たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
家族の食卓
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rm96
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のどかなお昼時。
ちょっと遅いランチを一つのテーブルで囲んでみる。
ちょっと遅いランチを一つのテーブルで囲んでみる。
家族の食卓……なんちゃって。
■
「りかちゃん。これちょーだい!」
ひょいって、あたしのお弁当の中に入ってたハンバーグを一切れ、お箸でかっさらうのの。
そしたら、
「あっ! あたしこれー!」
「あっ! あいぼんっ! ちょっとっ!」
目の前を飛んでいくエビフライ。
にぃーーってにくったらしいくらい笑顔のあいぼん。
「もぅ」
あんな笑顔見せられたら、怒る気なくなっちゃうよぉ。ずるいんだからぁ。あいぼん。
「のんにも一口」
「いーよ」
って、あいぼんがののの口元にエビフライを差し出して、それをののがパクリ。
あー。かわいいなぁ。
「梨華ちゃん。なんかトメコになってるよ」
よっしぃがちょっとにやにや笑いながらあたしをひじで突っついた。
「だってぇ。かわいーじゃん。アナタはかわいくない? うちの子たち」
「んー。そりゃあ…決まってんじゃん」
へへって、はにかむように笑う時のよっしぃはかわいい。ホントにかわいい。
ののとあいぼんの期待がこもった視線と笑顔。
「二人ともあたしのかわいいムスメだからね」
って。
ふふ。一徹さんじゃなくって素で答えちゃったせいか、言ってから、なんかちょっと赤くなってるし。
「愛してるぜ。べいべー」
お箸持ったまま軽やかに極めポーズ。
あいぼんとののの笑顔がきらきらって輝いた。
「のんも愛してるぜー」ってのの。
「あたしも愛してるよー」ってあいぼん。
だから、
「あたしも。愛してるよ。よっしぃ」
って、そしたら…。
「あー。りかちゃん。それダメ」
ののが厳しい顔でダメだし。
え? 何で? よっしぃもなんかわかってないみたいできょとんとしてる。それ以前にちょっときょどってるけどね。恥ずかしいっていうか照れちゃったみたいで…。
その答えはうんうんってわざと怒った顔をしたあいぼんが教えてくれた。
「ここはぁ、名前じゃなきゃ」
「えぇぇーーーっ!」
悲鳴を上げたのはよっしぃ。とーぜんみんながよっしぃに注目。
そんなのまるっきり無視してののはなんか乙女チックモードな顔で、
「愛してるよ。ひとみちゃん…じゃなきゃ」
「「ねぇ」」って…あいぼんとうなずきあう。
ひょいって、あたしのお弁当の中に入ってたハンバーグを一切れ、お箸でかっさらうのの。
そしたら、
「あっ! あたしこれー!」
「あっ! あいぼんっ! ちょっとっ!」
目の前を飛んでいくエビフライ。
にぃーーってにくったらしいくらい笑顔のあいぼん。
「もぅ」
あんな笑顔見せられたら、怒る気なくなっちゃうよぉ。ずるいんだからぁ。あいぼん。
「のんにも一口」
「いーよ」
って、あいぼんがののの口元にエビフライを差し出して、それをののがパクリ。
あー。かわいいなぁ。
「梨華ちゃん。なんかトメコになってるよ」
よっしぃがちょっとにやにや笑いながらあたしをひじで突っついた。
「だってぇ。かわいーじゃん。アナタはかわいくない? うちの子たち」
「んー。そりゃあ…決まってんじゃん」
へへって、はにかむように笑う時のよっしぃはかわいい。ホントにかわいい。
ののとあいぼんの期待がこもった視線と笑顔。
「二人ともあたしのかわいいムスメだからね」
って。
ふふ。一徹さんじゃなくって素で答えちゃったせいか、言ってから、なんかちょっと赤くなってるし。
「愛してるぜ。べいべー」
お箸持ったまま軽やかに極めポーズ。
あいぼんとののの笑顔がきらきらって輝いた。
「のんも愛してるぜー」ってのの。
「あたしも愛してるよー」ってあいぼん。
だから、
「あたしも。愛してるよ。よっしぃ」
って、そしたら…。
「あー。りかちゃん。それダメ」
ののが厳しい顔でダメだし。
え? 何で? よっしぃもなんかわかってないみたいできょとんとしてる。それ以前にちょっときょどってるけどね。恥ずかしいっていうか照れちゃったみたいで…。
その答えはうんうんってわざと怒った顔をしたあいぼんが教えてくれた。
「ここはぁ、名前じゃなきゃ」
「えぇぇーーーっ!」
悲鳴を上げたのはよっしぃ。とーぜんみんながよっしぃに注目。
そんなのまるっきり無視してののはなんか乙女チックモードな顔で、
「愛してるよ。ひとみちゃん…じゃなきゃ」
「「ねぇ」」って…あいぼんとうなずきあう。
ごめん…。ちょっときしょって思っちゃった。
だって、それ…あたしがやるんだよね?
