一日目
セシル「──っていうのが、ボクの推理だよ。」
テリー「なるほど、しっかりと考えたみたいだな。中々なるじゃないか。」
セシル「やった、正解ってこと!?」
テリー「いや、大ハズレだ。残念だが、カスリもしてないな。」
セシル「えぇーっ!?」
主人公「二人とも、何してるの?」
テリー「セシルが一人前になるための勉強がしたいって言うから、ちょっと課題をやったんだよ。」
テリー「まあ、結果は今のやりとり見てたならわかるだろ?」
セシル「ううーん……しっかり考えたんだけどなあ……。」
テリー「考えるのは探偵の性分みたいなものだ。その点は褒めただろ?」
テリー「だが、推理して真実を突き止めるまでにはまだまだ遠い。セシルは、もっと色んなモノに目を向けるんだな。」
主人公「ヒトの観察ってこと?」
テリー「おっ、さすがだ。よくわかってるな。」
セシル「うーーー、そうなんだ。」
二日目
セシル「テリーさん、もう一度ボクに課題を出してよ。今度こそ、解いてみせるから!」
テリー「自信があるみたいだな?セシルがそう言うなら、いくらでも出してやるよ。」
テリー「けど、ただ課題を出すのもつまらないよな……。そうだ! ……どうせなら勝負という形にしよう。」
テリー「あんた、セシルと推理勝負をしてくれないか。」
む、ムリムリ!!・なんだか面白そうだし、いいよ
▼む、ムリムリ!!
主人公「推理なんてやったことないし!!」
テリー「Seedのヤツが推理の一つもできなくてどうする?いいから、協力してくれ。」
▼なんだか面白そうだし、いいよ
テリー「へえ、随分と余裕があるみたいだな。お手並み拝見といこうか。」
セシル「でも、何を推理すればいいの?」
テリー「それは準備ができてからのお楽しみだ。そういうわけだから、しばらくしたらまた事務所に来てくれ。」
三日目
テリー「さて、推理対決の準備ができたぞ。まずはここに集まったヤツらを見てくれ。」
テリー「こいつらは全員、事件の容疑者だ。」
主人公「事件って、なんの?」
テリー「特別なことじゃない、ただのドロボウさ。」
テリー「昔オレが受けた事件の再現だから、本当のドロボウじゃないが、証言はその時と同じ事を言うよう頼んである。」
テリー「こいつらの話を聞いて、誰がウソをついているか推理するんだ。まあ、そんなに難しくはないと思うがな。」
セシル「なんだ、それくらいなら簡単だよ。悪いけど、ボクが勝っちゃうと思うな。」
テリー「それじゃあ、よく見ていろ?昨日の夜、おまえたちは何をしていた?」
フードの男「昨日の夜なら寝てたよ。証人はいないけどな……。」
よろいの男「昨日は友達と一緒にいたから、そいつに聞いてくれ。」
Seed隊員「ずっと仕事をしていた。朝まで同僚と一緒だったから、確認してくれ。」
赤い服の男「外で一人で飲んでたから、なんとも言えんな……。」
テリー「と、いうわけだ。さ、答えてくれ。」
主人公「こ、これだけ!?」
セシル「よしっ、ボクはわかった!!答えはこの人だ!!」
テリー「へえ、どうしてそう思ったんだ?」
セシル「だって、他の人は証人がいるんだよ?それじゃあ、いないこの人が犯人に決まりだよ。」
テリー「なるほど……アンタは誰だと思う?」
主人公「うーん、そうだな……。」
フードの男かな?・よろいの男かな?・Seed隊員かな?・赤い服の男かな?
▼フードの男かな?
セシル「やっぱり、この人しかいないよね?」
テリー「なるほど、アンタもセシルと同じか……。まったく、二人揃ってなんだこのざまは?」
テリー「不正解だ、不正解。この人は犯人じゃないぞ。」
セシル「ええっ、どうして!?」
テリー「ドロボウは夜入るのが一般的だろ?だから、普通はみんな寝てるし、証人なんていないんだ。」
▼よろいの男かな?
テリー「どうしてそう思ったんだ?よろいの男は証人もいるんだぞ?」
主人公「いつまで一緒にいた、って言ってないのが気になったんだ。フードの男とSeed隊員は、夜中にどうしてたか言ってるし。」
主人公「赤い服の男も、飲んでいた、ってことは夜もずっと飲んでいたってことだと思うからね。」
主人公「よろいの男は友達と普通に遊んだだけなら、夜には解散してるでしょ?ドロボウするなら、みんな寝静まった夜だと思って……。」
テリー「ははっ、ご名答!その通り、よろいの男がドロボウだ。」
セシル「ええーっ!?」
テリー「まさか、ここまで見事に推理してくるとは思わなかった。アンタ、中々やるじゃないか。」
セシル「す、すごいよ、よくわかったね!!ボク、絶対よろいの男は違うと思ってたのに!」
主人公「うーん、直感が当たっただけなんだけどなあ……。」
テリー「直感も探偵には必要なスキルの一つだからな。感心した。」
セシル「お兄さんの推理、本物みたいでかっこよかった!なのにボクは……。」
▼Seed隊員かな?
テリー「へえ、どうしてそう思ったんだ?朝まで同僚と仕事をしてた、って証人もいるんだぜ?」
主人公「えっと……同僚がウソをついていた、とか?」
テリー「そんなの問題にならないだろ……。二人とも、不正解だ。」
▼赤い服の男かな?
テリー「なるほど、赤い服の男を選んだか……。それで、理由は?」
主人公「一人で飲んでたなんて、証人がいないし。」
テリー「外で飲んでれば店員が覚えてる可能性は高いよな?それに、証人がいないんじゃフードの男と同じだろ。」
テリー「まったく……二人とも、不正解だ。」
セシル「はあ……また間違えちゃった……。ボクの推理も、まだまだなんだなあ……。」
セシル「よーし、前に言われた観察を沢山して、ウソをついてる人を見抜けるようになるぞー!!」
テリー「ああ……何があっても諦めないで突き進むってのは、探偵に一番重要と言ってもいいスキルだからな。」
テリー「それを持ってるセシルなら、きっと一人前の探偵になれるさ。」
セシル「うん!!ボク、もっともっと頑張るね!!」
最終更新:2026年09月14日 15:02