平成19年12月8日 姫路城周辺
先日、犬山城を訪れたばかりですが、早くも二つ目の国宝の城を訪問することになりました。
姫路城は白鷺城とも呼ばれ、その外見の美しさはまさに白鷺が空を舞う姿を彷彿とさせます。
飛行機の時間設定を誤ってしまい、乗り継ぎがうまくいっても、姫路に着くのは姫路城が閉じられる1時間前となってしまいます。
空港に着いてからは時間との勝負でしたが、幸い乗継もスムーズに、予定通り姫路に到着しました。
新幹線で姫路に到着する前後から、聳え立つお城が目に入ります。
お城の見学の前に、まずは兵庫縣姫路護國神社へ。
白鷺城が望めることから、白鷺宮とも呼ばれています。
ひとつの都道府県にふたつ以上の護国神社(内務大臣指定)があるのは、全国的にも珍しく、ここ兵庫の他は北海道や広島などわずかです。
姫路城の城下にあるからか、特別に品格を感じさせる社殿でした。
また駐車場を管理するおばさんが、とても感じのよい方だったのが印象的です。
それからいよいよ姫路城へ。
正面ではなく、搦手登閣口から入場しました。
復元ではないので、もちろんエレベーターなどありません。
天守閣まではかなり高く登らなければならず、高齢の観光客にとっては辛そうでした。
お菊さんの怪談「播州皿屋敷」で有名なお菊井戸ものぞいて来ました。
閉門までに城郭の見学をできました。
夕暮れ時で、かなり薄暗くなっていましたが、お隣姫路神社を参拝。
こちらは酒井氏の祖、正親公を祀る神社です。
観光できた時間は短かったですが、丸一日分の満足感がありました。
平成19年12月9日 播州
宿を出て、姫路市内でもう一社参拝したいと思っていた神社へ。
播磨総鎮守、射楯兵主神社。
あまり耳にしない名前の神社ですが、“いたてひょうず”と読みます。
驚いたのは、こちらの神の使いはみみづくであるということ。
御祭神の射楯大神は、神功皇后の新羅征伐の際、御船の先導をされた神様です。
境内には、源頼光公が鬼を退治し、その首を埋めた際の標石であった鬼石があります。
参拝を終え、播磨国一之宮の伊和神社へ向かいました。
ここも特色があり、普通は南面が基本であるはずの社殿が、北を向いているのです。
神社御創建の際に、石の上に二羽の鶴が北向きに眠っていたという伝説があり、その石は本殿の裏に今も残っています。
華美さはないのですが、日本の原風景ともいえる鎮守の森でした。
加東の友人の家にまたお邪魔することに。
この前は赤穂浪士の墓を偶然見つけ、参詣して来ましたが、今回は三位頼政公の墓参りをすることができました。
頼政公は、鬼石ゆかりの頼光公から5代目。
驕れる平氏が滅亡するきっかけとなった以仁王の挙兵に加わり、命を落とした武将です。
長明寺は御遺体が埋葬されているわけではないのですが、生前播磨国と当寺にゆかりが深かったことから、ここにも墓を建てたのだそうです。
ひと気の感じられないさみしい寺に、鵺退治の銅像が建てられています。
文武両道の頼政公の生涯が忘れられようとしているのは、非常に残念なことです。
この墓地をもっと整備して、観光地としてアピールしてほしいと思いました。
最終更新:2008年12月14日 15:06