リグバース(ガンドアージュ登場)




勝敗は?


  • リグバース署 スカーレットの部屋

主人公「スカーレットさん、もう出歩いて大丈夫なんですか?」
スカーレット「……おかげさまで。」
スカーレット「あなたにはご迷惑をおかけしました。」
主人公「そんな、全然ですよ。」

主人公(き、気まずい……)

スカーレット「……勝負のことですが。」
主人公「は、はい!あれは引き分けですよね!」
スカーレット「…………。」
主人公(こ、怖い顔してる……)
主人公(…あれ?引き分けの場合はどうなるんだっけ?)
主人公(僕(私)が勝ったわけじゃないから、Seed入りは認めないって言われたらどうしよう……)

スカーレット「……あなたはやさしい人ですね。」
主人公「へ?」
スカーレット「誰がどう見ても、ハンニンを前に意識を失った私の負けでしょう。」
スカーレット「それでもあなたは引き分けだと言ってくれる……。」
主人公「だってスカーレットさんがいなかったら捕まえられてなかったですから。」
スカーレット「……ふふっ。やっぱり私の負けですね。」

主人公「あ……笑った。」
スカーレット「笑ってません。」
主人公「いや、でも今……。」
スカーレット「笑ってません。」
主人公「はい、笑ってません。」

スカーレット「……ありがとうございます。」
スカーレット「これからは同僚として、ライバルとして、共に切磋琢磨していきましょう。」
主人公「はい!」


(翌日)

Seed総監


  • 自室

スカーレット「起きてください、アレス(アリス)さん!」

主人公「ふわ~…どうししたんですか?」
スカーレット「た、大変なんです!」
主人公「なにがですか?」
スカーレット「き、来たんですよ!」
主人公「だからなにがですか?」
スカーレット「あーっ、もう!とにかくいっしょに来てください!」

主人公「えっ、ちょっと!スカーレットさん!?」


  • 署長室

スカーレット「し、失礼いたします!」
スカーレト「リグバース署2名、ごあいさつに上がりました!

精悍な男「そうかしこまらなくていい。楽にしてくれ。」
スカーレット「は、はいっ!」
主人公(スカーレットさんがこんなに緊張するなんて……)

主人公「誰だろう?」
スカーレット「アレス(アリス)さん!総監に向かってなんて口のきき方ですか!」
主人公(やばっ、家に出ちゃってた)
主人公(ん……?総監?)

精悍な男「君とははじめましてだな。」
精悍な男「Seed総監、ガンドアージュだ。」
主人公「し、Seedの……総監!?(一番エラい人じゃない!)」

主人公「は、はじめまして!アレス(アリス)です!」
ガンドアージュ「ほう、君がそうか。」
ガンドアージュ「ルーン消失事件の主犯をタイホするお手柄だったそうだな。」
ガンドアージュ「君のSeedへの尽力に感謝する。」
ガンドアージュ「スカーレット、君もだ。よくやってくれた。」
ガンドアージュ「これからもSeedの正義のために力を貸してほしい。」
スカーレット「はっ!」

ガンドアージュ「では、これからオズワルドを本部へ移送する。」
ガンドアージュ「リヴィア署長によろしく伝えてくれ。」
スカーレット「はい!」


主人公「ふう……緊張した。すごいオーラでしたね。」
スカーレット「当然です。」
スカーレット「あの帝國の崩壊から数十年―――」
スカーレット「混乱のなかで無数に生まれた自警団を一手にまとめあげてSeedを組織した、」
スカーレット「正義の化身のような方なんですから。」
主人公「はあ……そんなにすごい人がわざわざリグバースまで来るなんてびっくりですね。」
スカーレット「私も、まさかガンドアージュ総監がみずからおいでになるとは思いませんでした。」

リヴィア「それだけ大きなジケンだったということだ。」
スカーレット「署長!どこへ行ってたんですか!総監はもう帰られましたよ!」
リヴィア「んあ~ゆるせ。わたしはアイツがニガテなんだ。」

スカーレット「苦手って…署長ともあろう人がそんな理由で……。」
リヴィア「ひきわたしはとどこおりなくすんだんだろう?こんかいは大目にみろ。」
スカーレット「はあ…みずから辺境の町まで足を運ぶ総監を、少しは見習ってほしいものです。」
リヴィア「くっふっふ、おことわりだ。」
リヴィア「せっかく大ジケンがかいけつしてのんびりした日々がもどってくるというのに、」
リヴィア「あんなカタブツのシゴトニンゲンになったのではつまらんだろうよ。」
スカーレット「そう言うと思いました。」
主人公「あはは……。」

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最終更新:2022年01月28日 15:59
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