だって、それ…あたしがやるんだよね?
「ほらほら。やり直し」
ののの容赦ない催促。
どうしよう。美貴ちゃんに突っ込まれそうだよね。
ちらりとよっしぃを見ると、むぅーってこっちを横目でにらんで黙々とゴハンを口に運んでる。
あー。まだほっぺ赤いし。
「気分は新婚さんでね」
あいぼんからのリクエスト。
「ついでにぶちゅっとかしてもいいから」
「こらっ! つーじー!」
よっしぃ…カオ真っ赤。
なんか、思わず笑っちゃった。
「ね。よっしぃ」
「んー。なに」
恥ずかしさと照れくささでふてくされたカオを、頬杖をついて覗き込むように見上げてみた。
ちょっとびっくりしたように体を引いて、ののとあいぼんにじゃれてた動きをふっと止めて、じっとあたしを見つめる。
「愛してるよ。ひとみちゃん」
「……」
面白かった。ほんのりと桃色だったカオが、ぼんって耳と首まで真っ赤になった。
「どう?」
かわいいムスメたちに聞いたら、そりゃあもう、満面の笑顔。
「いい! あっはーっ! よっちゃんカオ真っ赤ー!」
「きゃぁーーっ! このこのっ!」
「「かーわいいー!」」
きれいにハモるあいぼんとのの。
よっしぃだけがむうっとしてて、
「ったく…。梨華ちゃん!」
って膨れてる。
あーもー。久々に女の子モード全開のよっしぃって感じ。
かわいい。
「だって。ホントのことだもん。ね? のの。あいぼん」
「「うんっ!」」
「…もう…ったく」
とか言いながら、よっしぃのお箸があたしのお弁当の玉子焼きに突進する。
「ダメ」
「ケチ」
「そんなこと言うんだ」
ガードしたお箸で玉子焼きを二つに割った。
「そんなに食べたいの? よっしぃのお弁当、ゆで卵入ってんじゃん」
「えー。そーだけどさー。ののとあいぼんにはいいのぉ? それってずるくねー」
「ふーん。そんなに食べたいんだ」
二つに割った玉子焼きの1つをお箸で掴む。
あたしの考えに気づいたあいぼんがにやぁ~っと笑った。
にこっと微笑みかけると、ののも「あっ」って。
「じゃ、あ~ん」
ついと、玉子焼きをよっしぃの口元まで運んであげる。
「ちょっ…ちょっとぉ!」
「ね。ほぉ~ら」
ののの容赦ない催促。
どうしよう。美貴ちゃんに突っ込まれそうだよね。
ちらりとよっしぃを見ると、むぅーってこっちを横目でにらんで黙々とゴハンを口に運んでる。
あー。まだほっぺ赤いし。
「気分は新婚さんでね」
あいぼんからのリクエスト。
「ついでにぶちゅっとかしてもいいから」
「こらっ! つーじー!」
よっしぃ…カオ真っ赤。
なんか、思わず笑っちゃった。
「ね。よっしぃ」
「んー。なに」
恥ずかしさと照れくささでふてくされたカオを、頬杖をついて覗き込むように見上げてみた。
ちょっとびっくりしたように体を引いて、ののとあいぼんにじゃれてた動きをふっと止めて、じっとあたしを見つめる。
「愛してるよ。ひとみちゃん」
「……」
面白かった。ほんのりと桃色だったカオが、ぼんって耳と首まで真っ赤になった。
「どう?」
かわいいムスメたちに聞いたら、そりゃあもう、満面の笑顔。
「いい! あっはーっ! よっちゃんカオ真っ赤ー!」
「きゃぁーーっ! このこのっ!」
「「かーわいいー!」」
きれいにハモるあいぼんとのの。
よっしぃだけがむうっとしてて、
「ったく…。梨華ちゃん!」
って膨れてる。
あーもー。久々に女の子モード全開のよっしぃって感じ。
かわいい。
「だって。ホントのことだもん。ね? のの。あいぼん」
「「うんっ!」」
「…もう…ったく」
とか言いながら、よっしぃのお箸があたしのお弁当の玉子焼きに突進する。
「ダメ」
「ケチ」
「そんなこと言うんだ」
ガードしたお箸で玉子焼きを二つに割った。
「そんなに食べたいの? よっしぃのお弁当、ゆで卵入ってんじゃん」
「えー。そーだけどさー。ののとあいぼんにはいいのぉ? それってずるくねー」
「ふーん。そんなに食べたいんだ」
二つに割った玉子焼きの1つをお箸で掴む。
あたしの考えに気づいたあいぼんがにやぁ~っと笑った。
にこっと微笑みかけると、ののも「あっ」って。
「じゃ、あ~ん」
ついと、玉子焼きをよっしぃの口元まで運んであげる。
「ちょっ…ちょっとぉ!」
「ね。ほぉ~ら」
◇
ぱくって、観念したように食べたよっちゃん。
「うっはーっ! バカップルだよ!」
ののが隣でくねってる。
でも、あー。なんかいいなぁ。
幸せそうな…なに? ふーふのしょーぞーって言うの? 笑顔になっちゃうよね。
ちょっと呆れるけど、こんなお父さんとお母さんって、なんかよくない?
