プリシラの想い


  • イベント関係者:プリシラ



  • リグバース 海辺の丘

プリシラ「…………。」
主人公「プリシラ?どうしたの、ぼんやり空を見上げて。」

プリシラ「お手紙が届かないかな…と思って。」
主人公「空から?伝書鳥かなにかが来るの?」
プリシラ「ううん、風船。」
主人公「風船!?」
プリシラ「ち、ちがうの。本気で飛んでくると思ってるわけじゃないんだよ。」
プリシラ「小さいときからずっと待ってるからもうクセになっちゃってて……。」
主人公「そんなに長いあいだ待ってるの?」
プリシラ「うん。」

プリシラ「前に、1人で冒険して大ケガしたことがあるって話したの覚えてる?」
プリシラ「そのとき気を失ったわたしを助けて町に連れ帰ってくれた人がいたらしいの。」
プリシラ「だけどその人、わたしが目を覚ましたときにはもう町を出ちゃってて、お礼が言えなかったんだ。」
プリシラ「どこの誰だったのかみんなに聞いてもわからなくて……」
プリシラ「でも、どうしてもお礼が言いたかったから風船にお手紙を結わえて飛ばしたの。」
主人公「そっか……それで返事の風船を。」

プリシラ「うん……でもね、お返事は来ないだろうなってわかってる。」
プリシラ「だから1人で外に出られるようになったら絶対その人を見つけて、直接お礼を言うんだ。」
主人公「じゃあ、また特訓をがんばらなきゃだね。」
プリシラ「うん♪」

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最終更新:2022年01月28日 17:30
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