。本当にありがとうございました。」
主人公「そんな。当然のことをしただけですよ。」
みささぎ「ああ……なんて良い人なのでしょう。あなたさまこそ、まことの聖人。」
みささぎ「これからは朝昼晩、三度お礼の祈りを捧げます。」
主人公「お、大げさですって。」
むらくも「はっはっは、気にしないでやってくれ。姉上はちょっとばかりズレてるんだ。」
みささぎ「ズレてる……?」

みささぎ「もう1回言ってみな、むらくも。私のなにがズレてるって?」
むらくも「う……す、すまねえ。」
主人公(あのむらくもさんが、たじろいでる……)
みささぎ「はっ……!」
みささぎ「お、おほほ、これはお見苦しいところを。」
主人公「い、いえ……あはは。」

みささぎ「このたびのご恩は必ずお返しします。私にできることがあれば、なんでもおっしゃってください。」
みささぎ「それでは、ごきげんよう。」


(翌日以降)

  • 旅館「一期一会」

テリー「そんじゃまあ、相談したとおり雑貨屋はみささぎさんに任せるってことで。」
みささぎ「ひなと2人で暮らせる家を探さなければと思っていましたから、」
みささぎ「渡りに船のありがたいお申し出ですけど…本当によろしいのですか?」
むらくも「そうだぜ、テリー。店をゆずって、あんたはどうするんだ?」

テリー「昔からの夢だった、探偵事務所をはじめるつもりだ。」
むらくも「探偵?こんな平和な町でか?」
テリー「ナゾってのは、物騒なもんばかりじゃない。どこにだって転がってるさ。」
テリー「メガネをどこかに置き忘れたとか、ドアのカギが開かなくなった、とかな。」
テリー「どんな小さなナゾでも、テリー探偵事務所によろしく。」

テリー「Seedのあんたも、手が足りないときは言ってくれ。」
主人公「え?あ、はい!」

ひな「あ~アレスくん(アリスちゃん)だ~。」
主人公「テリーさんの雑貨屋をゆずってもらうことになったんですか?」
みささぎ「そうなんです。」
みささぎ「家を探しているという話をしたら、『だったら雑貨屋をやらないか』と言ってくださって。」
みささぎ「本当にこの町は、いい人ばかりですね。」


(翌日以降)

  • テリー探偵事務所

セシル「お願い!ボクを弟子にしてください!」
セシル「ボク、テリーさんみたいな名探偵になりたいんだ!」
テリー「開業したばかりで名探偵もないだろ。」
セシル「そんなことない!小さいときからテリーさんがナゾを解くのを見てきたもん!」
セシル「とにかく、弟子にしてくれるまでココを動かないからね!」
テリー「……まいったな。」

主人公「あの……?」
テリー「おー、いいとこに来た。あんたからも言ってやってくれよ。」
テリー「探偵なんて目指さないで、マーティンみたいに職人の修行でもしろってさ。」
セシル「ヤダ!ボクは名探偵になって父さんと母さんを見つけるんだ!」

テリー「……そういうことか。」
テリー「わかった、認めるよ。弟子でもなんでも、好きにしてくれ。」
セシル「ホント!?やったあ!ありがとう、テリーさん!!」
セシル「ボク、がんばってお役に立つからね!」
テリー「……やれやれ。」


(翌日)

  • 自室

リヴィア「おはよう、アレス(アリス)。」
主人公「おはようございます。」
主人公(リヴィア署長が部屋まで来るなんてめずらしいな)
リヴィア「ねおきのところワルいが、すこしトクシュな任務をまかせたい。」
リヴィア「目がさめたら署長室にきてくれ。」
主人公「は、はい。わかりました。」


  • 署長室

主人公「リヴィア署長。特殊な任務ってなんですか?」
リヴィア「んあ~……それなんだがな。」
リヴィア「どうもこのところ、肩がこってしかたないんだ。」
主人公「え……まさか肩をもむのが任務?」
リヴィア「それはそれで依頼したいところだが、そうではない。」
リヴィア「ルーンのめぐりがよくないんだ。町の遺跡で、ながれがとどこおっている。」
主人公「それと肩こりにどんな関係が……。」
リヴィア「気圧がひくい日がアタマがいたくなったりするだろう?あれとにたようなものだ。」
リヴィア「いまはわたしだけがかんじる不調だがほうっておくとタイヘンなことになりかねない。」
リヴィア「ルーンのみだれは大地のみだれ、大地のみだれはヒトのみだれ、」
リヴィア「ヒトのみだれは世のみだれ、というからな。」
リヴィア「そこで、だ。オマエに遺跡のちょうさ任務をあたえる。」
リヴィア「ルーンのみだれのゲンインをつきとめてわたしにほうこくしてくれ。」

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最終更新:2022年01月24日 22:05
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