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272 :軽音部員♪:2011/12/16(金) 19:32:25 ID:zW1kr5f.0
245の続きがふと閃いたので投下してみる

「あの日の翼」

さて・・・まずはあれからの経緯を説明しなければならない
私と梓はお互い自分のすべきことだけに専念してたが故・・・そう、他人とほとんど関係を持たなかった。
もしかすると私に好意を持ってくれた人もいたかもしれないが全く気づくこともなく、
けれども色ごとには興味のある年齢。
以降は想像に難くないであろう

梓「ん・・・」チュウ

律「フッ・・・フッ・・・」レロレロ


律「ぷはっ」

梓「先輩・・・」

律「本当に私でいいんだな・・・」

梓「先輩こそ、私でいいんですか」

律「駄目な訳がないだろう」

そう、こんな関係になってしまった。
世間的に見れば変かもしれないがまあしかたあるまい。

そんな日々を過ごしていた時

梓「あのぉ・・・先輩」

律「どうした、梓」

梓「えっと・・・あの・・・」

律「ふんふん」

梓「海外へ・・・音楽を勉強しに行きたいなって・・・」

律「ほう」

梓「思ったんですけど・・・駄目ですよね」

律「・・・」

律「よし、行け」

梓「えっ・・・えっ?」

律「自分で言い出しておいて何うろたえてる」

律「もう一回、しっかり勉強してこい!」

梓「は、はい!」

それから話はトントン拍子で進んだ。
行き先はかつてのロンドン、受ける学校も決まった


273 :軽音部員♪:2011/12/16(金) 19:34:00 ID:zW1kr5f.0
資金は

律「おう、皆悪いな」

唯「そりゃーあずにゃんが」

澪「留学するなんて言ったら」

紬「無視しておくことなんて出来ないもの」

律「ところでものは相談なんだが」

正直自分の勉強するお金は自分で出すべきだと思う。
けれどもかつて私たちは梓に「翼」を貰った。
今度は私たちが梓に「翼」を返したい。
だから梓とちゃんと後に返済することを約束して。

律「じゃ、皆割り勘でいいな」

唯澪紬 コクリ

かつての仲間で出し合った。

唯「ねーいつ出発するの?」

澪「行くときはちゃんと送ってやらなきゃな」

律「実はそれについてなんだが・・・」

――――――――――

紬「うーん確かにそうかもね」

唯「えー見送り出来ないのー?」

澪「律が言ってることは正しいな・・・だけど・・・」

澪「下手に見送って迷いを起こさせたら・・・か・・・」

律「うん、私としてはそれを危惧している」

律「だからどうか頼む!」

唯澪紬「・・・」

唯「あずにゃんっていつ帰ってくるの?」

律「一応一年の予定だけど・・・」

唯「じゃーさ」

唯「帰った時は盛大にお茶会だね!」

唯 チラッ

澪紬 コクリ

律「み・・・皆・・・!ありがとう!」

澪「お前が感謝することじゃないだろ」

律「でも・・・でもっ」エグッエグッ

唯「もーりっちゃんたら泣かないのー」

紬「あらあら」


274 :軽音部員♪:2011/12/16(金) 19:35:59 ID:zW1kr5f.0
――――――――――
律「それじゃ、気を付けてな」

梓「皆さんは揃わなかったんですね・・・」

律「いやー行きたいのはやまやまらしいんだけど皆滅茶苦茶忙しいらしいし」

梓「私のわがままですしね」クスリ

律「あと、帰ってくるまで連絡は一切なしな」

梓「分かってますよ」

そう、私と梓は帰ってくるまで連絡を取り合わない約束もした
私なんかに気を取られて本気を出せなければ元も子もない

律「そろそろだな、よし、行ってこい!」

梓「・・・」

律「どうした・・・?」

梓「わ・・・私・・・」ポロポロ

梓「やっぱり・・・心配です・・・」ポロポロ

梓「皆と・・・先輩と別れて行くなんて・・・」

律「・・・」

律「こらっなーに言ってるか!」

律「お前はこれから音楽で新たな世界を創りだす大役を背負ってるんだぞ!」

律「だからこんなところで心配するな!」

梓「先輩・・・」

律「よしっ」

律「中野梓ばんざーい! 中野梓ばんざーい! 中野梓ばんざーい!」

梓「やっやめてくださいよう///」

律「ほら、もう涙止まってる」

律「さ、行け」

律が梓の背中を押してやる

梓「先輩っ・・・!」

梓「それでは・・・行って参ります!」

律「はっはっは!行って参れ行って参れ!」

梓「はい!」


275 :軽音部員♪:2011/12/16(金) 19:37:32 ID:zW1kr5f.0
やがて梓の背中が見えなくなる

律「・・・」

律「ぐっ・・・」

律「うっうっ・・・」ポロポロ

律「うああああああああ!」ポロポロ

でも良かった、梓は笑顔で送り出すことができた。

デッキに走る。

律「あれだな・・・」

梓の乗った飛行機が見える。
ああ、もうすぐ飛んでいく・・・

ゴォォォォォォォォォォ

翼は光をこちらに反射させつつ大空の彼方へ消えていった。

――――――――――

あれから数ヶ月。
あの日の「翼」が帰ってくるまでまだ少しある。


また閃いたら続くかもです

いろいろ強引なのは仕様
「翼」は梓とそのまんま飛行機の翼をかけてあるつもりです たぶん

最近某ツイッターで「律梓」検索すると自分ばっか引っかかってorz

連投、長文失礼いたしました





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最終更新:2011年12月17日 04:30