「なんだよぉ。あいぼん!」
よっちゃんがむぐむぐ口を動かしながら、なんかうつむき加減でにらんでくるし。でも、顔真っ赤でぜんっぜん怖くなーい。
「ははぁ。よっちゃんかわいー!」
「っさい!」
自分がそーゆーことするのはへーきなのにね。
「ねね、りかちゃん」
お箸で漬物を指してちょっと身を乗り出した。
「なぁにぃ? あいぼんも?」
「うんっ!」
「あーあー。甘えんぼさん」
しょーがないなーってくすくすって笑って、
「はい。あーん」
って、漬物をそっと手を添えて口元に運んでくれる。
「いっただきまーす!」
ぱくって食べた漬物はちょっと塩がきついけど、すっごいおいしー。
さっきりかちゃんからエビフライもらったから…。
「りかちゃん、りかちゃん!」
まだ食べかけのコロッケをお箸で割って、掴んで、はいって。
「エビフライのお返しー」
「ありがと。あいぼん」
「あーん」
「ふふっ。あーん」
口の中にそっと落として、落っことしそうになって慌てて手を添えて食べるリカちゃんも、ふふっ。なんかかわいい。
口元を押さえて、ちょっと照れたように笑ってる。
「おいし?」
「うん。ありがと。でも…ちょっと恥ずかしいね」
「ほら? だろ?」
よっちゃん。まだちょっとすねてるし。
で、もう1つコロッケを取ると、
「よっちゃん、よっちゃん」
「ん?」
「よっちゃんも!」
「あー。はいはい」
苦笑いして、あーんって口を開けてくれた。
ははっ。なんかヘンな感じ。
「いっくよー」
そっとよっちゃんの口の中にお箸を進める。
「ん、ありがと」
もぐもぐ口を動かしながら、やっぱりちょっと照れくさそうなよっちゃん。
あっ…。そうだ。
「ねぇねぇ。よっちゃん」
「ん?」
「ほら。りかちゃんにも食べさせてあげないと」
「「へぇっ!?」」
ふふふーん。だって、ねぇ。バカップルなんだし。
そんな驚いた顔しちゃダメダメ。
「そーそー。二人はおとーさんとおかーさんなんだから。ね。あいぼん」
「ねー」
さっすがのの。よくわかってる。
「ほらほらっ。よっちゃん。いまさら照れたってしょーがないって」
「なんだよ。つーじーまで」
なんて言いながら、ちらりとりかちゃんとアイコンタクト。
もっと素直になればいいのに。なんだかんだとりかちゃんにちょっかいだしてるんだから。
ほら。なんかくすくすって笑って、ね。恋人みたいだよ。
「じゃあ、どれ食べたい?」
「んー。どうしようかなぁ…」
自然と体を寄せて、りかちゃん見てるよっちゃんのやさしい目。りかちゃんの甘えた口調。
ののとカオを見合って、へへへっと笑った。
「あいっかわらず新婚さんだよね」
「ね。だからだいすき」
「ふふっ。のんも」
こんな夫婦になれたらいいよね。
こんっなかわいいコドモがいて、かっこよくってやさしいだんなさんがいて、あんなにやさしくてかわいい奥さんになりたいなぁ。
「じゃ、これ」
「うん」
よっちゃんのお箸がかまぼこを掴んだ。
「じゃ、梨華ちゃん。あーん」
「あーん」
二人ともちょっと照れちゃって、ふふっ。かーわいい!
なんだかんだ言ってても、ほら。ぴったり肩なんかくっつけちゃって。ははっ。
「ふふ。ありがと。おいし」
「どーいたしまして」
へへって見つめあって笑ってる。
あーあー。入るすきなんてないですねぇ。
「うっはーっ! バカップルだよ!」
ののが隣でくねってる。
でも、あー。なんかいいなぁ。
幸せそうな…なに? ふーふのしょーぞーって言うの? 笑顔になっちゃうよね。
ちょっと呆れるけど、こんなお父さんとお母さんって、なんかよくない?
