特殊セリフ
(パーティーメンバーを連れている状態でゲートに入ろうとした場合)
主人公「町の人を連れて行くわけにはいかない。一人で行かなくちゃ……。」
ガンドアージュの目的
ガンドアージュ「これだけルーンを奪っても私の言葉を聞かないとは、強情なことだ。」
レディア「誰が……おまえの言うことなんか……。」
主人公「レディアさん!!」
レディア「き…来ちゃダメ……。」
ガンドアージュ「もう遅い!」
主人公「あうっ……!」
ガンドアージュ「フ…フフフ…… 手間が省けたよ、アレス(アリス)。」
ガンドアージュ「私の計画をくじき得る脅威は二柱の古神竜とアースマイト……」
ガンドアージュ「そのうちの2つが我が手に落ちた。」
???「わたしも、ナカマにいれてもらおうか。」
主人公「
リヴィア署長! どうして!?」
リヴィア「ならずモノをとりしまるのがSeedのシゴトなのでな。」
(リヴィア、主人公とレディアにバリアを張る)
主人公「ルーンを奪われるのが止まった……?」
リヴィア「いちじしのぎだ。」
リヴァイ「さっさと立って、オマエもじぶんのシゴトをはたせ。」
主人公「は、はい!」
ガンドアージュ「Seedの名を使い、私をならず者と呼ぶか。」
リヴィア「くっふっふ、シャクにさわるだろう?」
ガンドアージュ「たしかに、不快ではある。」
ガンドアージュ「正義の種としてSeedをつくりあげた私にはもっとも似つかわしくない呼び名だ。」
主人公「目の前の人を傷つけて、多くの人たちを危険にさらす今のあなたに」
主人公「正義を語る資格はありません!」
ガンドアージュ「それは違う。」
ガンドアージュ「私は覚悟を決めただけだ。」
ガンドアージュ「どのような手段を用いようとも、絶対の正義の下に完全な秩序を作り上げると。」
主人公「その手段で傷つく人がいてもですか!」
ガンドアージュ「…………。」
ガンドアージュ「君はぜークス帝國が崩壊してからの数十年で、どれほどの悲劇がノーラッドを襲ったか知っているか?」
主人公「い、いえ……。(記憶がないし……)」
ガンドアージュ「私は多くの罪なき者たちが、無秩序な暴力で営みを奪われるのを見てきた。」
ガンドアージュ「枷のはずれた人間はときに、野獣すら目を覆うような非道をおこなうものだと知った。」
ガンドアージュ「1つ1つは止められても、」
ガンドアージュ「目に映らぬところでも繰り返されているであろう非道のすべてを止めることはできない。」
ガンドアージュ「手の届くところまでしか救えない、おのれの非力を嘆いたよ。」
ガンドアージュ「だから私は誓ったのだ。」
ガンドアージュ「この世界のすべてに手を広げ、端々の人にまで指を伸ばそうと。」
ガンドアージュ「そのための組織。そのためのSeedだった。」
ガンドアージュ「隊員たちは皆、職務をまっとうしてくれた。」
ガンドアージュ「だが、それでもまだまだ足りなかった。」
ガンドアージュ「悪知恵のある者は法の網をくぐりぬけ、抑制のない者は罰を恐れず罪をおかす。」
ガンドアージュ「私はそのすべてを抑止する方法を求め続けた。」
ガンドアージュ「そんなある日―― 耳にささやく声が聞こえてきた。」
ガンドアージュ「その声は、天にかかげた理想を実現する知識を与えると言った。」
ガンドアージュ「二柱の古神竜、アースマイト、異界、封印、闇より出でしモノ……」
ガンドアージュ「私はそれらの知識と、独自に手に入れていた旧帝国のルーンに関する研究資料をあわせ、」
ガンドアージュ「さまざまな実験をおこない、計画を練り上げた。」
ガンドアージュ「他者への悪意を取り去る計画は失敗したが……」
ガンドアージュ「世界の隅々まで届く絶大な力をこの身の宿すまであとわずか。」
ガンドアージュ「長年の悲願が、今ここに結実しようとしているのだ。」
リヴィア「高潔にかかげた理想のオチが、ヤミよりいでしモノとは……」
リヴィア「あまりにおろかで、わらう気にもなれん。」
ガンドアージュ「それは残念だ。」
ガンドアージュ「私は君たちも含めたすべての人々の笑顔が見たかったのだがな。」
主人公「よく言う……!」
リヴィア「オマエのごうまんなうすら笑いが半べそになるのを見とどけたら、わらってやろう。」
ガンドアージュ「ほう……戦うというのか。」
ガンドアージュ「私の手のひらで踊り、ルーンの搾りカスとなったその身で。」
リヴィア「カンちがいするな。」
リヴィア「いまのわたしは、町のこどもにだって片手でひねられる。」
リヴィア「だが、コイツはちがう。」
リヴィア「そうだな、アレス(アリス)?」
主人公「――はい!」
ガンドアージュ「いいだろう。」
ガンドアージュ「君たちの断末魔を、理想世界誕生の産声としてやろう。」
<戦闘>
闇より出でしモノ
ガンドアージュ「ば……バカな……。」
ガンドアージュ「敗れたのか……私が……。」
リヴィア「アレス(アリス)に感謝するんだな。」
