たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
天国のドア
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rm96
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トントン!
こんな風にノックして、あなたのココロも開けばいいな…。
待つこと2分50秒。
戻ろうかな。寝ちゃったかぁ…って思ったら、
「みよしちゃん?」
寝ぼけ眼の石川さん。
「一緒に呑みません?」
そしたらふにゃぁって笑って、「うん!」だって。
戻ろうかな。寝ちゃったかぁ…って思ったら、
「みよしちゃん?」
寝ぼけ眼の石川さん。
「一緒に呑みません?」
そしたらふにゃぁって笑って、「うん!」だって。
くるくる回ってるシーリングファンが涼しい風を運んでくれる。
ベッドに並んで座って、さっきのとろけた笑顔に熱いまんまの絵梨香。
なんかもー、どきどきするし。
顔赤くなってないかな?
そんなことを思いながら、しゅぽって栓抜きでふたを開けた。
ベッドに並んで座って、さっきのとろけた笑顔に熱いまんまの絵梨香。
なんかもー、どきどきするし。
顔赤くなってないかな?
そんなことを思いながら、しゅぽって栓抜きでふたを開けた。
「乾杯!」
「乾杯!」
「乾杯!」
カン!
ビンを軽くぶつけて、ぐいってビールをあおるように飲む。
だって、あんなかわいい素の笑顔、無防備な笑顔を絵梨香がひとりじめなんだよ?
ドキドキするっしょ!
熱い! もー熱いですっ! 石川さんっ!
なんかわかんないけどなっまら緊張してのどが渇いたから、止まらない。
だって、あんなかわいい素の笑顔、無防備な笑顔を絵梨香がひとりじめなんだよ?
ドキドキするっしょ!
熱い! もー熱いですっ! 石川さんっ!
なんかわかんないけどなっまら緊張してのどが渇いたから、止まらない。
「はーっ。あーっ。おいしーっ」
気がついたら、一気に飲み終わっちゃってた。
でも、なんかすっごくおいしかった。
なんでかな?
って、考えようとたら視線に気づいた。
「石川さん?」
あいまいな返事をしてピールを飲む石川さんののどがごくって揺れて、なんかそれがすっごく色っぽくって、ドキッ…って。
でも、なんかすっごくおいしかった。
なんでかな?
って、考えようとたら視線に気づいた。
「石川さん?」
あいまいな返事をしてピールを飲む石川さんののどがごくって揺れて、なんかそれがすっごく色っぽくって、ドキッ…って。
あー…。どうしよ…。
ゆっくりと口から少しだけ離れたピン。
じっと絵梨香を見つめる瞳がなんか、妖しい。色っぽくって…引き込まれる。
きっとたぶん、魔法にかかった感じ。
もう、かかってるけど。
じっと絵梨香を見つめる瞳がなんか、妖しい。色っぽくって…引き込まれる。
きっとたぶん、魔法にかかった感じ。
もう、かかってるけど。
じっと見つめたまま、また一口。
ごくりってのどがなった。
ごくりってのどがなった。
「おいしい?」
「飲んだじゃん?」
「もう飲み終わっちゃいました」
「ホントに?」
「ほら」
「だめだよ。もっとゆっくり飲まなきゃ」
わざとらしく怒って見せるけど、それがなんかね、唇尖らせて甘い甘い声でちっとも怖くなくって、なんかね、むしろもっと見てみたい。そして、ガバッって、ね。ふふ。
「はーい」
「でも、強いんだね。お酒」
ふわって笑うから、そんな笑顔とさっきから無邪気に誘ってくる唇に誘われるように、そっと顔を近づけた。
「だって、石川さんと一緒だから」
「えー。そうなの?」
「ふふっ。すきな人と飲むから、なんかおいしかったんです。すごく」
そしたら、ふわって笑ってた石川さんの瞳が艶やかに微笑んだ。
「飲んだじゃん?」
「もう飲み終わっちゃいました」
「ホントに?」
「ほら」
「だめだよ。もっとゆっくり飲まなきゃ」
わざとらしく怒って見せるけど、それがなんかね、唇尖らせて甘い甘い声でちっとも怖くなくって、なんかね、むしろもっと見てみたい。そして、ガバッって、ね。ふふ。
「はーい」
「でも、強いんだね。お酒」
ふわって笑うから、そんな笑顔とさっきから無邪気に誘ってくる唇に誘われるように、そっと顔を近づけた。
「だって、石川さんと一緒だから」
「えー。そうなの?」
「ふふっ。すきな人と飲むから、なんかおいしかったんです。すごく」
そしたら、ふわって笑ってた石川さんの瞳が艶やかに微笑んだ。
「ふふっ。足りない?」
「もう少し…酔ってもいいかな?」
「もう少し…酔ってもいいかな?」
もう、あなたに酔ってるけど。
じっと瞳を見つめたままビールを一口口に含んだ石川さんが、そっと顔を近づける。
押し付けるように重なった唇。
流れ込んできたビールの炭酸の強さと冷たさがなんだかココロをかき回して、パッて火をつけた。
ビールの味なんかわかんない。
だって全部が石川さんの味なんだもん。
おいしすぎてめまいがして、もっとあなたがほしくなった。
流れ込んできたビールの炭酸の強さと冷たさがなんだかココロをかき回して、パッて火をつけた。
ビールの味なんかわかんない。
だって全部が石川さんの味なんだもん。
おいしすぎてめまいがして、もっとあなたがほしくなった。
甘い甘いキスをして、たぶんビールに酔ったせいじゃない熱いカラダを抱き寄せる。
残ったビールをもちろん口移しで飲ませあいっこしたら、ね。ふふ。
白いシーツによく映えた小麦色の肌。
唇で、指先で…。
乱れるあなたに乱されて、燃えて燃えて…一つになった。
唇で、指先で…。
乱れるあなたに乱されて、燃えて燃えて…一つになった。
腕の中で幸せそうな石川さん。
「りか…」
「りか…」
だいすき。
甘えるような上目遣いで見つめられて、なんか言葉にするのが急に照れくさくなって、だからキスした。
ぎゅって。うれしそうに微笑んで、ぎゅってする石川さん。
ぎゅって。うれしそうに微笑んで、ぎゅってする石川さん。
静かな静かな南の国のアツイ夜。
気がつけば開いてたドア。
天国のような幸せな時間。
気がつけば開いてたドア。
天国のような幸せな時間。
(2005/9/15)