お誘い
ルドミラ「記念すべき初デートのお誘いね!」
ルドミラ「このときをどれほど待ちわびたか、しれないわ!」
ルドミラ「妄想では何度もデートをしてあんなことやこんなことも体験済みだけど…ウフフ。」
主人公「待ち合わせ場所はどこにしましょうか?」
ルドミラ「大樹の広場よ!なにがなんでも、大樹の広場にしましょ!!」
主人公「な、なにがなんでもですか?」
ルドミラ「そう、なにがなんでも!」
ルドミラ「だって、あそこなら大抵誰かがいるからアタシたちのラブラブぶりを見せつけられるもの♪」
主人公「そ、そうですか。わかりました。」
主人公「じゃあ、明日の10時に大樹の広場にしましょう。」
ルドミラ「ウフフ、楽しみで今から胸がチリチリするわ♪」
ルドミラ「ガマン、ガマンよ。明日の10時に大樹の広場に集合よ♪」
翌日
ルドミラ「ガマン、ガマンよ。今日の10時に大樹の広場に集合よ♪」
主人公「お待たせしました。」
ルドミラ「ううん、アタシも今来たところよ♪」
ルーシー「うわっ…!」
プリシラ「こんにちは。」
ルドミラ「あら、イケナイところを見られちゃったわ。恥ずかし〜い♪」
ルーシー「ぜったい恥ずかしいともイケナイとも思ってないじゃん……。」
ルドミラ「アタシたち、これからデートなの。デ・エ・ト!」
ルーシー「見せつけてくるね〜。」
主人公(そういえば、それが目的って言ってたな)
プリシラ「ルーシーちゃん、そろそろ行こうか。デートのおジャマしちゃ悪いし。」
ルドミラ「あら、行っちゃうの?もっと見てほしかったのに。」
プリシラ「それじゃあアレスくん(アリスちゃん)、ルドミラさん、デート楽しんでね。」
主人公「うん、ありがとう。」
ルドミラ「あ!
ランドルフさん、ユキさ〜ん♪」
ユキ「あら、こんにちは。」
ルドミラ「お二人はデート?じつはアタシたちもデートなの。」
ユキ「うふふ。わたしたちにもこんな時期があったわねえ。」
ランドルフ「ワシらのほうがアツアツだったよ。ほっほっほ。」
ルドミラ「ま、負けた……?」
ルドミラ「ダメダメ!アレス(アリス)、もっとがんばらなくちゃ!」
主人公「そう言われても、どうしていいのか……。」
ルドミラ「アタシに任せておいて、お姉さんがリードしてあげるからね。」
主人公「は、はあ。」
セシル「あ、アレス(アリス)さんとルドミラさんだ。」
ルドミラ「アレス(アリス)、今よ。アタシをぎゅっと抱きしめて♪」
わ、わかりました・む、ムリですよ
▼わ、わかりました
主人公「こ、こうですか?」
▼む、ムリですよ
ルドミラ「んもう、仕方ないわね。」
ルドミラ「ああん、アレス(アリス)ったら、ダ・イ・タ・ン♪」
セシル「わわっ!?」
テリー「行くぞ、セシル。あれは目の毒だ。」
セシル「う、うん。」
主人公「あの、ルドミラさん?もう誰も見てないですよ。」
ルドミラ「ううん、そんなのもうどうでもイイ♪」
主人公(目的が変わってる……)
主人公(まあでも、ルドミラさんが喜んでくれてるならいいか)
最終更新:2025年01月03日 01:59