アットウィキロゴ

平成19年8月16日 酒田・鶴岡へ

平成19年8月16日① 南洲神社


夏休み。

家族で日帰り旅行に行くことになり、いろいろ意見を出し合った結果、自家用車で山形の荘内地方へ行くことに決まりました。

以前から一度は行ってみたかった庄内藩校致道館を、ついに訪れる機会を得ることができるのは、大きな喜びでした。

まずは母の要望で、酒田市美術館まで足を運びました。

私は、美術館に展示されている掛け軸や茶器などを見ると、なんとなく悲しくなってしまいます。

絵画などは鑑賞が目的であるのに対し、これらは茶席で使われてこその美術品なのです。

展示されているのを見るだけでは、標本を見るのと全く変わらない気がします。

美術館を出て、すぐ近くにある南洲神社を参拝しました。

戊辰戦争で庄内藩が官軍に降伏した際、西郷隆盛は藩主に対して少しも驕らず、その立場を尊重して面目を保たせたということから、特にこの地方では西郷さんの人気が高いそうです。

この話を知った時、日露戦争における水師営の会見を思い出しました。

参拝者向けに「南洲翁遺訓」の冊子が置かれており、無料で持ち帰ってよいと書かれていたので、御神前でお礼を申し上げて頂戴しました。

西郷さんの遺品などが収められた展示室もありますが、お盆休みのためなのか人気もなく、今回は残念ながら見学することはできませんでした。

平成19年8月16日② 致道館


酒田市美術館に沢山の美術品を寄付したという平田牧場が経営するレストランで昼食。

それから鶴岡市まで戻り、いよいよ致道館へ。

専用駐車場がないので、車は鶴岡市役所に停めました。

致道館の名称の由来は、論語の「君子学んで以てその道を致す」から来ています。

まず表御門から入って左手、聖廟へと足を踏み入れました。

ここでは毎年決められた日に、孔子を祭る釈奠が行われていたそうです。

他ではお目にかかることができない、釈奠で供えられる祭器などが展示されており、実物をこの目で見ることができただけでも、ここへ来た甲斐があったと思いました。

構内には、西郷さんによる額なども飾られていましたが、一番驚いたのは西郷さんの蝶ネクタイ姿の肖像画でした。

致道館では他の多くの藩校と違い、徂徠学を教育の中心に取り入れていたことが大きな特徴なのだそうです。

生徒一人一人のやる気を育てるような教育課程で、また校則も非常に簡素。

伸び伸びと学問に打ち込めるような雰囲気であったことが分かります。

平成19年8月16日③ 鶴岡市内


その後、映画「蝉しぐれ」の撮影地ともなった旧風間家住宅 「丙申堂」を見学。

この建物の屋根は杉皮ぶきに無数の小石を乗せた「石置屋根」といい、20年に一度、全部で4万個もある石を全て下ろして洗い、また葺き替えるのだそうです。

20年という数字を聞いて、伊勢神宮の式年遷宮を思い出しました。

最後に鶴岡城本丸跡に鎮座する荘内神社を参拝しました。

御祭神は、酒井家初代忠次公など。

境内には鶴岡護国神社や石原莞爾生誕地の石碑もありました。

久しぶりの家族旅行。

歴史や伝統に触れながら、家族の絆もより固くなったと思いました。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年12月14日 14:58
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。