たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
たぶん、きっと
最終更新:
rm96
-
view
そういう言葉っていうのはいくら聞いたっていいわけで、足りないことはあっても満たされることなんてないんだと思う。
たぶん。
「梨華ちゃん。美貴のことすき?」
「は?」
「は? じゃなくて聞いてるの。梨華ちゃん、美貴のこと、すき?」
「うん。すきだよ」
にこって無邪気な笑顔。
「…」
「美貴ちゃん?」
「梨華ちゃん」
「ん?」
「梨華ちゃんは美貴のことすきなんだよね?」
「うん」
「だったらさぁ、そこは即答なんじゃないの?」
「え?」
「っていうことで、おしおきね」
「えっ!? えっ!?」
わけわかんなくなってパニクってる梨華ちゃんを押し倒す。
「ってゆうかさぁ、さっきから『は』とか『え』とかしか言ってないじゃん」
「すきって言ったよぉ!」
「言ったけど、それじゃダメなの。わかる?」
「わかんない」
「は?」
「は? じゃなくて聞いてるの。梨華ちゃん、美貴のこと、すき?」
「うん。すきだよ」
にこって無邪気な笑顔。
「…」
「美貴ちゃん?」
「梨華ちゃん」
「ん?」
「梨華ちゃんは美貴のことすきなんだよね?」
「うん」
「だったらさぁ、そこは即答なんじゃないの?」
「え?」
「っていうことで、おしおきね」
「えっ!? えっ!?」
わけわかんなくなってパニクってる梨華ちゃんを押し倒す。
「ってゆうかさぁ、さっきから『は』とか『え』とかしか言ってないじゃん」
「すきって言ったよぉ!」
「言ったけど、それじゃダメなの。わかる?」
「わかんない」
即答ですか…。
「じゃ、わかるように、たーっぷり教えてあげないとね」
たくさんキスをして、たくさん愛して、いっぱい囁いてあげるから。
「梨華ちゃん。すきだよ」
「…んっ…みきちゃん……」
「…んっ…みきちゃん……」
梨華ちゃんの口から零れる熱い吐息。かわいい声。
ほんのりとピンクに色づいた綺麗なカラダが妖しく揺れる。
ほんのりとピンクに色づいた綺麗なカラダが妖しく揺れる。
「梨華…」
たぶん、言葉でも足りないからこうするんだと思う。
いくら言っても、いくら触れても、足りないことはあってもあまることなんてないから。
いくら言っても、いくら触れても、足りないことはあってもあまることなんてないから。
「美貴ちゃん」
「なぁに? 梨華ちゃん」
「すき」
「なぁに? 梨華ちゃん」
「すき」
腕の中でちょっと照れくさそうに笑って、ふわりと耳をくすぐった甘い言葉。
「もっと言って」
キスをして、強く抱きしめて…。
「もっと言って」
キスをして、強く抱きしめて…。
満たされることなんかあるのかな?
すきだから、すきだけど、愛は足りないことはあってもあまることなんてたぶんないから。
すきだから、すきだけど、愛は足りないことはあってもあまることなんてたぶんないから。
(2007/3/21)