「なんだよぉ。あいぼん!」
よっちゃんがむぐむぐ口を動かしながら、なんかうつむき加減でにらんでくるし。でも、顔真っ赤でぜんっぜん怖くなーい。
「ははぁ。よっちゃんかわいー!」
「っさい!」
自分がそーゆーことするのはへーきなのにね。
「ねね、りかちゃん」
お箸で漬物を指してちょっと身を乗り出した。
「なぁにぃ? あいぼんも?」
「うんっ!」
「あーあー。甘えんぼさん」
しょーがないなーってくすくすって笑って、
「はい。あーん」
って、漬物をそっと手を添えて口元に運んでくれる。
「いっただきまーす!」
ぱくって食べた漬物はちょっと塩がきついけど、すっごいおいしー。
さっきりかちゃんからエビフライもらったから…。
「りかちゃん、りかちゃん!」
まだ食べかけのコロッケをお箸で割って、掴んで、はいって。
「エビフライのお返しー」
「ありがと。あいぼん」
「あーん」
「ふふっ。あーん」
口の中にそっと落として、落っことしそうになって慌てて手を添えて食べるリカちゃんも、ふふっ。なんかかわいい。
口元を押さえて、ちょっと照れたように笑ってる。
「おいし?」
「うん。ありがと。でも…ちょっと恥ずかしいね」
「ほら? だろ?」
よっちゃん。まだちょっとすねてるし。
で、もう1つコロッケを取ると、
「よっちゃん、よっちゃん」
「ん?」
「よっちゃんも!」
「あー。はいはい」
苦笑いして、あーんって口を開けてくれた。
ははっ。なんかヘンな感じ。
「いっくよー」
そっとよっちゃんの口の中にお箸を進める。
「ん、ありがと」
もぐもぐ口を動かしながら、やっぱりちょっと照れくさそうなよっちゃん。
あっ…。そうだ。
「ねぇねぇ。よっちゃん」
「ん?」
「ほら。りかちゃんにも食べさせてあげないと」
「「へぇっ!?」」
ふふふーん。だって、ねぇ。バカップルなんだし。
そんな驚いた顔しちゃダメダメ。
「そーそー。二人はおとーさんとおかーさんなんだから。ね。あいぼん」
「ねー」
さっすがのの。よくわかってる。
「ほらほらっ。よっちゃん。いまさら照れたってしょーがないって」
「なんだよ。つーじーまで」
なんて言いながら、ちらりとりかちゃんとアイコンタクト。
もっと素直になればいいのに。なんだかんだとりかちゃんにちょっかいだしてるんだから。
ほら。なんかくすくすって笑って、ね。恋人みたいだよ。
「じゃあ、どれ食べたい?」
「んー。どうしようかなぁ…」
自然と体を寄せて、りかちゃん見てるよっちゃんのやさしい目。りかちゃんの甘えた口調。
ののとカオを見合って、へへへっと笑った。
「あいっかわらず新婚さんだよね」
「ね。だからだいすき」
「ふふっ。のんも」
こんな夫婦になれたらいいよね。
こんっなかわいいコドモがいて、かっこよくってやさしいだんなさんがいて、あんなにやさしくてかわいい奥さんになりたいなぁ。
「じゃ、これ」
「うん」
よっちゃんのお箸がかまぼこを掴んだ。
「じゃ、梨華ちゃん。あーん」
「あーん」
二人ともちょっと照れちゃって、ふふっ。かーわいい!
なんだかんだ言ってても、ほら。ぴったり肩なんかくっつけちゃって。ははっ。
「ふふ。ありがと。おいし」
「どーいたしまして」
へへって見つめあって笑ってる。
あーあー。入るすきなんてないですねぇ。
◆
一徹さんでれでれしすぎだってば。
トメコもとろけちゃってるし。
トメコもとろけちゃってるし。
ま、だからいいんだけどさ。
ノンも、こんな家族がほしいな。
あいぼんもおんなじこと考えてるよ。ぜったい。
あいぼんもおんなじこと考えてるよ。ぜったい。
さて、そのイチャイチャしてるすきに…っと。
よっちゃんのお弁当にそーっとお箸を伸ばしてサラダパスタを……。
「のの!」
「あっ! 見つかっちゃった」
慌てて箸を引っ込めたら、よっちゃんがそのパスタを取って、
「しょーがねぇなぁ。ほら。のの。口開けて」
いやぁ~ん。よっちゃんやさしー!
「はーい!」
おっきく口を開けたら、えいってパスタを押し込まれた。
サラダパスタのマヨネーズの酸味がちょっとすっぱい。
「あぁもう。のの」
リカちゃんが口の端っこに付いたマヨネーズを指でぬぐってくれた。
「おいおい。ほんっとおこちゃまだなぁ」
あははってよっちゃん。
だから、あいぼんと「ねっ」て、
「「おこちゃまだもーん!」」
「いつまでもそうだと困るんだけどなぁ」
ってよっちゃんが苦笑い。
リカちゃんもやれやれって感じ。
「でも、言っても聞かないし」
まぁ、そーなんだけどね…って。そーかなぁ?
