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リリーバイス

最終更新：2025年01月16日 09:48

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リリーバイス　Liliweiss

【製造企業】？？？
【所属分隊】ゴッデス
【使用武器】素手
【二人称】？？？
【CV】？？？（田村ゆかりという説あり）

概要

人類が最初に作り上げたニケでありゴッデス部隊の初代リーダー。
アークガーディアン作戦末期の頃で故人。
現在判明しているニケの中で唯一の佐官であり最終階級は少佐。

ラプンツェル曰くいつも怖い顔で小言を言ってくるが、誰よりも皆を愛し厳しくも愛情に満ちた人物、また戦闘好きの紅蓮でさえ敵わないほど強かったようだ。
メンバーからはリリスと呼ばれており、特にスノーホワイトは「お姉ちゃん」と呼び慕っていた。
伝説の指揮官と呼ばれたゴッデス部隊指揮官とも親しい仲でスノーホワイト曰く二人は恋仲だった様子。
リリスも同様にゴッデスのメンバーと指揮官を大切に思っており死後自動送信された動画データでも皆が生き延びる事を望んでいた。
リリスが何故死んだのかは明らかになっていないが、死後その遺体は臨時監視所近くの草原の木々に囲まれた場所に紅蓮が岩から切り出した石の棺の中に収められる。アークガーディアン作戦後にドロシーが立ち寄る姿が描かれ、その後スノーホワイトも立ち寄る姿が描かれたがスノーホワイトが目にしたのは破壊された棺と頭部をラプチャーに持ち去られ無惨にも残された体だけだった。これがきっかけでスノーホワイトは二度目の思考転換を引き起こす。

リリーバイスとクイーン

カウンターズとインヘルトがヘレティック・ニヒリスターを追い詰めた際にニヒリスターの口からリリスの名前が出てくる。自身の身の危険から取引材料として咄嗟にクイーンに関する情報を仄めかしクイーンの前身であり地上に残った唯一の未練がリリスのボディであり、リリスのボディがあれば自身がクイーンを殺せると語る。その直後にヘレティック・リバーレリオが割って入ったためそれ以上は明らかになっていないが、ここで初めてクイーンとリリスに何らかの関係があることが語られた。

以下RED ASHの内容を含みます

RED ASHにて生前のリリーバイスが登場した。

人類が最初に創り上げたニケであり、全てのニケの元になったと言われている。
人間だった頃は「史上最年少のパイロット」として有名だった。
ゴッデス部隊のリーダーに相応しい戦闘力で「ニケを超えた何か」「強さの次元が違う」とその強さは様々な形容で例えられる。
通常のニケは銃火器、時には近接武器を用いるがリリーバイスは「素手」である。
リリーバイスの強力な力に銃火器はもちろん、剣の柄ですらひしゃげ壊れてしまうため使用できる武器が存在しない、またそれらの武器よりも素手のほうが攻撃力が上回ってしまう。
そのため素手で数百のラプチャーの群れのど真ん中に降り立ち、リリーバイスを中心に四方八方に砕けたラプチャーが飛び散るという異様な戦い方を目にすることになる。
リリーバイスの前では激選された適合者と科学と技術の結晶であるフェアリーテールモデルすら、リリーバイスの劣化コピーと言わしめるほど。
現代のラプンツェルが言う通り、強いだけでなく優しさに溢れゴッデスのメンバー全員を大切な仲間として時には厳しく導く素晴らしいいリーダー。
特に紅蓮とレッドフードは調子に乗りすぎよく怒られていたようだ。
クイーン討伐作戦では高度からの無数のレーザー兵器によるシンデレラの襲撃に「勝てない」と判断、指揮官含めゴッデス全員を背負い背負われたラプンツェルが「息が・・・！」と呼吸困難になるほどのスピードを叩き出し退却する。
その無理が祟り指一本動かせない重度のオーバーヒートを起こし絶対安静状態となってしまう。
数カ月後には任務ができる程に回復しアークガーディアン作戦に従事していたが、他のメンバーの見えない所では立っているのも辛い様子で指揮官に肩を借り、自分はもう長くはないと指揮官に話す。
また自身の寿命を「短期決戦を目標として作られたボディ」であるため他のニケのように長くはないだろうと考えていた。

RED ASH終盤では上層部からの呼び出しにより指揮官とともにゴッデス部隊を一時離れる。
すぐ戻れるはず、とスノーホワイトに約束し、ドロシーにリーダー代理を、紅蓮には帰ったら戦ってあげるのでドロシーのいうことを聞くようにと言い残し出発した。
その後指揮官がゴッデスへのビデオメッセージを撮影中に音を立てて倒れ指揮官が慌てて「リリス！」と心配する様子が描かれ、次にリリスがOVER ZONEの冒頭で再生された遺言のビデオメッセージを録画する姿が描かれる。
撮影が終わると指揮官とともに何処かへ出撃するような口ぶりで去って行く。