【詳細】
イクサの名は、「Intercept X Attacker」の略称で、未知なる驚異に対する迎撃戦士システムの意をもつ。
この「X」に値するものは、言わずと知れたファンガイアである。通称ライダーシステム、イクサシステムなどと呼称される。
「素晴らしき青空の会」会長である嶋護が、ゆりの携行武装であるファンガイアスレイヤーなどからスタートした対ファンガイア兵器研究の究極のかたちとして、1986年、初陣を迎えた。
嶋があらゆるコネクションと莫大な資産を投じて開発されたこのイクサは、元々が軍用目的で開発されていたパワードスーツの設計思想を元に、ファンガイア討伐用に徹底改修、再設計されたもので、これを着用する事により、常人の数十倍のパワーを繰り出し、ファンガイアを凌駕する威力を発揮する。が、装着者にかかる負担も大きく、このスーツを纏う者には、卓越した身体能力が求められる。1986年ロールアウト時から22年間、常に開発は進められ、外観に大きな変更は無いものの、内部のシステムは別物といっていいほどのバージョンアップが図られている。
名護が使用する2008年現在のバージョンは「Ver.X」。10回目のアップデートが成された、成熟した完成型といえる。
その運用は電気動力によってまかなわれる。
最終更新:2013年11月24日 13:03