こー見えて、ノン的にはそれなりにオトナになってると思うけどなぁ。
どう? あいぼん。
そしたら、あいぼんも『どーだろ』って感じ。
「けどさぁ、二人だってけっこーお子様じゃん。特にリカちゃん」
「んー。かもねぇ」
あや。認めちゃったよ。
でも、ふふふってのんびり笑ってる顔がさ、なんかオトナなんだよね。
「自分でもどうしたらオトナって、正直言ってよくわかんないし」
ってよっちゃんを見る。よっちゃんも、珍しくちょっとマジメなカオ。
「んー。まぁねぇ」
「自分が思う、あぁ…オトナだなぁっていうのは、そりゃぁあるけど、じゃあ、そうなれてるかなーって考えたら、やっぱりまだコドモだなぁって思うし」
って、おかーさん。
で、おとーさんも、うん…ってうなずいた。
「だよねぇ。なんかさぁ、まだまだだなぁって思う。それなりにオトナにはなってんだろーけどさぁ。なんてーの? なんかこうだー! って自分に思うことはなかなか…んーないかなぁ」
そしたら、お弁当を食べ終えてゴミ箱に捨ててきたカオリがポンって、リカちゃんとよっちゃんの肩を叩いた。
「急にね、オトナになるもんじゃないよ。二人なら大丈夫」
そう言って、微笑んで去っていくカオリ。
ぼーってその後ろ姿を見て、ぱっと全員でカオを見合わせた。
よっちゃんのお弁当にそーっとお箸を伸ばしてサラダパスタを……。
「のの!」
「あっ! 見つかっちゃった」
慌てて箸を引っ込めたら、よっちゃんがそのパスタを取って、
「しょーがねぇなぁ。ほら。のの。口開けて」
いやぁ~ん。よっちゃんやさしー!
「はーい!」
おっきく口を開けたら、えいってパスタを押し込まれた。
サラダパスタのマヨネーズの酸味がちょっとすっぱい。
「あぁもう。のの」
リカちゃんが口の端っこに付いたマヨネーズを指でぬぐってくれた。
「おいおい。ほんっとおこちゃまだなぁ」
あははってよっちゃん。
だから、あいぼんと「ねっ」て、
「「おこちゃまだもーん!」」
「いつまでもそうだと困るんだけどなぁ」
ってよっちゃんが苦笑い。
リカちゃんもやれやれって感じ。
「でも、言っても聞かないし」
まぁ、そーなんだけどね…って。そーかなぁ?
こー見えて、ノン的にはそれなりにオトナになってると思うけどなぁ。
どう? あいぼん。
そしたら、あいぼんも『どーだろ』って感じ。
「けどさぁ、二人だってけっこーお子様じゃん。特にリカちゃん」
「んー。かもねぇ」
あや。認めちゃったよ。
でも、ふふふってのんびり笑ってる顔がさ、なんかオトナなんだよね。
「自分でもどうしたらオトナって、正直言ってよくわかんないし」
ってよっちゃんを見る。よっちゃんも、珍しくちょっとマジメなカオ。
「んー。まぁねぇ」
「自分が思う、あぁ…オトナだなぁっていうのは、そりゃぁあるけど、じゃあ、そうなれてるかなーって考えたら、やっぱりまだコドモだなぁって思うし」
って、おかーさん。
で、おとーさんも、うん…ってうなずいた。
「だよねぇ。なんかさぁ、まだまだだなぁって思う。それなりにオトナにはなってんだろーけどさぁ。なんてーの? なんかこうだー! って自分に思うことはなかなか…んーないかなぁ」
そしたら、お弁当を食べ終えてゴミ箱に捨ててきたカオリがポンって、リカちゃんとよっちゃんの肩を叩いた。
「急にね、オトナになるもんじゃないよ。二人なら大丈夫」
そう言って、微笑んで去っていくカオリ。
ぼーってその後ろ姿を見て、ぱっと全員でカオを見合わせた。
「「「「オトナだぁ…」」」」
そしたら、聞こえてたみたいで、くすぐったそうに笑ってた。
んー。まぁ、のんびり、ゆっくりって、そーゆーことでいいんだよね?
んー。まぁ、のんびり、ゆっくりって、そーゆーことでいいんだよね?
