特別デート2-プリシラ

お誘い

プリシラ「デート…………！」
プリシラ「ま、まかせて。今度こそは……！」
主人公「すごい気合いだね。」
主人公「待ち合わせは10時にレストランの前でいいかな？」
プリシラ「う、うん！」
主人公「それじゃあ、明日♪」

• 再会話

プリシラ「明日の10時にレストラン前で待ち合わせだよ。」

翌日

• 10時前

プリシラ「明日の10時にレストラン前で待ち合わせだよ。」

• レストラン前

主人公「お待たせ、プリシラ。」
プリシラ「アレスくん（アリスちゃん）♪」
主人公「それじゃあ、行こうか。」
プリシラ「うん！」
プリシラ「今日はいっぱい寝てきたから、どこにでも、どこまででも行けるよ！」

ユキ「あらあら、かわいらしい恋人たちだこと。」
ユキ「昔のわたしたちを思い出すわねえ。」
ランドルフ「ほっほっほ、そうだね。」
ユキ「でももうちょっとくっついたほうがいい雰囲気になりそうだわ。」
ユキ「がんばって、プリシラちゃん。」
プリシラ「は、はい！」
主人公（わっ……大胆だな、プリシラ）

主人公「うわあ、すごいお弁当だね。彩りもきれいで美味しそう。」
プリシラ「えへへ、たくさん食べてね。」
リュカ「お、胃袋をつかむ作戦実行中だな。しっかりやれよ。」
スカーレット「公共の場でのハレンチはタイホですが……あなた方ならその心配はありませんね。」
リュカ「いーや、どうだかわかんねえぞ。」
リュカ「なんたってプリシラはあーん、でとどめを刺すつもりだからな。」
スカーレット「あ、あーん！？」
スカーレット「それはなんともうらやま……いえ、ハレンチぎりぎりですね。」
プリシラ「アレスくん（アリスちゃん）。あ、あーん……。」
主人公「えっと……。」
主人公（人に見られてるとさすがに恥ずかしいな……）
主人公「2人とも、じっと見ないでくださーー」
主人公「はぐむっ！？」
プリシラ「お、美味しい？」
主人公「むぐ、もぐっ……うん。」
リュカ「よくやった、プリシラ！」
スカーレット「ごちそうさまです。」
主人公（まいったな……）

ルーシー「おかえり、プリシラ！」
ルーシー「気合い入れまくりのデートはどうだった？」
プリシラ「わ、わたしは……すごく楽しかったよ。」
ルーシー「アレスくん（アリス）は？」

僕（私）も楽しかった・落ち着かなかった

▼僕（私）も楽しかった
プリシラ「ほっ……よかった。」
主人公「みんなに見られてる感じがして落ち着かなかったけどね。」

▼落ち着かなかった
（下に続く）

主人公（あのあとも、町のあちこちでがんばれって声をかけられたし……）
ルーシー「あー…それは仕方ないかな。」
ルーシー「昨日、町のみんなからアドバイスをもらってたもんね。」
主人公（それでみんな声をかけてきたのか……）
プリシラ「あ、あの、ちがうんだよ？」
プリシラ「デートのアドバイスをもらいに回ったんじゃなくて昨日はお手伝いできないって断って回ってたの。」
ルーシー「そうそう、デートに万全を期すためにね♪」
プリシラ「う、うん。」
ルーシー「それだけ今回のデートに気合いが入ってたってことだから。」
ルーシー「みんながアドバイスしたくなるのもトーゼンってもんよ。」
主人公「プリシラが頼みごとを断るなんて……今日のためにすごく頑張ってくれたんだね。」
ルーシー「フツーは逆なんだけど、プリシラだとそういう反応になるよねえ。」
主人公「ありがとう、プリシラ。」
プリシラ「ううん、いいの。わたしがそうしたかっただけだから。」
ルーシー「でもこの分だと、毎日デートするようになったらみんな困っちゃうかも。」
プリシラ「だ、大丈夫！」
プリシラ「次からは、お手伝いもデートも両方がんばる！」
主人公「はは……プリシラらしいけど、ほどほどにね。」