たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
素直な気持ち
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rm96
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「…石川さん」
珍しく早めについたら、ソファに横になっていた石川さん。
ツアーとか、収録とか、ラジオとか…。
疲れてるんだろうなぁ。
ツアーとか、収録とか、ラジオとか…。
疲れてるんだろうなぁ。
そばに行って、起こさないように空いてるところに座って顔をのぞきこむ。
そう。
『カッチョイイゼ!JAPAN』のPVの1シーンのように…。
そう。
『カッチョイイゼ!JAPAN』のPVの1シーンのように…。
あの時…。誰もいなかったら…してたな。キス。
でも、今は……。
でも、今は……。
触れた唇はあったかくて、だから、しばらくそのまま。
ちょっとしたいたずらっていうか、欲って言うか…。
離れ際にもう一度ちゅっ…って、唇を重ねて離れた。
ちょっとしたいたずらっていうか、欲って言うか…。
離れ際にもう一度ちゅっ…って、唇を重ねて離れた。
まだ残ってる感触。
だめだなぁ…。
物足りない。
だめだなぁ…。
物足りない。
「…みよし…ちゃん?」
寝ぼけ眼で唇をちょっと突き出して、じーっとあたしを見る石川さん。
「おはようございます」
「うん…。おはよう…」
「うん…。おはよう…」
まだ眠そうな目でにこーって笑って、あぁ…かわいいなぁ。
うーんって、腕を伸ばして、よいしょと体を起こすと、下から覗き込むように見上げられた。
うーんって、腕を伸ばして、よいしょと体を起こすと、下から覗き込むように見上げられた。
うわ…。
どうしよ…。
キスしたい…。
どうしよ…。
キスしたい…。
あぁ…抱き…たい……。
上目遣いでじーっとみつめるから、心臓バクバク言ってるし、顔…熱いし。目…逸らせないし…。
「みよしちゃん」
「はい?」
「はい?」
返事をしたら、すうって腕が伸びてきて、気がついたら目の前にあった顔。
唇にあのあったかい感触……えっ?
唇にあのあったかい感触……えっ?
キス…されてる?
首に回ってる石川さんの腕。
細い体を抱きしめたら、ぎゅうっ…て。
細い体を抱きしめたら、ぎゅうっ…て。
少し離れて…そしてまたくっついて…。
そんなこんなで、キスに溺れた時間は短いようで長くって、長いようで短かった。
そんなこんなで、キスに溺れた時間は短いようで長くって、長いようで短かった。
「いしかわさん?」
「ふふっ。なんかね、気持ちよかったから」
「はぁ…」
「ふふっ。なんかね、気持ちよかったから」
「はぁ…」
そんなこと言ってると…襲っちゃいますよ?
「ん? あれ? 気持ちよくなかった?」
「いいえぇ! そんなことないですっ! すっごく気持ちよかったです! 襲っちゃいたいぐらい!」
「……。は?」
「いいえぇ! そんなことないですっ! すっごく気持ちよかったです! 襲っちゃいたいぐらい!」
「……。は?」
あ…しまった!
でも、まだ寝ぼけてるのか、ちょっと赤い顔でまたふふふって、笑う石川さん。
「なんかわかんないけど、いっか。よかったんなら」
「ね? そうですよ。うん!」
「なんかわかんないけど、いっか。よかったんなら」
「ね? そうですよ。うん!」
そしたら、
「じゃ、もう一回」
って。
「じゃ、もう一回」
って。
たぶん、そう遠くないいつか。
きっと石川さん、あたしの腕の中。
きっと石川さん、あたしの腕の中。
(2005/4/19)