「リカちゃん」
「なぁに?」
「口開けて」
「は?」
目を丸くするリカちゃん。
「いいから」
「うん」
あーんって口を開ける。
ぱっとプチトマトを取ると、えいってリカちゃんの口に放り込んだ。
「ハンバーグのお返し」
「ん。ありがと」
ふわーっとした笑顔。
やさしくって、ノンはすきだなぁ。きりっとしたリカちゃんもいいんだけどね。
「じゃ、よっちゃんにはこれ」
「えー。ゴハンかよ!」
わざとらしく怒って見せるけど、よっちゃん、目が笑ってるよ。
「へへへ。うそうそ。ね、ね。口開けて」
「はいはい。んぁ」
なんかかわいげないなぁ。
そこをすかさずあいぼんがつっこむ。
「あれ? りかちゃんの時とちがーう」
「あれー。ノンたちもかわいーんじゃないの?」
梨華ちゃんはっていうと、くすくす笑いながらゴハン食べてる。
よっちゃんはかるーくノンとあいぼんをにらむと、
「はいはい。わかりましたっ」
って言って、なんか急にリカちゃんばりのぶりっ子ポーズ。
「はい。あーんっ」
「うわっ。よっしぃキモイ」
「あー。リカちゃんに言われてるしー」
あいぼんがケタケタ笑ってる。
ノンはゴハンの上に乗っかってる梅干を取ると、よっちゃんの口へと運んだ。
「はい」
「んっ! ん…ありがと」
すっぱいのかカオしかめてるし。
「うは! すっぺー」
「なぁに?」
「口開けて」
「は?」
目を丸くするリカちゃん。
「いいから」
「うん」
あーんって口を開ける。
ぱっとプチトマトを取ると、えいってリカちゃんの口に放り込んだ。
「ハンバーグのお返し」
「ん。ありがと」
ふわーっとした笑顔。
やさしくって、ノンはすきだなぁ。きりっとしたリカちゃんもいいんだけどね。
「じゃ、よっちゃんにはこれ」
「えー。ゴハンかよ!」
わざとらしく怒って見せるけど、よっちゃん、目が笑ってるよ。
「へへへ。うそうそ。ね、ね。口開けて」
「はいはい。んぁ」
なんかかわいげないなぁ。
そこをすかさずあいぼんがつっこむ。
「あれ? りかちゃんの時とちがーう」
「あれー。ノンたちもかわいーんじゃないの?」
梨華ちゃんはっていうと、くすくす笑いながらゴハン食べてる。
よっちゃんはかるーくノンとあいぼんをにらむと、
「はいはい。わかりましたっ」
って言って、なんか急にリカちゃんばりのぶりっ子ポーズ。
「はい。あーんっ」
「うわっ。よっしぃキモイ」
「あー。リカちゃんに言われてるしー」
あいぼんがケタケタ笑ってる。
ノンはゴハンの上に乗っかってる梅干を取ると、よっちゃんの口へと運んだ。
「はい」
「んっ! ん…ありがと」
すっぱいのかカオしかめてるし。
「うは! すっぺー」
□
梅干って…。
梨華ちゃんにはプチトマトなのにさぁ。なんだよ。だったらパスタやんなきゃよかった。
でも、まぁ、あんな無邪気に見られちゃったら、梨華ちゃんなんかぜってーハンバーグ全部あげてるよね。
梨華ちゃんにはプチトマトなのにさぁ。なんだよ。だったらパスタやんなきゃよかった。
でも、まぁ、あんな無邪気に見られちゃったら、梨華ちゃんなんかぜってーハンバーグ全部あげてるよね。
まっ、いいか。
がつがつとかっ食らってるのの。
そんなあたしとののやり取りの間に食べ終えた梨華ちゃんはお茶飲んでる。
「ん? 飲む?」
「あっ。いいよ。自分のある」
「うん」
そしたら、
「なんだー。つまんない」
ってあいぼん。
「なにが?」
「えー。飲むのかなぁって思ったから」
「うはー。そしたら間接キッス?」
「えー。バカップルならマウス・トゥ・マウスでしょ」
「ぶっちゅーって?」
目をきらきらさせるのの。
おいおい。じょーだんでしょ? いっくら家族みたいだからって、ふつーするか?
梨華ちゃん見たら、なんかもぅって笑ってるだけだし。まぁ、何言ってもムダってーのはあたしもよくわかってるけどね。
梨華ちゃんはやれやれって困ったように笑うと、
「ほーら。ソースついてる」
って、のの口の周りを今度はティッシュで吹いてあげてる。
おとなしく梨華ちゃんに任せてるののが、ほんっとかわいい。なんかなぁ。
「ったく。世話が焼けるね」
「ホント。あ、あいぼん。こっち向いて」
「はーい」
あいぼんが、んってカオを突き出す。ティッシュでちょこちょこっと拭いてあげる梨華ちゃん。
なんか、ほんっと…おかーさんだよね。
あいぼんもすっごくうれしそうで。なんかさ、微笑ましい。
「はい。おっけー」
「「ありがとー」」
「こぼすなよ」
「ははっ。よっちゃん、おとーさんだよ。それ」
「りかちゃんもおかーさんだし」
二人が大きな声で笑う。
梨華ちゃんはそんな二人をすっごくやさしい目で見つめていた。
「かわいいよね」
「うん」
たぶん、あたしも梨華ちゃんみたいにすっごいやさしい目をしてるんだろーなぁって思う。
だって梨華ちゃんがすごいうれしそうにあたしのこと見てるから。やっぱその目もさ、なんていうの? あったかいんだよね。
それに、あたしもなんかさ、この時間がすっげぇ大切でなんていうの? 愛しくって…。それは梨華ちゃんもおんなじってわかるから、だから、あたしもあったかい目で梨華ちゃんを見てて、ののやあいぼんを見つめてるんだってわかる。
「きっと大変だけど、こんなコドモだったら…かわいいだろうね」
「うん」
ムスメ二人はそんなことわかってんのかわかってないのか、弁当食べさせあいっこしてるし…。
そんなあたしとののやり取りの間に食べ終えた梨華ちゃんはお茶飲んでる。
「ん? 飲む?」
「あっ。いいよ。自分のある」
「うん」
そしたら、
「なんだー。つまんない」
ってあいぼん。
「なにが?」
「えー。飲むのかなぁって思ったから」
「うはー。そしたら間接キッス?」
「えー。バカップルならマウス・トゥ・マウスでしょ」
「ぶっちゅーって?」
目をきらきらさせるのの。
おいおい。じょーだんでしょ? いっくら家族みたいだからって、ふつーするか?
