- イベント関係者:プリシラ、ルーシー、フーカ、むらくも、ランドルフ、ジュリアン
1日目
プリシラ「うう……困ったな。」
主人公「どうしたの、
プリシラ?」
プリシラ「あの、えっと……お姉ちゃんに森でキノコを採ってきてって言われたんだけど、1人で行くのが怖くて……。」
主人公「それなら、僕(私)がいっしょに行こうか?」
プリシラ「ほ、ほんとに?」
主人公「うん。」
プリシラ「それじゃ、あの…よろしくお願いします。」
プリシラ「あった、キノコ♪」
主人公「こんな近くに!?」
主人公「これなら私がついてこなくても大丈夫だったね。」
プリシラ「ううん、そんなことないよ。」
プリシラ「わたし1人じゃいつまでたっても来れなかったから。」
主人公「どうして?」
プリシラ「小さいとき、1人で冒険して大ケガして……それから1人で外に出るのが怖いの。」
プリシラ「って言っても、そのときのことぜんぜん覚えてないんだけど……」
プリシラ「でも外に出ようとすると胸がドキドキして足もぷるぷる震えちゃって。」
主人公「そうなんだ……。」
プリシラ「あ、でもね、ちゃんと特訓もしてるんだよ。勇気を出せるようにって。」
プリシラ「なかなかうまくいかないけど……いつか1人で旅行にも行けるように頑張るんだ♪」
主人公「
プリシラならきっとできるよ。」
プリシラ「えへへ、ありがとう。」
プリシラ「今日はありがとう、アレスくん(アリスちゃん)。」
主人公「勇気が出なくて困ってるなら誰かに話を聞いてみるのはどうかな。」
主人公「勇気のある人に話を聞けばなにかヒントがもらえるかもしれないよ。」
プリシラ「それ、いいね!」
プリシラ「そうしてみる♪」
2日目
ルーシー「それでは、リグバースの勇敢代表3選手に勇気の出し方を発表してもらいます。」
プリシラ「よ、よろしくお願いします。」
むらくも「おう、任せとけ。」
むらくも「俺の場合はなんといっても、絶対的な力への信頼だな。」
むらくも「腕っぷしなら負けねえって自身があるからおのずと勇気も湧いてくるってもんよ。」
フーカ「
フーカ、ガウガウガガウ!(
フーカ、金ピカあったら怖いのなし!)」
フーカ「ガウ、ガガウ!(あと、ちょうちょ!)」
ランドルフ「初めての土地で、祟り神と呼ばれている巨大なモンスターに襲われたことがありましてね。」
ランドルフ「まだ未熟だったワシはそれはもう恐ろしくて恐ろしくて、」
ランドルフ「逃げることしか頭に浮かばず走り回ったあげく追い込まれてしまったのです。」
ランドルフ「この顔の傷はそのときのものなのですがね、痛みと恐怖のなかで」
ランドルフ「もうダメだ……でもあきらめたくない……そう思ったとき、不思議と力が湧いてきましてね。」
ランドルフ「無我夢中で立ち向かってモンスターを追い払うことができました。」
ランドルフ「人間、本当に必要なときが来ればおのずと奮い立つものです。」
ランドルフ「もし今、
プリシラさんが勇気を出せなくてもなにも心配することはありませんよ。」
最終更新:2022年01月26日 21:52