ガンドアージュ「感謝……?」
リヴィア「やれやれ……このごにおよんでまだ気づかんのか。」
リヴィア「アレス(アリス)は、オマエのあやまちをがけっぷちで止めてくれたのだ。」
ガンドアージュ「過ち……だと?」
リヴィア「ヒトの身で、神をもりょうがするチカラをほんとうにやどせると思ったのか?」
リヴィア「オマエはヤミよりいでしモノをりようしているつもりだったのだろうが、」
リヴィア「ココロのよわさにつけこまれ、いいようにあやつられていただけだ。」
ガンドアージュ「ふざけるな……私は誰よりも正義のために自らを律し、貫いてきた。」
ガンドアージュ「その私の心が…弱いわけが……ましてや弱さにつけ込まれるなど……。」
リヴィア「おのれの正しさをうたがえなかった――」
リヴィア「それがオマエのよわさなのだ。」
ガンドアージュ「な、に……?」
リヴィア「よくおもいだしてみろ。」
リヴィア「オマエがささやきをきいたのがいつだったか。」
ガンドアージュ「Seedを組織し……広げ……より完全を求めたと……」
ガンドアージュ「理想実現のために、手段を選ばないと…決めたとき――」
リヴィア「そこだ。」
リヴィア「目にうつるモノだけではなく、すべてのよわきモノをすくおうとしたオマエが」
リヴィア「よわきモノのギセイをやむなしとかんがえてしまった……。」
リヴィア「そこをヤミよりいでしモノにつけこまれたのだ。」
ガンドアージュ「…………。」
ガンドアージュ「……闇より出でしモノが私の弱さにつけ込み、あやつったのであれば……」
ガンドアージュ「なぜもっと直接的に封印を解こうとしなかったのだ……。」
ガンドアージュ「私の計画に手を貸すようなことをせずともやりようはあったはずだ。」
リヴィア「かんぜんにしはいすることはできなかったのだろうさ。」
リヴィア「それは、オマエのつよさだ。」
リヴィア「だからこそ、もしヤミのささやきにうたがいをもっていれば」
リヴィア「ヤツがオマエのなかで大きくそだつまえにおいだすこともできただろう。」
ガンドアージュ「……そうか。」
ガンドアージュ「私は……本当にいいようにあやつられていたのだな……。」
ガンドアージュ「小さなシミのような闇をみずからの弱さで育ててしまうとは……。」
ガンドアージュ「自責も、自尊心も、信念も……すべて利用されて――」
ガンドアージュ「ぬうっ……うううっ……!」
ガンドアージュ「うあぁああああああっ!!!!」
ガンドアージュ「はあっ…はあっ……!」
リビア「ヤミよりいでしモノ――」
主人公「こ、これが……。」
ガンドアージュ「ごく一部に過ぎないがな。本体はまだ異界にいる。」
主人公「それじゃあ、こいつを倒せば……!」
リヴィア「んむ、ひとまず嵐はさる。」
ガンドアージュ「アレス(アリス)……すまない。」
ガンドアージュ「そして礼を言わせてほしい。」
ガンドアージュ「……ありがとう。君のおかげで、私は踏みとどまれた。」
主人公「い、いえ……。」
リヴィア「あとにしろ! くるぞ!!」
リヴィア「レディア!!!」
レディア「――あ……が、う……っ!」
リヴィア「な、なにをするつもりだ!?」
ガンドアージュ「ま、まさか体内のルーンだけで爆発させるつもりか!」
レーヴァディア「お、おねえ……ちゃ………」
リヴィア「レディアーーーーッ!!!!!」
(爆発)
主人公「……う…………っ。」
主人公「ガ、ガンドアージュ総監!?」
ガンドアージュ「……無事……だった…か。」
リヴィア「オマエ……どうして。」
ガンドアージュ「罪には……罰――」
ガンドアージュ「いや……ちがうな。」
ガンドアージュ「目の前の……君たちを……ただ…守りたかった………。」
リヴィア「……さいごにほんとうのじぶんをとりもどしたか……。」
主人公「総監……。」
(ガンドアージュ、消滅)
リヴィア「な、なんということだ……。」
主人公「リヴィア署長?」
リヴィア「ふういんが……やぶられた。」
主人公「まさか、レディアさんの爆発で!?」
リヴィア「んむ……ちいさなさけ目だがあちらとこちらがつながった。」
リヴィア「ヤツがこちらへ出てくるのはじかんのもんだいだ……。」
リヴィア「おそれていたことがゲンジツになってしまった……。」
リヴィア「レディアがおらず……わたしにもチカラがのこっていない。」
リヴィア「……おわりだ。」
主人公「…………。」
リヴィア「アレス(アリス)?」
主人公「…………。」
リヴィア「まさか……いくつもりなのか?」
主人公「はい。」
リヴィア「いかにアースマイトでも……いかにヤツがチカラのすべてをとりもどしていなくとも……」
リヴィア「ひとりでどうにかできるものではないぞ。」
主人公「できるかできないかは、関係ありません。」
リヴィア「………そうだな。」
リヴィア「いくか。」
主人公「――はい!」
オーディアに行けるようになりました。
最終更新:2025年03月05日 02:05