梨華ちゃん見たら、なんかもぅって笑ってるだけだし。まぁ、何言ってもムダってーのはあたしもよくわかってるけどね。
梨華ちゃんはやれやれって困ったように笑うと、
「ほーら。ソースついてる」
って、のの口の周りを今度はティッシュで吹いてあげてる。
おとなしく梨華ちゃんに任せてるののが、ほんっとかわいい。なんかなぁ。
「ったく。世話が焼けるね」
「ホント。あ、あいぼん。こっち向いて」
「はーい」
あいぼんが、んってカオを突き出す。ティッシュでちょこちょこっと拭いてあげる梨華ちゃん。
なんか、ほんっと…おかーさんだよね。
あいぼんもすっごくうれしそうで。なんかさ、微笑ましい。
「はい。おっけー」
「「ありがとー」」
「こぼすなよ」
「ははっ。よっちゃん、おとーさんだよ。それ」
「りかちゃんもおかーさんだし」
二人が大きな声で笑う。
梨華ちゃんはそんな二人をすっごくやさしい目で見つめていた。
「かわいいよね」
「うん」
たぶん、あたしも梨華ちゃんみたいにすっごいやさしい目をしてるんだろーなぁって思う。
だって梨華ちゃんがすごいうれしそうにあたしのこと見てるから。やっぱその目もさ、なんていうの? あったかいんだよね。
それに、あたしもなんかさ、この時間がすっげぇ大切でなんていうの? 愛しくって…。それは梨華ちゃんもおんなじってわかるから、だから、あたしもあったかい目で梨華ちゃんを見てて、ののやあいぼんを見つめてるんだってわかる。
「きっと大変だけど、こんなコドモだったら…かわいいだろうね」
「うん」
ムスメ二人はそんなことわかってんのかわかってないのか、弁当食べさせあいっこしてるし…。
あたしたちがいなくっても大丈夫って思うけどさ。
だって17だよ?
コドモっぽいって言ってもさ、やっぱ育ってるわけでさ。
だって17だよ?
コドモっぽいって言ってもさ、やっぱ育ってるわけでさ。
「なんか置いてかれるような気分」
「よっしぃ?」
独り言のつもりだったけど、聞こえちゃったらしい。
梨華ちゃんがきゅって、テーブルの下であたしの手を握った。
「そんなことないよ。よっしぃがそんなこと言ったら、あたしも…置いてかれた気分になっちゃうよ」
「…そうかな?」
「そうだよ」
笑った梨華ちゃんは力強くって、なんかそれだけで充分だった。
「そっか」
「そうだよ」
「よっしぃ?」
独り言のつもりだったけど、聞こえちゃったらしい。
梨華ちゃんがきゅって、テーブルの下であたしの手を握った。
「そんなことないよ。よっしぃがそんなこと言ったら、あたしも…置いてかれた気分になっちゃうよ」
「…そうかな?」
「そうだよ」
笑った梨華ちゃんは力強くって、なんかそれだけで充分だった。
「そっか」
「そうだよ」
食べ終わったののとあいぼんが揃って、
「「ごちそーさまー」」
って、手を合わせてにかって笑った。
梨華ちゃんが空になった4つのお弁当を手にしてゴミ箱に捨てに行く。
ののとあいぼんは持ってきたお菓子を出して早々とデザートタイム。
「「ごちそーさまー」」
って、手を合わせてにかって笑った。
梨華ちゃんが空になった4つのお弁当を手にしてゴミ箱に捨てに行く。
ののとあいぼんは持ってきたお菓子を出して早々とデザートタイム。
そんな流れをあたしはぼんやりと見ていて、なんかなぁ。
ほんとに一家団欒ってヤツを感じてる。
ほんとに一家団欒ってヤツを感じてる。
戻ってきた梨華ちゃんは、
「もうすぐ本番なんだから、食べすぎないでね」
「「はーい」」
ムスメ二人から元気なお返事もらってる。
お菓子に手を伸ばしてなんとなく口に放り込む。
「そういえば、頑固一家…最近ないねぇ」
梨華ちゃんもお菓子に手を伸ばしながらぼんやりと呟いた。
あいぼんはふーんってカオしてるし。
「りかちゃんはかめーちゃんと幸薄姉妹だしね。あたしとののでいたずら小学生だもんね」
「あたしは…最近だとトラブルタと悪魔だし」
それはそれでけっこう楽しいんだどさ。
「また…やりたいね」
って梨華ちゃん。
みんなあれやってるときって、なんかのびのびしてて。で、なんかすっごく楽しいんだよね。あいぼんの細かい動きやアドリブ。ののの意表をついたリアクションや動作。ばーんてはじけてやりたいの放題うちらに併せて控えめにだけどいいアクセントで演じきる梨華ちゃん。
「でもノン、けっこうすきだよ」
って、ののがうす子の手招きをまねして、あいぼんもそれに併せるから、梨華ちゃんもそれに乗っかる。
ちょっと目を伏せて無表情で…。
あたしに向かって、
「さぁ…あなたもいっしょに…」
って…梨華ちゃん!
「こわいってば」
いや、マジで…。
けど…。
「じゃあ…みんなで…」
ってあたしも入って。
そしたらヤグチさんに、
「おまえら怖すぎ」
なんてつっこまれた。
「もうすぐ本番なんだから、食べすぎないでね」
「「はーい」」
ムスメ二人から元気なお返事もらってる。
お菓子に手を伸ばしてなんとなく口に放り込む。
「そういえば、頑固一家…最近ないねぇ」
梨華ちゃんもお菓子に手を伸ばしながらぼんやりと呟いた。
あいぼんはふーんってカオしてるし。
「りかちゃんはかめーちゃんと幸薄姉妹だしね。あたしとののでいたずら小学生だもんね」
「あたしは…最近だとトラブルタと悪魔だし」
それはそれでけっこう楽しいんだどさ。
「また…やりたいね」
って梨華ちゃん。
みんなあれやってるときって、なんかのびのびしてて。で、なんかすっごく楽しいんだよね。あいぼんの細かい動きやアドリブ。ののの意表をついたリアクションや動作。ばーんてはじけてやりたいの放題うちらに併せて控えめにだけどいいアクセントで演じきる梨華ちゃん。
「でもノン、けっこうすきだよ」
って、ののがうす子の手招きをまねして、あいぼんもそれに併せるから、梨華ちゃんもそれに乗っかる。
ちょっと目を伏せて無表情で…。
あたしに向かって、
「さぁ…あなたもいっしょに…」
って…梨華ちゃん!
「こわいってば」
いや、マジで…。
けど…。
「じゃあ…みんなで…」
ってあたしも入って。
そしたらヤグチさんに、
「おまえら怖すぎ」
なんてつっこまれた。
「あはははっ! やっぱりーっ!」って梨華ちゃん。
「へへへへっ! でもけっこーたのしーかもっ」ってのの。
「うはぁぁぁぁっ! おっかしー!」ってあいぼん。
「っはははははっ! あーこえー! おもしれー!」
「へへへへっ! でもけっこーたのしーかもっ」ってのの。
「うはぁぁぁぁっ! おっかしー!」ってあいぼん。
「っはははははっ! あーこえー! おもしれー!」
ヤグチさんに向かって、今度はみんなで。
「幸…うす子です…」
「幸…うす香です…」
「幸…うす代です…」
「幸…うす奈です…」
とりあえず名前テキトー。
「幸…うす子です…」
「幸…うす香です…」
「幸…うす代です…」
「幸…うす奈です…」
とりあえず名前テキトー。
「「「「さぁ…いきましょう…」」」」
「うわっ! マジこわっ!」
思いっきり震え上がってカオリの後ろに隠れたヤグチさん。
ミキティが涙流して、
「っはははははっ! やーっ! こわーーいっ!」
おなか抱えて爆笑してるし。
なんかそんなミキティ見て、みんなちょーしに乗ってターゲットを切り替えてミキティの方を向く。
「「「「さぁ…あなたもいっしょに…」」」」
「やーっ! ふははっ! やめてーっ! はははっ! くるしーっ!」
咳き込むミキティ。
思いっきり震え上がってカオリの後ろに隠れたヤグチさん。
ミキティが涙流して、
「っはははははっ! やーっ! こわーーいっ!」
おなか抱えて爆笑してるし。
なんかそんなミキティ見て、みんなちょーしに乗ってターゲットを切り替えてミキティの方を向く。
「「「「さぁ…あなたもいっしょに…」」」」
「やーっ! ふははっ! やめてーっ! はははっ! くるしーっ!」
咳き込むミキティ。
アイコンタクトでぴたりとやめて、
「「「「あっはははははははははっ!」」」」
ほんっとおかしくって。
みんなしてもう、ずーっと笑いっぱなし。
「「「「あっはははははははははっ!」」」」
ほんっとおかしくって。
みんなしてもう、ずーっと笑いっぱなし。
やっぱさ、サイコーだよ! うちら!
■◇◆□
のどかなお昼時。
みんなで1つのテーブルを囲んだ一時。
みんなで1つのテーブルを囲んだ一時。
笑い声が絶えない家族の食卓。
そんな世界で一番、幸せな時間。
(2004/6/18)